昨年の12月初めにマイクロソフトから紹介されているPowerToysというのがある。しかし、ネットではあまりそれについての紹介がないようだ。
実際にはまだWindows 10に搭載されているユーティリティではなく、別にインストールしないといけない。
以下のような機能をもつユーティリティである。機能の中にはWindows 10 1903(ビルド18362)以降が必要なものがある。
(1)Awake
電源とスリープの設定をより詳しく管理できるようになっており、時間のかかるタスクの途中でパソコンがスリープ状態になったり、画面が消えてしまわないようにできる。
(2)カラーピッカー
実行中のアプリケーションの中の色を選択し、その色をクリップボードにコピーできる。文字の色なども取り込むことができる。取り込む形式はRGB形式やカラーコドなどを選択できる。カラーの編集なども可能だ。
(3)Fancy Zones
複雑なウインドウレイアウトを簡単に作成できる。
(4)Image Resizer
File Explorerで選択した(複数の)画像を素早く変更ができる。
(5)Keyboard Manageer
キーボードのキーの再割当てや独自のキーボード・ショートカットを作成できる。
(6)PowerRename
ファイル名の一括変換、検索、置換を実行できる。結果のプレビューなどいくつか高度な機能が用意されている。
(7)PowerToys Run
アプリをすぐに検索して起動できる。
(8)Shortcut Guide
ユーザーが 1 秒以上 Windows キーを押したままにすると表示され、デスクトップの現在の状態で使用可能なショートカットが表示される。
この他に試験段階の「Video Conference Mute」というものもある。これは電話会議でマイクとカメラの両方をグローバルにミュートできるようにするものだ。
これらの詳しい情報とダウンロードのリンクは以下のところにある。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/
ビデオチュートリアルもあるが、残念ながら日本語でなく、英語である。これも畝のサイトで見ることが可能だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿