2020年3月26日木曜日

コロナウィルス対策を考える(その13): 発生状況のデータ

コロナウィルスの発生状況を知りたいと思って、いくつかのサイトを調べてみた。厚労省のホームページからリンクされている「新型コロナウイルス感染症について」というページからリンクされている「国内の発生状況」というページに表示されているデータが詳しい。あと、新聞社や放送局、あるいは都道府県のサイトなどでも詳しいデータが表示されている。

この厚労省のデータで不満があるのは、各都道府県ごとの毎日の感染者数、入院数、退院数や死亡者数の増加数の推移のデータがあまり示されていないことだ。

日本全国の状況に関しては、上の要求を少し満たしてくれるのは、上に上げた厚生省の「校区内の発生状況」のページの中にある、「発生状況マップ」を出てくる画面である。その画面で、「日次確定数」という画面の右上にある丸の中に小さい四角が4つあるアイコン(マウスをそのあたりに持っていくと表示される)をクリックすると毎日の発生確定数がグラフになっている。


このグラフは左下の方にタブがあって、「日次確定数」、「累計感染者数」、「症例一覧」と表示されている。それぞれのタブをクリックすると、それに従ったグラフや症例が表示される。

じつは、この内容で各都道府県別のものがほしい。知りたいのは、日本国内全体だけでなく、感染者数が多い都道府県でどういう状況にあるかである。特にどこの府県で感染者数が増えているのかどうか?まあ、北海道、東京都など感染者数の多い都道府県ではそういうデータを表示しているところがあるのだが。厚生省のページで一括して表示してもらいたいものだ。

この日次確定数の推移と累計感染者数を見ていくと、コロナウィルスの感染が拡大しているのか、収まってきているのか、なんとなく状況を把握することができる。ただし、コロナウィルスに感染するのには2週間ほど時間を必要としているようなので、十分把握で入ると断定することは出来ないが。

現在の状況を厚生省のグラフで見てみると、全国的には新型感染症は広がっていっている。ただし、急激に拡大しているわけではない。

都道府県で見ると、東京は小池知事の指摘にもあるが、感染者数は急激に増加してきている。北海道は徐々に収まってきている状況にあるようにみえる。大阪府や兵庫県はなんとなく収まりそうな雰囲気ではあるが、まだはっきりとそうは言えない状況にみえる。

つまり、各都道府県で増えてきているところと、減ってきているところとが有り、都道府県でばらつきがあるということだ。我々としては各都道府県の状況も見ながら、どういう行動を取らないといけないか考える必要がある。


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