2020年3月6日金曜日

コロナウィルス対策を考える(その2)

コロナウィルスの防疫対策はホコリ対策に似ている。ホコリは目に見えると思われているが、実際はそうではない。目に見えないようなホコリが、空気中に飛び回っていると考えたほうが良い。

その一つの例が、先にも取り上げた花粉だ。ちょうど今は花粉症の季節で、大勢の人が花粉症で困っている。しかし、空気中では花粉はあまり見えない。時々、スギ花粉がその木から大量に風で吹き飛ばされている動画を見ることがある。大量に固まると花粉は見える。しかし、ウィルスはなかなか見えない。こういう見えないものを敵にして戦っているということをまず認識する必要がある。

確実とは言えないが、今まで以上に対策を講じるとすると、罹病した人は必ずマスクをすること。外出はしない。その対策期間も治ってから2週間ほどは継続する。こういうことを罹病した人たちがやってくれれば良いのだ。

ただし、これはかなり困難なことである。日本国民全員がこういうことを認識して実行してくれるかというと、かなり難しい。また、罹病しているのかどうかはっきりわからない場合も多いと考えられる。これは風邪を引いた時を考えるとわかる。風邪かなと思ったときには既に風邪にかかっている。しかし、そこで治ってしまったら、普通の人は風邪を引いたとは思わないのではないか。こういうことがコロナウィルスの場合にも発生すると考えたほうが良い。

ということは、コロナウィルスにかかった人たちが、色々対策は取られているが、依然として大勢外にでかけているということになる。そしてそれはコロナウィルスがどんどん日本獣で撒き散らされてしまっているということだ。

だから、これからもコロナウィルスは世界中でどんどん拡散していくと考えたほうが良い。

そしてどんなに防止しても、家の中にこもりっきりなら大丈夫かもしれないが、コロナウィルスをほとんどの人が体の中に入れてしまうことになる。

しかし、大半の人達は大きな病にもならずに、簡単に治ってしまい、しかもひょっとすると抗体もできて、再発しないか、再発しても軽症で済んでしまう状態になる。

ということは、コロナウィルスが適度に蔓延していけば、世界中の大半の人達にコロナウィルスに対する耐性ができて、コロナウィルスは流行らなくなってしまうということだ。

詳しいデータがなかなか出てこないのではっきりしたことは言えないが、年少の人たちはかかりにくいし、かかっても死ぬようなことはない。現在までも、年少の人が死んだという情報を入手していない。

いずれにせよ、大半の人はコロナウィルスを恐れることはないのではないか。もちろん、クルーズ船のような密閉され、隔離された空間で大量のウィルスを体内に取り入れてしまった場合には、死ぬ危険度は上がると思われるが。

エボラ熱の場合には致死率が高いのでこういう具合には行かないが、SARSが発生してから、収まるまでの経緯はこの予想にあっているように思う。ということは、SARSの発生から収束までに半年はかかっているので、今回のコロナウィルスのケースでも半年くらいはかかるのではないだろうか。ということは、東京オリンピックは無事開催できる可能性が高いのでは。

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