5G、つまり第5世代移動通信システムがこの3月から商用システムとして開始された。それと同時に5G対応のスマホも販売が開始され、一般ユーザーも体験できるようになった。
今のところ私はこの5Gにあまり興味はない。
そもそも、5Gでいう高速通信を利用するアプリを今でもあまり利用していないことが挙げられる。家の中では使用している動画のサービス、たとえばYoutubeやAbematvなども、外で出歩いているときには使用することが少ない。スマホの小さい画面で見る価値がないと思っているからだ。
さらに、Googleフォトなどで写真を見るのも、家の外では極力抑えている。しかし、フォトの場合にはWi-Fi接続をしていないと、写真が表示されるまでに時間がかかり、イライラする事もあるので、こういう場合には良いのかもしれない。
ただ、こういう使い方をすると、使用するデータ量はべらぼうに増えるわけで、これにかかる費用を考えると、便利さを追求するか、費用のことを考えるかで躊躇せざるを得ないと思っている。一応、キャリアのプランを見ていると、データ通信容量を大幅に増やしている。一部では、キャンペーンを実施していて、実質無制限というのもあるようだ。この辺はキャリアの方もよくわかっていて、それに対する対策を講じているということだろう。
これも初期段階では良いと思うのだが、ユーザーが増えてきた場合に、おおもとでの大容量対応が可能か、つまり5Gのインフラがきちんと対応できるのかどうかというのも、心配しないといけないのでは。5Gの回線に負担がかかりすぎるとどうなるかということだが。このところはあまり議論されていないので、よくわからない。たぶん、回線のスピードが落ちてくるという状況が出てくる。今の有線のサービスでも発生しているのに、無線のサービスで発生しないはずはない。
そもそもスマホの画面で動画を見ても、画面が小さいことも有り、十分な満足を得られない。やはり、サッカーや野球などはテレビのような大画面で見たいと思うのは私だけだろうか。
いずれにせよ、5Gを満足に使用できるのは、大都市とその周辺だけで、あとは暫く待つことになるので、全国くまなく5Gが使えるようになるには時間がかかるようだ。たぶん、3年くらいか。その間にじっくり様子を見ながら、5Gの使い始めを決めるのが良いようだ。今週号の週プレでは、韓国など5Gの先進国では、5Gは全然流行っていないという話が出ていた。
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