パソコンを使用していて、疲れるのは、キーボードによる日本語入力だ。ブラインドタッチのできる私でも、スマホで使用している音声による日本語入力は魅力的だ。
日本語入力としては Microsoftのものと Googleのものが代表格だが、それらを比較してみると、 現在のところ、Googleのものが優れていると思う。ただし、現時点での評価で、今後その評価は変わるかもしれないが。
Google音声日本語入力で問題なのが、Google日本語入力を使うことができるのが、GoogleドキュメントとGoogleスライドに限られるということである。
さらに問題なのは、音声入力では句読点や改行の入力ができない。実は、英語の音声入力ではこれができるのだが。
この問題が解決できれば、そのGoogleの音声入力を使って、パソコンのすべてのアプリにGoogle日本語音声入力を使いたい、と思うのは自然の流れというものだ。
つい最近までこれを解決するのは難しいと思っていたが、スマホのリモートマウス(Remote Mouse)というアプリを使うと、それが簡単に解決することが分かった。リモートマウスでなくても、スマホをキーボードやマウスとして使用するというアプリは、実は山というほどあるので、その中から良いのを選択すればいい。とはいうものの、ここではリモートマウスを使用して、日本語音声入力を行うことにする。
リモートマウスのインストールは簡単で、Google Playから無料で入手することができる。
パソコン側はリモートマウスのサイトに行って、専用のアプリをダウンロードし、パソコンにインストールする。このアプリとスマホ側のアプリが、Wi-Fiを使って交信し、パソコンの操作ができるようになっている。従って、スマホとパソコンでWi-Fi接続ができないとこのアプリは使えない。
スマホのリモートマウスを立ち上げると、どのパソコンに接続するかを設定する画面が表示される。接続するパソコンをタップすると、操作ができる状態になるが、この画面ではマウスの操作しかできない。
音声入力するには、画面下に表示されているキーボードのアイコンをタップして、キーボード入力にする必要がある。
さらに、キーボードの画面で、マイクのアイコンをタップすることで、音声入力が開始される。
まだこの方法で文章を入力しているのは初めてのことなので、使い勝手がどうだとかいった判断はもう少し時間が経ってから行なってみたい。
句読点や改行の入力は、パソコンのキーボードを使用して行えば良い。もちろん、パソコンのマウスも使用できるので、スクロールやその他マウスで行う操作もリモートマウスのマウス機能を使わず、パソコンのマウスで行えば良い。
2018年3月10日土曜日
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