ワクチンの投与が開始されてから、コロナウイルスの死亡者数はどういうように変化したかを調べてみた。データは厚労省のサイトから入手した。「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)」という表題の資料である。
この資料では、毎週一度新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)として、陽性者数(決してマスコミのように感染者とは書かれていない)や死亡者数を発表している。
上の表は、コロナウイルスの死亡者数を6月2日から7月7日までリストアップしたもので、上の表が累積数、下の表が増加数で示したものだ。
この増加数を年代別に死亡者数がどのように変化したかを示す表にしてみた。以下のようなものである。
このグラフを見る前までは、ワクチンを接種し始めたのが早い70年代、80年代以上に関して、もっと顕著に死亡者数が減っていると思っていたのだが、そうではなかった。
50年代、60年代は6月23日ごろから死亡者数は減り始めている。それに引きかえ、70年代、80年代以上はやっと7月7日の時点になってから、死亡者数が減ってきている。来週くらいになると、減少傾向は進むと思う。
40年代以下は死亡者数が少なく、ワクチン効果など論じる話ではない。それに、この年代はワクチンはほとんどの人が接種していない。
いずれにせよ、ワクチンの接種はコロナウイルスの死亡者数には大きく影響を与えると思うので、今後も注視していきたい。
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