2022年4月26日火曜日

PCR検査の勘違い

 よくPCR検査をして陽性でなかった人がテレビで、ホッとしたような顔が映し出されることがある。


これを観ていつも、「えっ、安心していいの?」と思うのは私だけだろうか?


いまでも、自分がコロナウイルスに感染していないかを確認するために、PCR検査を受ける人がいるようだ。


これはおかしいでしょう。


普通の風邪などなら、体調が悪くなって、自分でも風邪だとわかった時点で、病院に行って、医者に診てもらう。そして、医者に判断してもらうのが普通だ。


PCR検査は喉や鼻の粘膜に、コロナウイルスが付着しているかどうかを検査するもので、コロナウイルスに感染しているかどうかを検査するものではない。


たとえ、鼻や喉の粘膜にコロナウイルスが付着していても、体内に入ってきて、コロナウイルスの症状を発生させたなら、感染したと言える。このときには自覚症状もあるはずだ。


PCR検査を受けた時点では、喉や鼻の粘膜にコロナウイルスが付着していなくても、その直後に、例えば、検査を受けたその場所でコロナウイルスを吸い込んで、喉や鼻の粘膜に付着することもありうる。


だから、PCR検査で陰性と判断されたとしても、安心してはいられないのだ。


まあ、コロナウイルスも騒がれたほどには大したことはなく、風邪やインフルエンザ並みであることははっきりしてきている。だから、直後にコロナウイルスが花屋喉の粘膜に不着したからと言って、大騒ぎすることはない。


コロナウイルスも発症したかなと思ったら、病院に行ってコロナウイルスに感染したかどうかを確認すればいい。よほどのことがない限り、死亡するということはないのだ。

もちろん、風邪やインフルエンザ並みに注意は必要だが。



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