数日前に死亡者数の変化について、年代別のデータをこのブログで紹介した。今回は、重傷者に関してはどうなのか調べてみたので、その結果を紹介する。
データは厚労省のサイトから入手した。「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)」という表題の資料である。
上の表は、コロナウイルスの重症者数を6月2日から7月7日までリストアップしたもので、上の表が累積数(累積となっているが、実際はその時点での数値)、下の表が増減数で示したものだ。
この増減数を年代別に重症者数がどのように変化したかを示すグラフにしてみた。以下のようなものである。
これらの表とグラフを見るとわかるのだが、6月初めからコロナウイルスによる重傷者数は殆ど変わっていない。あえて言うなら微減である。
ということは、今の時点では重症者数に関しては、ワクチン摂取による影響が今のところ見られないということである。
重症者が減るというのは、その人が軽症になった場合と、亡くなられた場合がある。重症者が増加するというのは、軽症の人、あるいは症状を持っていなかった人が、重症化したことによる。
この数が今の所拮抗しているということだ。私は重症者の数もワクチンの接種が始まったので、減ってくると考えていたので意外だった。ワクチンの効果については次の厚労省の発表(7月14日)を待ちたい。
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