先日、エプソンのプリンターEP978-A3の廃インク吸収パッドの交換を行った。
エプソンに持ち込むと1万円か2万円くらいの修理費用を取られてしまう。こんなにお金を出すなら、自分でやったほうが良いと思うのは私だけではないはずだ。
確かに、ネットで調べてみるとそのやり方を説明したサイトやYoutubeなどが目につく。
私はこの修理に、パッド購入代110円、リセット用のアプリの購入に1000円程を使った。パッドは百均のダイソーで購入したもの。その後、特に問題もなく使用できている。
ネットでも、交換するよりは新しいプリンターを購入したほうが良いとメーカー側を支援するような話が出ていたりする。
私の友人は、こうしたプリンターをタダ同然でヤフオクなどで入手して、DIYで修理して、使っている。修理したものをヤフオクで改めて販売している人もいるのではないかと思う。
パッドの交換はまあやむをえないとおもっているが、リセット用のアプリにお金を支払うのは気に食わないなと思っていた。
8月9日にGigazineに、[エプソン製プリンターには「一定期間使用後に動作を停止するプログラム」が隠れており「修理する権利」に逆行しているという指摘]という表題の記事が出ていた。
その中で、「たった1つの部品が耐用年数に達しただけで他は問題のない製品を手放させるのは、電子廃棄物をまん延させ、顧客に高価かつ必要のないアップグレードを強要している」と書かれている。
確かに、廃インク吸収パッドがいっぱいになって使い物にならなくなったとしても、それだけで、プリンター全体が使えないというのはおかしな話である。それに、部品交換はユーザーには無理と言って、やらせない。
さらに、購入した契約書には、そのことをユーザーに目立つ形で示していないというのも問題だと言う。
この記事には私は100%賛成である。この程度のことで、プリンターが使えないようにするのは許せない。特にパッドの交換は絶対に必要なわけで、それなら、交換がしやすいように設計しておくべきだ。製造側の傲慢な態度と言って良いのではないだろうか。
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