2020年3月8日日曜日

コロナウィルス対策を考える(その3)

コロナウィルスの蔓延が収まりそうにない。ネットで調べてみると、各新聞社やNHKなどのホームページで状況を示すグラフや表が表示されている。

この状況を見ると、コロナウィルスは全世界に広まったと考えたほうが良いと思える。もともとコロナウィルスにかかっても、症状が出てこない人がたくさんいると考えられるのと、検査数が少ないので、実態がまだ把握されていないと考えられる。しかし、この少ないデータからでも、拡散しているのは間違いないと考えて良いと思う。

このところ、日本中、世界中でイベントなどが中止されており、外出する人も少なくなっているような気がする。

こういう状況では、もはや都市や地域全体を閉鎖するなどというような対策は良くないのではないかと思う。

それ以前に、地域だけではなく、世界中で経済活動が低下してきており、停止している部分もある。これが長期化すれば、世界経済に及ぼす影響は計り知れないものがある。

日本だけに限っても、今のままの状況でも、飲食店やはては百貨店やその他のお店まで、売上が激減している。これがこのまま進むと、倒産してしまうところがそこらじゅうで出てしまう。倒産を防ぐために政府は休業助成金などを出すと言っているが、倒産する可能性のあるところが増えればお金は全く足りなくなる。既に倒産する会社が出てきている。

もともとコロナウィルスというのはそんなに恐ろしい病気なのだろうか。確かに、体に病気を持っている人にとっては死に至る病気であることは確かだ。しかし、大部分の人にとっては、全く問題なく、かかることもない人もおればかかっても軽い症状で経過してしまう人が大半である。インフルエンザ並みとは言えないかも知れないが、それほど恐ろしい病気ではない。

もちろん、防御の体制はきちんと継続して対策しておかないといけない。発病した人を隔離したり、それに関連する場所の消毒などは必要である。インフルエンザのように学級閉鎖ということなども考えられる。また、発病したとわかっていなくても、37.5度以上の熱のある人は外出を控え、マスクを室内でもして、ウィルスを空気中に撒き散らさないようにしないといけない。

そういう対策をすることにして、イベントなどの中止などはやめるべきだ。イベントをやるなら、飲食店などにも行くように啓蒙活動をすべきだ。(ホリエモンは「ホリエモン祭」のイベントをやると言っている)

ただ、残念ながら、こういう案は日本ではなかなか受け入れてもらえない。ホリエモンの「ホリエモン祭」を決行するという話にクレームを付けている人がいる。心配なら[祭」に参加しなければいいだけなのに。マスクは罹患防止には役立たないと言っても、必死になって買いまくっている人達を見ていると、こんな案を出したら、クレームが殺到するだろう。

結局、いろいろな対策を実行しても大きな効果は得ることなく、コロナウィルスははやりまくり、そして何らかのきっかけで収まっていくという経過をたどるようだ。全部が全部そうであるとは言えないが、コロナウィルスにかかった人は、免疫がついて、かかりにくくなるはずである。そうなるとある時期からコロナウィルスを撒き散らす人が減ってくるのと、コロナウィルスにかかる人も減ってくる。いずれはこういう状態になるはずだ。その間、罹患した人には徹底した治療をほどこして、死なないようにしないといけないが。

こんな説得や考えはほとんどの人に受け入れられないかな?しかし、自分のお店が倒産してしまうと考えている人は、この案を受け入れてくれる可能性があるのではないだろうか。倒産する心配が比較的少ない大手の企業に務めている人でも、自分の会社がコロナウィルス騒ぎで業績不振に陥るよりは、少しの犠牲はあるかも知れないが、経済活動を通常に戻すのが良いと考えると思うのだが。

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