2022年3月31日木曜日

ワクチン頼りはいつまで続くのか?いつまで続けるのか?

 政府はコロナウイルスのワクチンについて、3回目の接種だけではなく、4回目の接種についても、ファイザー社などに対して発注をかけているようだ。


最近のワクチン接種状況を見てみると、3回目については接種が遅れている。



特に若い世代でのワクチン接種が遅れているようだ。


これで4回目のワクチン接種などあり得るのかちょっと疑問に思う。


もともと、若者はコロナウイルスに感染しても、死亡する確率は非常に低い。そういう理解は若者中に広がっているはずである。


最近、年金生活者に5000円を配るという案が出て、それが不評で自民党内で再検討することになったようだ。


これに比較して、ワクチンはどうなっているか?かなり高い金を、ファイザーやアストラゼネカに支払っている。これまでの3回分の費用は5,000円どころではない。


この無駄遣いについては、マスコミ関係は全くクレームをかけていない。5000円給付には評価しないが、ワクチン3回接種に関しては、相変わらず高評価しているという事なのだろう。おかしな話である。


さらに、まだ3回目のワクチン接種率が低い状況なのに、4回目のワクチンを事前購入というのはどういう事だろう。ワクチンではコロナウイルス対応はきちんとできないことがわかっているのに、一部の人の意見に押されて、ワクチン頼りをしている。


もともと、ワクチンというのはそれを接種すれば、当分の間、少なくとも1年間は病気にかからないという事が常識だったはずだ。それが、コロナウイルスに関しては、特例なのか、3カ月くらいしか持たない。これでは、今後春夏秋冬4回くらい毎年ワクチンを接種しないといけないという事になる。変な話だ。いい加減なワクチンに高額の金を支払い、さらに言うなら、ワクチンを接種してくれる医者などにも高額の手当を支払っている。


さらに、ワクチン接種で後遺症などが発生しているという話があるが、公式には発表されていない。また、死亡したというケースもあるらしいが、これもデータとしてで来ない。こういうデータを発表されたら困る人たちが、情報が流れだすのを抑え込んでいる可能性があるようだ。


もうそろそろ、こういういい加減なワクチンに見切りをつけても良いと思う。むしろ、自分の身を守るためには、運動などを行って体力をつけることだ。今日の朝のラジオ体操でも、体操をして元気な体を作りましょうと言っていた。これに勝るものはない。


この2年間、感染症対策の医者たちや厚労省は何をしてきたのか?全く対応が出来ていない。反省してしっかりした対応をしてもらいたいものだ。





2022年3月29日火曜日

核兵器は戦争を抑止するか?

 ロシアのウクライナ侵攻で、注目されるようになったのが、核兵器である。


ロシアのプーチン大統領は、「核兵器の使用も考える」とウクライナの侵攻を開始するときに明言した。


もともと、ウクライナは核兵器を持っていたのだが、その核兵器をなくすという選択をした。その時点では、米国、ロシアに次いで世界で核兵器を多く持っていた国だったのだが。その内容についてここでは詳しく説明しないが、簡単に言うと以下のようなものだ。


ソ連が崩壊した時点で、持っていた核兵器は、ロシア、ウクライナ、カザフスタン、ベラルーシにあった。この核兵器をどうするかが問題になった。この時、アメリカ合衆国とロシアは、保有兵器を排除するかロシアの管理に移行することに合意するよう、他のソ連の後継核保有国3か国に外交圧力を掛けた。その結果、紆余曲折はあったようだが、ウクライナなど3国は、アメリカ合衆国やロシアからの安全保障や軍事援助、金融支援と金融補償と引き換えに核兵器を引き渡すことに合意した。(Wikipedia「リスボン議定」より)


現在、ここで問題になっているのが、ウクライナが核兵器を持っていたら、ロシアはこんなに簡単にウクライナに侵攻してこなかったのではないかという事である。


この説が正しいかどうか、確かめる手はない。しかし、正しいという人たちは、米国は北朝鮮を攻撃しなかったのは、北朝鮮が核兵器を持っていたからだという主張をする。だから、ウクライナも北朝鮮のように核兵器を持っておくべきだったと。


ただ、この話も北朝鮮が核兵器をもっているから、米国が攻撃を仕掛けてこなかったのかどうか?本当の理由かどうかははっきりしない。


私はウクライナが核兵器を持っていたら、ロシアの方もそう簡単にはウクライナに侵攻してこなかっただろうと思う。当時、ウクライナには3千発ほどの核兵器があったらしい。だから、数十発は残しておくべきだった。それで確実にロシアの侵攻が防げるとは思わない。


今回のようにロシアが攻め込んできたとしても、最後には核兵器があるというのは、ロシアと戦争終結するときに強力なカードになるはずだ。


それにしても、リスボン議定書は何だったんだろう?ロシアも米国もウクライナの安全を保障すると約束しているのに。こういう約束は、国際政治では破られると思っておいた方がよさそうだ。





2022年3月27日日曜日

戦争で先制攻撃をかけた方が悪か?

 今回のロシアのウクライナ侵攻で、かなりの人が先制攻撃をかけたロシアが悪いと言っている。私も何とはなしに、そういうものかなと思っていた。これは高橋洋一先生の話が一番影響しているように思う。


高橋洋一先生は、当然先制攻撃をかけた方が駄目だとYoutubeで話をされていた。なるほど、世界ではそういうものかと納得していた。確かに、敵側は何もしていないのに、先に手を出した方が悪いに決まっていると。


ところが、馬淵睦夫先生の話を聞いてそうではないのではと思いだした。馬淵先生はウクライナ兼モルドバ大使、防衛大学校教授を歴任されている。経歴からも左派とは言えない。その先生の発言を聞いて、先制攻撃をしたロシアだけが悪いという話はちょっと疑問に思った。


そもそも、先に手を出したのが悪いというが、誰がそれを決めたのか?どうも、そういうルールは日本にはない。日本には古くから、喧嘩両成敗というのがある。争いには双方に問題があり、それだから両成敗なのだ。日本には先に手を出した方が悪いという話は、昔から伝わっているわけではない。


これが徹底されたのは、どうも先の日米の戦争が影響しているように思う。太平洋戦争では、日本が先制攻撃をかけた。だから、日本の方が悪いという教育を、我々は受けている。本当にそうなのか。


馬淵先生の話を聞いて、そうではないと思いだした。そもそも、右系の人たちは日本の真珠湾攻撃を悪いとは言っていないはずだ。でも、戦後教育のせいで、先制攻撃をかけた日本の方が悪いと思っている右系の人がいるのではないか?今回のロシアが悪いと言っている右系の人は、ダブルスタンダードではないのか?


だとすると、彼らは本当の右系の人ではない。米国などの西欧の考え方に影響を受けてしまった人たちである。これでは真の右系とはいえず、心もとない。


そもそもロシアはどうしてウクライナに侵攻したのか?プーチンが侵攻を決断したのはどうしてなのか?単に、プーチンが横暴だったから侵攻してきたのか?バカだったから、侵攻してきたのか?これはもう少し、慎重に考えないといけないのではないだろうか?


馬淵先生は、簡単に善悪を判断するのはよくないと言われている。もっと別の影の勢力が影響しているのではないかという事だ。


よく考えてみると、ロシアがウクライナに侵攻した理由の一つに、かつてソ連が支配していた国々が次々とNATOに加盟していることがあげられる。ロシアにすれば、これは由々しき問題だ。NATOは集団防衛システムを構築している。あくまでも防衛システムと言っているが、実は軍事同盟だ。攻撃にも使われる可能性は否定できない。これをロシアが恐れるのは理解できる。


ソ連が崩壊してから、NATOはソ連が支配していた国々をNATOにどんどん加盟させ、ロシア離れを支援している。ロシアにとってはどんどんロシアを攻撃してくる国が増えていると考えてもおかしくない。NATOの中心になっている諸国は、ロシアとの間にバッファができ、安全がより確保できるのだ。


このNATO加盟が戦力を使わない方法で行われている。「我々のNATOに入れば、お宅を守ってあげられるよ」と。こういう甘い誘いには、抵抗なく乗ってくる国は多いはずだ。これが西側諸国のずるい手で、戦力を使わなければ何をしても許されるという思想が、その行動に表れている。これこそあくどい考え方、やり方ではないのか?


米国を見るとわかる。古くはアラモの砦に立てこもった米国人を、メキシコの軍隊が攻め殺してしまった。それを見て、米国はメキシコと戦争を始めて、メキシコの領土をかすめ取った。米西戦争でスペインと戦争をするようになったのも、アメリカ海軍の戦艦メイン号が白人士官の上陸後に爆発・沈没したのを契機に始まった。ベトナム戦争はトンキン湾事件から始まった。イラク戦争は、イラクが大量破壊兵器を持っているという言いがかりを行い、開始された。こういう戦争に関して、米国が謝ったという話を聞かない。


余談だが、日本も関東軍が張作霖爆殺事件で同じようなことをやった。


西欧諸国は、こういう自分たちが仕掛けた事件で、ターゲットの相手国に難癖をつけ、困らせ、その挙句はその国が戦争を開始せざるを得ないような状況を作り出している。


これは太平洋戦争にも言えることだ。米国の当時の大統領ルーズベルトは、日本人などアジア人を蔑視しており、軽蔑していたという話は、米国人の中でも言われている話で、そういう本も出版されている。そのルーズベルトが、ABCDラインなどいろいろ日本に難癖とか制限をかけて、日本がにっちもさっちもいかないようにした挙句、日本が真珠湾攻撃をするようにした。これは、戦後、米国でもそれを署名する資料などが見つかっている。


今回のロシアのウクライナ侵攻にも、その根底に流れている考えには、軍隊を使わず、敵をどうしようもなくして、先制攻撃をかけるように仕掛けている勢力がいるという事だ。特にその勢力と考えられるのは、兵器産業のグループだ。彼らは兵器が使われなければ、兵器が売れないので、上がったりである。会社がつぶれてしまうのだ。だから、戦争を引き起こして、兵器や弾薬を使ってもらうようにする。兵器の効果もそれで見ることができる。今回は戦車攻撃のジャベリンが実に有効という事がはっきりした。


もちろん、仕掛けに引っかかって、ウクライナに侵攻したロシアは問題だが、その陰に隠れて、ひそかにロシアにそういうことをするように仕掛けた知恵のある組織が暗躍しているという事だ。


高橋洋一先生のYoutubeチャンネルは以下のところ。

https://www.youtube.com/c/%E9%AB%99%E6%A9%8B%E6%B4%8B%E4%B8%80%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB



馬淵睦夫先生のYoutubeチャンネルは以下のところだ。

https://www.youtube.com/channel/UCfCqkDF-g0ojP0uXl5zZ5Mw






2022年3月26日土曜日

最近の電力不足で原発再稼働を求める声が出ているが

 最近、東電や東北電力で電力不足の懸念があるという事で、節電の呼びかけが行われていた。ただ、呼びかけは行われたが、需要がその呼びかけによって減ったのが、問題は発生しなかった。


現在は、天候が暖かくなったこともあり、節電要請は解除されている。


この電力不足の話が出て来ると、いつものように原発再稼働というのが話題になる。


東日本大震災ですべての原発が停止されたが、新しい基準のもと、いくつかの原発(今のところ10基)が再稼働したが、残りは10基が再稼働できず待ち状態で、残りは廃炉になっている。


私は再稼働派の意見もあるが、できるだけ原発は使用しない方向に政策を進めていくべきだと考えている。


第一の理由は、原発はその排出するゴミ(高レベル放射性廃棄物など)の最終処理ができる状況にないことである。原発の問題はこのゴミを無毒化することができず、地中に埋め込むくらいしか対応が出来ないことだ。捨てる場所の確保もできていないし、再利用可能なプルトニウムもそれを十分に利用できる状況にない。いろいろとゴミを出す設備はあるのだが、有害物質が放射能を出すというのが問題だ。


第二の理由は、戦争になった場合に、原発を狙われると、その被害が大きいという事だ。これは東日本大震災での福島の原発事故を見ればわかる。いまだに、その被害は続いているが、戦争で原発にダメージを与えられたら、それ以上の被害を被るはずだ。こういう設備が狭い日本の中に20基もあるというのは、大変なことである。先の福島の場合、その死の灰は入間市あたりまで飛んできている。


第三の理由は、他の代替発電で電力量を確保できるのではないかという事だ。最近は地球温暖化で火力発電は問題視されているが、原子力発電よりは自然環境に対する影響は少ないと考える。さらに言うなら、地球温暖化は炭酸ガスのせいになっているが、これが本当にそうなのかどうか?きちんと理論とデータに基づいた説明は行われておらず、その意見に反対の科学者も多い。何らかの政治的な意図があるのではないかとも考えられる。また、代替として考える自然エネルギー発電も、技術革新をしていけば現在よりも安価で、大量の発電が可能になる可能性が高い。


例えば、太陽光発電はまだ発電効率の高い材料を開発できるだろうし、大量生産での価格の低下もまだまだ可能だ。いろいろ問題点もあるが、原発に比較するとそれほど大きな問題はない。


火力発電にしても、炭酸ガスを外に出さないというような装置や工夫が考えられ始めている。


従って、原発推進よりもその他の発電の推進をもっと進めるべきだ。




2022年3月25日金曜日

ロシアのウクライナ侵攻で日本の防衛を考える

 ロシアがウクライナに侵攻してから一カ月が経過した。


私は実はロシアのウクライナ侵攻はあるだろうなと予想していたので、最近の報道で専門家や評論家が、ロシアがウクライナ国境に軍隊を集結していても、侵攻はありえないと考えていたという話を聞いてびっくりしている。ただ、私も侵攻の時期としてはパラリンピックが終わってからかと考えていた。これは春の雪解けを考えると、戦略上、ロシアはそれまで待てなかったので、私の判断ミスだ。


最近、ウクライナ軍が攻勢に転じて、ロシアは敗走しているらしい。あるいは、前進できず、塹壕を掘って耐え忍んでいるとか。これも食料などを含んで、弾薬などの供給路が絶たれると、一ヵ月も持たないだろう。


日本では、軍備を全く持たずに平和にしておれば、戦争が起こるはずはないという考えの人がかなりいる。特に憲法第9条の改憲に反対の人はそうだ。


しかし、このロシアのウクライナ侵攻は、日本が軍隊を持っていなければ、外国から軍隊が攻めてこないという、改憲反対派の夢のような話をつぶしてしまった。ウクライナは何もしていないのに、ロシアは攻めてきた。まあ、ウクライナがNATOに参加する動きを見せたからという話もあるが。日本でもロシアやその他の国が平気で侵攻してくる可能性があるという事だ。


日本には日米安保条約があるので、そのおかげでウクライナのような形の侵攻は起こらないと思うが、それでも米軍が日本のためだけに戦ってくれるはずはない。今回のウクライナでも、米国も含んだNATOの国々はその兵力をウクライナには送ってくれなかった。ウクライナ自身が戦わないといけないのだ。


日本でも、米軍が必ず守ってくれるという保証はない。誰が他国を守るために自分たちの軍隊を派遣してくれるか。日本の軍隊が戦わないのに、どうして他国の軍隊が日本のために戦ってくれるのか?米軍が日本にいるのは、米国を守るためであって、日本を守るためではない。


もともと米国が日本国憲法を作成したときに、日本には軍隊を持たせないようにするという意図があったのだ。これは米国のその時の担当者がそういう意味のことを語っている。


米国は日本が思いのほか激しい戦いをしたので、あの戦争以降、日本が米国を攻めてこないように、巨大な軍事力を持たないように、そういう憲法を日本に作らせたのだ。日本のことを思って作ったわけではない。


この憲法を作成したために、米国がその直後に起こった朝鮮戦争で、その間違いを気づくことになる。


日本に軍隊がいないという事は、朝鮮で戦う米軍の助けにならないという事だ。兵器や弾薬などのほか、食料などその他のもろもろのものの供給などに支障をきたしてしまう。そのため、自衛隊の前身である警察予備隊が作られた。これがその後変遷を経て自衛隊になっている。


この時、本当は日本に軍隊があって、米軍と一緒に挑戦で戦ってくれたらいいというというのが米国の気持ちだったのだろうが、それをやると、その後日本の軍隊が成長して米国と戦うようになるのを、恐れたのだろう。その時は警察予備隊は朝鮮に戦争をするためには出かけなかった。


以上の経緯は余談として、いずれにしても現在の憲法のままでいいという話は、その作成時の話からも、まったくない。いつでも、改正という事を議論しないといけない。


そして、このロシアの侵攻を見て、現実にそれを議論する時期に来ているし、遅すぎるという話もある。






2022年3月24日木曜日

「神道が世界を救う」を読んで

 「神道が世界を救う」を読んだ。どういうきっかけでこの本を目にしたのかはよく覚えていない。たぶん、私が最近興味をいだいている「どうして日本はアメリカと戦争をはじめたのか」という疑問を持って、そういうことに関連する文献を読んでいる中で、見つけたものだと思うのだが。


この本は、サンマリノ共和国駐日特命全権大使マンリオ・カデロ氏と外交評論家加瀬英明氏の対談の形式で書かれている。


この本で最初にびっくりしたのは、「神道は宗教ではない」ということだ。そうではなくて、「神道は信仰である」という。これが本の冒頭に出てくる。


私はそれまで、神道は他の宗教とは何となく違うなと思っていたが、宗教の一つだと缶がていたからだ。しかし、宗教ではなく、信仰だという。どこが違うのか?


まず、神道は信者がいない。「私は神道の信者です」とは言わない。宗教では必ず信徒、信者が存在する。


神道には聖書やコーラン、経典などの書物がない。言葉で書かれた書物がない。


神道は、釈迦、イエス・キリスト、マホメッドなどのような開祖、教祖がいない。


神道には教会や寺院そして信者などを統制する教団が存在しない。


神道には信者を縛る戒律がない。


神道には信者が唱える祈祷文がない。


神道の神社には、誰でもお参りできる。


以下、神道がどれほど素晴らしいかということが色々と語られる。そして、神道が如何に日本に根付いているかについても語られる。


以前から神道について知っていた、他の宗教は男性の神様が最高神だが、神道は天照大御神で、女性だということも言われている。神様がやたらと多く、それも動物や、山や木など色々のものが神様として祀られている。


神道が素晴らしい信仰であることを色々語られているが、そこから、神道はどういうものかを教えられる。


先日和歌山旅行をした。その時に熊野三山にお参りしたが、それらの神社についても語られており、興味深く読んだ。


我々日本人は、神道について学校では教えてもらっていない。しかし、もっと神道について勉強して、神道についての理解を深める必要があると思った。神道は我々の生活の中に深く染み込んでいるのだ。神道の好き嫌いはそれからでよい。神道などまったく認めないとハナから考えている人も、一度は神道とは何かを考えたほうが良いと思う。


その意味で、この本は神道を知る上での入門書としても役立つと思う。



2022年3月22日火曜日

路上ライブで通りすがりの人達がまさかの...!?日本人ストリートミュージシャンが海外の街を盛り上げる

私は街角ピアノとか、路上ライブなどの動画をよく見ている。最近よく見ているのが、ジョージ上川さんのものだ。

彼はオーストラリアのメルボルンを基地に、路上演奏を続けている。

演奏が上手かどうか、これは聴いてもらって判断してもらうとして、その演奏が元気が良いことと、必ず子供たちが彼の音楽を聴いて踊りだすことだ。時には大人も参加して、大勢がダンスする場面が出て来る。みんな、彼の演奏を楽しんでいる。

路上ライブでどのくらいの収入があるのかわからないが、結構投げ銭も入っている。それに、動画をYoutubeにあげているので、その収入もあると思う。

音楽は自分の作詞作曲した曲が中心だ。著作権料の問題があるからだろう。

彼はオーストラリアだけでなく、海外の他の国でも路上ライブをやっているし、路上ライブだけではなく、お祭りなどでの舞台でなどでも演奏している。

今後も元気に頑張ってもらいたいものだ。


2022年3月20日付毎日新聞の辛口数独の解き方

 少し遅くなったが、3月20日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。この問題は5つの唐辛子マークが付いている問題の中でもレベルの高い問題だと思う。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。ここまで進めるのも苦労される方がおられるかも知れない。



これ以上は少し工夫が必要だ。




ここで二つの異なったアイデアがある。その一つが以下の図のようなものである。



上の図で縦横の青の線上には「6」があるので、青のマル印のどちらかに「6」が入ることがわかる。


その上で赤い箱に注目する。この箱の縦横と、その周りの数字を見てみると、「2」以外はそろっていることがわかるので、この箱には「2」が入ることがわかる。


もう一つのアイデアは、下の図で示すようなものである。



まず赤いマル印の2つの箱には、「1」か「5」が入ることがわかる。横の数字を見てみると、「1」か「5」しか残っていないので。次に、青線で示した縦横の数字を見てみる。その線上に「6」と「8」があるので、青いマル印で示した2つの箱には、「6」か「8」が入ることがわかる。という事で、上の段中央の9つのマスで、1から9のうちの数字で残っているのは、「7」である。つまり、緑の四角で示した箱には「7」が入る。


以上2つのアイデアで、「2」もしくは「7」が判明する。いずれの方法でも、それ以降は通常の手段で解いていけるはずである。






2022年3月21日月曜日

韓国のコロナウイルスの感染者数が異常に増加している

 最近はロシアのウクライナ侵攻で、コロナウイルスの話はすっ飛んでしまったような気もするが、未だにコロナウイルスは活動している。


特に気になるのが韓国だ。今まで、韓国は徹底した規制を行っていたこともあり、ワクチンも接種が進んでおり、コロナウイルス対策は中国や台湾と同じく、優等生の国だった。


ところが、最近は感染者数が増加しており、それに伴って死亡者数も増加しているようだ。


まず、(百万人あたりの)感染者数のグラフを例によって、OurWorldInDataから。



このグラフを見ると韓国の感染者数(実際は陽性者数)の伸びが大きい。ただ、最近になって落ちてきているので、ピークは過ぎたかも知れない。感染者が増えてきたのは、最近規制を緩和したせいらしい。人によっては、選挙で大勢の人が集合する機会が増えたからという見方もあるようだが。


ドイツや英国はこの1週間ほど前からまた感染者が増えてきている。これはどうして7日、よく理由がわからない。


米国、カナダ、スウェーデン、インド、そして日本は減少傾向にある。米国、カナダ、インドは日本よりも百万人あたりの感染者数は少ない。これらの国と日本はコロナウイルスは峠を超えたように思える。


一方、(百万人あたりの)死亡者数のグラフをは以下の通りである。これもOurWorldInDataから。



死亡者数が増えているのは、韓国だけだ。あと、英国が増加傾向にあるように見える。米国、スウェーデン、ドイツ、日本、カナダ、インドは減少傾向にある。中でも、カナダとインドは死亡者数は日本よりも少ない。


どうして、インドが他国に比較して感染者数も死亡者数も少ないのか?よくわかっていない。きちんと説明してくれる専門家がいない。ただ、インドはイベルメクチンを飲んでいる人が多くいるようなので、これが少ない原因かも知れない。これも、きちんと解明してくれる専門家はいない。


今まで、韓国は素晴らしいと言っていた専門家は、きちんとこの勧告の状況を説明してくれないといけないが、やれる人はいないと思う。単純に、感染症の専門家は治療はできるかも知れないが、全く感染経路を含む感染に関しては知識がないのだ。


私は一部の医者が言っていたように、コロナウイルスの感染はマンボウや緊急事態宣言などでは防げないと考えている。たぶん、規制を緩和すると、台湾も中国も感染が爆発的に広がるはずだ。今回の勧告の例がそれを示している。


結局、コロナウイルスに感染する人は感染するし、感染したら死亡する人は死亡してしまう。だから、誰もが自分は感染すると考えて、それに対して体力をつけておかないといけない。運動をしないと体力はつかない。マンボウのような規制は百害あって一利なしだ。感染して治ってしまえば、コロナウイルスに対する免疫ができてしまうので、ワクチンよりも強い抵抗力がつく。


実際に感染したら死ぬ可能性が高い重病の人などは、徹底的にコロナウイルスが入り込まないような対策をしないといけない。現在、花粉が飛び回っているが、その花粉がわかるような場所では、必ずウイルスが入り込んで来ると考えないといけない。花粉が入ってくるんだから、それよりも小さいウイルスは当然入り込んでくる。ウイルス対策には小さいゴミが入り込んでくるのを防ぐような、クリーンルームでの対策に似たことを行わないといけない。


私自身は、これでコロナウイルスはインフルエンザに近いものになったので、次の冬までは流行らないだろうと楽観視しているが、さてどうなるか?私の予想が当たるか、あるいは、感染症の専門家で第7波が来ると騒いでいる人が正しいか?





2022年3月20日日曜日

SUICAで福知山経由の大回りをしてきた

 一昨年12月頃にきっぷを使った大回り乗車を行ったことがある。このブログでも紹介した。


最近、ICOCAなどICカードを使用して、この大回り乗車を紹介するYoutubeを見た。それでそれを参考に私も一度SUICAで大回り乗車をやってみようと考えた。


きっぷと違って、ICカードではカードが使える地域が対象になるので、きっぷよりも広いところを周ることが可能だ。この場合、条件としてはその乗車経路が片道乗車になっていることがあげられる。つまりひと筆書きできるように周ることで、これはきっぷの場合と同じである。





今回考えた経路は上の赤線で示したもので、「摂津本山」から「姫路」を経由して、「福知山」、「京都」と周り、「芦屋」まで帰ってくるルートである。


大回りを計画したのは、昨日19日で、経路だけは確認して、なんの準備もせずに家を飛び出した。




摂津本山駅の入り口である。後で、気づいたのだが、出かける時間が悪くて、実際1時間後にでかけても同じ時間の電車に姫路からは乗ることになってしまうという時間だった。




摂津本山から普通電車で、三宮駅まで。そして、新快速に乗り換えて、姫路まで向かう。



姫路駅までは順調に進んだのだが、ここから播但線で和田山まで行くのに、良い時間の電車がなく、1時間後でも和田山に到着するのは同じということが判明した。


姫路駅で1時間余過ごすのはたいへんだなと、まずは駅の改札口近くへ。そこに有名なお菓子「御座候」を売っていたので、赤あんと白あん、それぞれ一つずつを購入した。締めて、190円。


20分ほど待つと和田山までは行かないが、途中の福崎に行く電車があるということがわかったので、それでとりあえず福崎まで行くことにした。


姫路駅は播但線に行くのに、山陽本線との間になぜか改札がある。ここでICカードを使用しないといけない。




この改札を渡ってしまったあとで、姫路の有名な駅そばを食べるのを忘れていたことに気づいた。一旦戻っても良かったのだが、今回は諦めることにした。




福崎に到着。




線路の向こうに見えるのが、姫路から福崎に来た赤い色の列車で、ここで折り返して姫路に向かうようだ。




福崎でトイレを使ったので、線路の上を通る通路を通った。上の写真はそこから撮ったものである。福崎で20分ほど待っていると、寺前行きの電車が来た。




寺前から和田山まで行く電車は上の写真にあるものだ。




和田山到着。この駅から古い大きな建物が見える。




これは古い建物である。後で調べてみると旧和田山機関庫というものだった。壊さないで残してある。駅からは出られないので,近くによってみることはできない。




和田山駅で福知山行きの電車を待っていると、向こう側に城崎温泉行きの電車が到着した。




上の時刻表は私の乗った福知山行きの普通列車が表示されている。その下に注目してもらいたいのだが、新大阪行きの特急こうのとり18号が、10分ほどあとに和田山駅を出ることになっている。この列車を福知山で見送ることになるとは、このとき気づかなかった。




福知山行きの列車が入ってきた。これで福知山駅に向かう。




福知山に無事到着。ここで園部行きの列車を待っていると、和田山駅の時刻表に出ていたこうのとり18号が駅に入って来た。




福知山駅でこうのとり18号に抜かれる。これに乗って帰ると楽に帰れるのだが。これに乗っても一応大回りはできる。特急料金はかかるが。これを利用すると福知山線経由で尼崎に出て、芦屋に帰るというルートになる。




福知山から園部に到着。この区間は結構長い区間で、1時間以上乗っていた。だんだん、座り疲れが出てくる。





園部から京都に到着。約40分の乗車である。この途中に月読橋球技場があるので、途中から満員になってしまった。私は始発から乗っているので、座れているが、立ったままで京都まで行くのは大変だ。




このあとは、京都から新快速で芦屋まで。芦屋駅からSUICAで簡単に出られなかった。警告が出てしまったのだ。やむをえず、駅員に「大回り」をしたことを説明して、改札を通ることができた。どうも、姫路で播但線に行く時に改札を使ったため、警告が出たようだ。


これでこの日の大回りは終了である。京都駅の駅ナカで買い物などをしたので、家に帰り着いたのは夕方7時を過ぎていた。


摂津本山駅から芦屋駅まで、130円である。往復料金を支払うので、260円。これで長時間電車に乗って、色々のところを回ってこれるというのは、良いものだ。また、機会があれば計画してみたい。






2022年3月17日木曜日

新宮市観光(神倉神社、熊野速玉大社、阿須賀神社など)と熊野本宮大社

 和歌山観光の最終日は新宮市内観光をまず行った。一行の一部が東京に帰るので、午前中新宮市を観光して回ることにし、お昼頃の列車で新宮駅から見送ることにした。


休暇村南紀勝浦を9時頃に出発して、まず向かったのは神倉神社である。事前の調査をきちんとしていなかったので、神社に到着したときには驚いてしまった。神社は山の中腹のようなところにあり、しかもその階段が急で、足腰の悪い人には登れないものだった。



この坂を地元の人と思しき人達は足の悪そうな方も登って行っている。私は高所恐怖症もあるし、足も少し調子が悪いので登るのを諦めた。


登って行った人たちを待つ間、近くにある表示を見てみると、年中行事が書いてある。それには御燈祭というのがあり、白装束姿の男達が御神火をいただいて、その急な坂をかけ下るということが書かれていた。すごいお祭りがあるものだ。


次に向かったのは、熊野速玉大社である。ここも那智大社と同じ熊野三山の一つである。ここには境内に御神木、樹齢千年の「梛(ナギ)」の樹がある。国指定の天然記念物。さすがに木の根元を見ても直径は3m以上ありそうだ。






駐車場の直ぐ側に佐藤春夫記念館があったが、残念ながら休館日だった。


次に向かったのは、阿須賀神社である。蓬莱山を後ろにして鎮座している。ここが熊野発祥の地であると言われている。縁結びの神様と事前の調査で聞いていたのだが、そういう説明はなかった。



次に向かったのは、浮島の森。池の上に島が浮いていると聞いて行ってみた。実際に見ただけでは浮いているかどうかわからない。



浮島が浮いているのは、植物の遺体が泥炭となって、その泥炭で島ができているので浮いているということのようだ。戦後直後に農作物をこの池を埋めて作っていたり、その後を駐車場にしたりしていたのだが、元の状態にあるとき戻したと言う。島には渡れるようになっており、通路もできている。この通路を通っていると、なるほど浮いているなと実感できる。


ここから新宮駅に向かい、我々一行の一部の人たちの見送りをする。新宮駅では遠距離や特急券の購入にたいへん手間取った。券売機が一つしかなく、特急券などは電話で支持するようになっていた。これでは時間がかかってしまう。


新宮駅からは最初の出発地の神戸に向かう。途中、熊野本宮大社があるのがわかり、参拝することにした。ここも熊野三山の一つで、我々はこの旅行で熊野三山の3つの神社をすべて回ってことになる。



本宮と言うだけあって、ここが熊野三山の中心、全国に4700社ほどある熊野神社の総本宮である。



直ぐ側に大斎原があり、ここがもともと社殿があったところだったようだ。水害などがあって、今の社殿のある場所に移されたようである。


ここからは、堺市を経由して神戸に向かい、長旅を終了した。




2022年3月16日水曜日

熊野那智大社と那智の滝

 和歌山旅行の第三日は、熊野那智大社と那智の滝を訪問した。そして、時間が有ったこともあり、潮岬を訪問し、灯台と本州最南端に行った。


宿は昨夜入った休暇村南紀勝浦で、連泊でこの日はそのまま同じ宿に泊まることになっている。連泊にしておくと、宿に荷物をおいておけるので便利だ。


宿から熊野那智大社までは約1時間のドライブである。


私を除いて歩ける人は、那智山表参道を通り越したところにある駐車場で車を降りた。駐車料は無料だった。


この駐車場から引っ返してすぐに、寺防災道路というのがあるので、そこから上の方に車で登れる。ただし、有料だ。この道路で登って行き、阿弥陀堂を過ぎたところに駐車場がある。途中、三重塔のあたりにも止められるところはあるのだが、そこではなく駐車場もっと上にある。


この駐車場からはほとんどアップダウンなく、熊野那智大社に行くことができる。



熊野那智大社の直ぐ側にある樟は天然記念物になっている。この木の根本には空洞ができていて、通り抜けすることができる。胎内くぐりと言って、御札を持って通り抜けると無病息災などのご利益があると言う。

熊野那智大社で少し待っていると、途中で降ろしたみんなが登ってきた。



駐車場から熊野那智大社まで行く途中に三重塔と滝を見晴らせる所があり、ここはフォトスポットだ。


熊野那智大社にお参りしたあとは、三重塔を経由して、那智の滝に向かう。那智の滝に向かう道路脇に鳥居があるが、その鳥居から滝まで歩いて数分で行ける。



那智の滝はその滝そのものが御神体で、神社になっている。御神体ということもあると思うが、滝壺まではいけない。



和歌山に旅行をしようとした一つの目的は、この那智の滝だったので感慨無量である。これで日本三名瀑をすべて行ったことになった。三名瀑というのは、袋田の滝、華厳の滝、そしてこの那智の滝である。この中でも那智の滝は一番素晴らしいと感じた。


まだ、お昼近い時間だったので、潮岬灯台と本州最南端を訪問することにした。白浜から勝浦に来るときに通り越してしまったところである。


潮岬は台風などがやってくると、ラジオやテレビの放送でよく名前が出てくる灯台で、台風の通り道にある。現在も稼働稼働しているが、無人運転だ。灯台の上まで上がっていける。ただ、灯台の敷地に入るのは有料である。駐車場もあり、こちらも有料だ。



本州最南端はこの灯台から来るまで数分のところにある。特に何があるというわけでもなく、本州最南端の碑が立っているだけだ。写真で示す大きな碑の他に、小さいものが別のところにある。



潮岬観光タワーが有って、ここで食事ができる。他にもカフェなどがあるので、食事はここを利用すれば良い。この最南端の地点には結構広い広場があり、子どもたちが遊べるようになっている。遊具はなにもないが、走り回るだけでも面白い。


この地点から休暇村南紀勝浦まで約1時間のドライブである。勝浦にある勝浦漁港にぎわい市場に寄ったが、時間が過ぎており、残念ながら買い物を楽しめなかった。





2022年3月10日木曜日

アドベンチャーワールド、パンダも良いし、イルカショーも良い

 和歌山旅行の第2日目は、白浜のアドベンチャーワールドである。陸、海、空の動物が140種、1400頭いるらしい。動物園だけでなく、水族館、そして遊園地もある。


ここはパンダが有名だ。日本の動物園の中で最多のパンダが居る動物園である。そして、その飼育も優れていて、赤ちゃんがたくさんできている。


園内はかなり広く、歩いて回っていたら、一日では回りきれない。


今回は、パンダ、イルカのショー(マリンライブ「Smiles」)、そして列車タイプの専用車で周るサファリワールド、という3つのテーマを楽しむことにした。それぞれの所要時間は20分くらいなのだが、待つ時間などを考えるとこれで3時間位は取られると考えた。



入園してすぐにパンダ館(パンダラブ)に行って、パンダを見ることにした。パンダはブリーディングセンターでも見ることができる。コロナの影響でパンダに近づける場所が、少し離れて見るように制限されていたのは残念だった。


次にサファリワールドを無料の列車タイプの専用車で1周した。サファリワールドは車で回るだけあって相当広い。ただ、徒歩でも回ることができる。時間があればこちらのほうがゆっくり楽しめる。手っ取り早く園内の動物を見て回るには、列車が良いだろう。


次に、ブリーディングセンターに行き、別のパンダ4頭をみた。こちらの方がパンダラブよりも人気があり、人がたくさん集まっていた。最近生まれた赤ちゃんパンダが人気なのだ。ただ、もうこの時期にはほとんど大人のパンダと同じくらい大きくなっていたので、どれがその赤ちゃんなのかよくわからなかったが。







イルカショーは見る前はあまり期待していなかったのだが、素晴らしいショーだった。イルカもよく訓練されている。空中にあるボールを蹴ったり、人間とダンスをしたり、プールの外の人と会話をしながら動くようなことをしたり、など色々の芸をやってくれた。ショーの様子などを映す大きなディスプレイも、観客を映してみたり、ショーを色々の角度から撮ってみせたりしていた。他の水族館でもイルカのショーを見たことがあるが、ここは今まで見た中では一番良かったように思う。






我々はこの3つのテーマでアドベンチャーワールドをざっと見て回ったというのが、いい表現だと思う。11時頃に入園して、15時頃に園を出た。それぞれの場所で、動物に餌をやったり、乗ったり、などいろいろと楽しめる企画があり、それらをすべて楽しもうとすると2日間かけないとだめなくらいである。


遊園地では、観覧車とジェットコースターを楽しんだ。これ以外にもいくつか楽しめるものが用意されている。


園内にはレストランやお土産店もある。駐車場もかなりの量の車が駐車できるようになっている。


チケットはインターネットでも購入できる。ただ、今回はコロナウイルスで入場者が少ないので、ネットで事前に購入しておかなくても、列を作らず購入することができた。




2022年3月8日火曜日

紀淡海峡に浮かぶ無人島、友ヶ島にハイキング

 和歌山旅行の第1日目(3月4日)の目的地は、友ヶ島だ。


友ヶ島という島はなくて、いくつかの島の総称として友ヶ島と呼ばれている。現在は人が住んでいない無人島だ。


加太港から遊覧船が出ており、1日に数回往復している。夏の繁忙期の方が往復する回数は多い。


朝の11時発の船で友ヶ島に渡った。島まで20分ほどで、島の玄関口の野奈浦桟橋に到着する。



目当ては、島内に点在する砲台で、第1砲台から第5砲台まである。その他に灯台や展望台などがある。砲台の中でも一番規模の大きい第3砲台は中に入ると暗いので、懐中電灯を持っていくようにという注意書きがある。持っていない場合には、船に乗る前のチケット売り場で懐中電灯を購入するのがおすすめ。スマホのライトでも良いかもしれないが、やはり懐中電灯があったほうが、明るくて足元の確認には良い。


島内に食事を提供するところはない。食べ物と飲み物は持参する必要がある。ずっと前には食事を提供するところもあったようだが、現在はなくなっている。


船が島に到着したら、右手の方に案内所があり、無料で地図を入手できる。ネットなどでも地図が示されているが、ここで入手できる地図が一番良いと思う。


島内には案内板が道の別れているところには必ずあって、行き先が示されている。ただ、崖崩れなどで通れなくなっているところがいくつかある。今回の訪問では、野奈浦桟橋から海岸沿いに灯台まで行く道が通行止めになっていた。


そのため我々は第5砲台にまず行き、第1砲台跡、第2砲台跡と友ヶ島灯台は行くのを諦めて、小展望台から、タカノス山展望台、第3展望台という経路をとった。



タカノス山展望台は山の上だが、広場になっており、ベンチも置かれていて、昼食などをするのには適している。眺めも良く、紀淡海峡やその先の四国、六甲、和泉方面の山々が見渡せる。


第3砲台跡は大砲を据え付けておく砲座が4つ並んでおり、それぞれの砲座がトンネルで繋がっている。このトンネルを通るのに、懐中電灯が必要だ。照明がところどころに行われているが、足元の確認が必要なとことがあるので。







時間があれば、第3砲台跡から北東に進み、島の北東端まで行くことができる。我々は野奈浦桟橋まで戻って行った。ほぼ3時間位のコースである。


15時30分発の船で加太港に向かった。野奈浦桟橋では1時間ほど余裕があったので、第1砲台跡や灯台などを回っても良かったのだが。






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