2015年7月17日金曜日

Googleの自動運転車の事故

Googleの自動運転車の事故に関しては、今年5月頃に事故が何件か会ったようだという報道があり、Googleもそれを認めたことがニュースになった。そして、その時の報道では、Googleの自動運転車は危険なのではという論調のものが多かったように思う。



我々は自動車の事故ということを聞くと、その車が事故を起こした、つまりその車が原因で事故が発生したと思いがちである。

ところが、最近のGoogleのブログからの情報などからすると、それは違うようだ。事故はGoogle車のほうが事故にあったといったほうがいいものばかりのようなのだ。つまり、人間が運転する車の方がGoogleの自動運転車にぶつかったりして起こした事故ということだ。

それを示すビデオがYouTubeに上がっている。以下のところだ。
https://www.youtube.com/watch?v=WtLp2f-vM14



このビデオの真ん中の白い車がGoogleの自動運転車である。その他の車は赤い線で描かれている。ブログでも解説されているのだが、ビデオで見ると渋滞する交差点の前でGoogleの自動運転車の前の2つの車が止まり、それに連れてGoogleの自動運転車も止まる。ところが、その後の車は車間距離が十分あるにもかかわらず、ブレーキを踏んだ様子もなく、Googleの自動運転車にぶつかって行っている。

つまり、Googleの自動運転車の後にいた自動車の前方不確認、ぼんやり運転で事故は発生したのだ。

自動車の事故で発生する事故の大部分はこういう事故のようで、高速道路でない、普通の道路の交差点あるいはその近くで、あまりスピードも出ていない状態で発生する事故だという。そしてこの手の事故はそれほど大きな被害を発生させないので、警察などには報告されることなく、当人同士て解決してしまうことが多いようだ。つまり、記録に残らない事故ということである。このビデオの事故の場合も、双方の車に乗っていた人には怪我はなく、後続からぶつかった車の前方のバンパー等がみにくく潰れてしまったというくらいのものである。

このビデオで見る限り、Googleの自動運転車は屋根におかれた周辺の監視装置によって、近くにいる複数の車、数十台を監視して、その情報を元に、運転していることが分かる。我々人間ではせいぜい前方と後方含めて見ることが出来るのは10台以下だろう。自動運転車恐るべしである。この周囲の監視能力だけを見ても、人間の能力をはるかに超えている。

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