スマートウォッチを使い始めて4年近くになる。現在使用しているものは、2台目だ。
購入した当時から、スマートウォッチとしてはAppleウォッチが有名だった。しかし、高価なので私には手が出ない。ということで3,000円程度の安価なスマートウォッチを購入した。
この時計は今でも使えるのだが、残念ながらベルトが壊れてしまった。その代替を一度購入したのだが、その後また壊れた。その時になると、交換のベルトが見つからなくなってしまった。
それに、ベルトの価格も結構高いので、それなら新しいものを購入するのもいいかなということで、現在使用中のものを購入した。5,000円弱だった。
これらのスマートウォッチは、歩数計、心拍数、血圧、酸素飽和度、体温、睡眠、呼吸するなどという健康関連の測定を行えるようになっている。もちろん、これ以外にもスポーツを行う時の測定も含まれている。
この健康関連の測定は、常時時間をおいて測定されている。1日の心拍数の経緯とか、血圧の経緯などがわかる。スマホと接続すると、スマホ側では画面が大きいことも有り、更に詳しい状況を見ることが可能だ。
心拍数、血圧、体温、酸素飽和度などはそれ専用の測定器で正確に測定できる。しかし、常時測定しているわけではないので、測定値の変化を流れとしてみることは、難しい。このスマートウォッチなら、測定値そのものはちょっと不正確かもしれないが、常時測定しているので、ある時点で発生したおかしな値をはっきりと示してくれる。
例えば、心拍数である。心拍数は結構運動量などで変化するのだが、測定するときというのは座って落ち着いた状況で測定しているので、異常値を発見するのは難しい。常時測定していると、異常値が出たときの時刻がわかるので、ほんとに異常なのかどうかも判定しやすい。
血圧に関しては、最近のスマートウォッチの仕様には表示されていないことがある。血圧は現在のようなやり方では、不正確すぎて仕様に書くのはだめということなのだろう。しかし、血圧の変化だけを見ていると、異常値に気づく場合もある。
若い人がスマートウォッチを購入するのは、ランニングなどのスポーツの測定が簡単にできるということが理由のようだ。だから、スマートウォッチは若者のものだというのは間違っている。上に挙げたように、老人の健康状態を見るのに適した測定が多く含まれており、それも常時測定ということで、今までなかった機能である。若者だけでなく、老人にも積極的に購入して使ってもらいたいものだ。
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