昨夜は藤井六段が三枚堂六段と対戦している番組をAbemaTVで見た。藤井六段がプロデビューしてから、AbemaTVの将棋チャンネルを見ることが多くなった。
AbemaVはインターネットを使ったテレビで、普通のテレビで見ることはできない。普通はパソコンで見る。
ただし、私の場合は家のテレビで見ることのほうが多い。スマホもしくはパソコンでAbemaTVを見るようにして、その映像をテレビにChromecastを介して映して見ている。
三枚堂六段との試合は、名人戦C級2組の順位戦で、藤井六段が勝てば順位戦を全勝で昇給するという記録をかけたものだった。プロになって初めて参戦する順位戦を全勝で通過するというのは6人目だそうだ。
三枚堂六段も藤井六段と同じように、今年度四段から六段に昇段している実力のある棋士である。昨年7月には藤井六段を公式戦で破っている。
昨日見始めたのは8時頃だったと思うが、既にその時間なので終局に近くなっていた。よくよく盤面を見ると、藤井六段のほうが優勢なのは素人目にも分かる。今回の将棋は三枚堂六段にとっては全く不本意なものだったようだ。敗戦が決まったあとの将棋を打ち直して検討するというのもなしで、三枚堂六段は将棋の駒を駒袋にしまっていた。
AbemaTVはスマホやパソコンで見る人は多いが、私のようにテレビで見るという人は少ないのではないか。Chromecastやそれに似た機能を持つデバイスを使用すればテレビの画面で見ることができる。あまりスマホやパソコンの機能を知らない人でも使いこなせるようになれば、もっとAbemTVは普及するのではないかと思う。
AbemaTVを運営しているサイバーエージェントの社長は、今の所200億円の損を出していると言っている。しかし、この藤井六段の活躍による将棋チャンネルや昨年の元SMAPメンバーによる番組など、既存のテレビの制約にとらわれない番組作りをしていくことで、近い将来その損を取り返して余りある事業になるような気がしている。
2018年3月15日木曜日
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