2020年3月13日金曜日

コロナウィルス対策を考える(その5)

コロナウィルスの蔓延がなかなか収まらない。私の予想したとおりだ。

ただし、私は花粉症の原因のスギ花粉が飛び回るように、コロナウィルスもどんどん拡散していっていると見ていたが、これは間違いだったようだ。飛び回っても、ある時間が経過するとウィルスの感染力が落ちてしまい、気にすることはなさそうである。これは感染経路がだんだんわかってきたおかげで、全く関連のない場所にいる人には伝染らないことがほぼわかってきたからだ。

感染するのは、空気の入れ替えの少ない、狭い空間で、人が動けないほど混雑した状態で、伝染する。くしゃみに含まれるコロナウィルスが、他人の服や皮膚などに付着して、それが呼吸などにより体内に入ってしまう。それでも、コロナウィルスの濃度が高くなければ、あまり増殖できず、体内に入っても感染しない。

感染する確率には、コロナウィルスが体内に入った人でも、その人の体力に応じて弱い人が感染しやすい。だから、若い人は感染しにくいし、感染しても重症化しない。

大体以上のようなことだと思う。

こういうことなら、学校閉鎖などはやる必要はなかった。もし、学級内で誰かが発病したとしても、インフルエンザの場合と同じで、そのクラスだけをお休みにして、それ以外は休ませる必要はない。一斉学校閉鎖をしたために、どれだけのムダが発生したのか。安倍首相はきちんと認識しないといけないと思うのだが、日本国民の半分以上が、学校閉鎖はやるべきだったとアンケートに答えているので、不思議な国だと思う。どこかのコメントで、日本人の完璧主義が顔を出したと行っているが、そのとおりだろう。

コロナウィルスを閉じ込めるためなら、日本経済を全くだめにしてしまってもいいかという話がなかなか出てこない。ある程度は死ぬ人が出ても、気をつけながら生活して、経済の疲弊を防がないといけないとう話が出てこない。

たぶん、そのうちににっちもさっちも行かなくなった時に、やっと通常の日常生活が出来るような策を出してくるのだろうが、それではおそすぎる。ここにこそ、政治主導を発揮してもらいたいのだが、安倍首相では出来ないのではないか。彼だけでなく、現在の政党からはそういう話は出てくることはないだろう。残念なことである。

春のセンバツが中止になったが、これなど応援の人数を制限しても開催すればよかった。彼ら、高校生は価格可能性は非常に低い。応援する人たちも比較的若い人が多い。自己責任で応援に出かけるようにすれば、高校球児だけでなく、その関係者、例えば旅館などにも迷惑がかからなかったはず。

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