幼稚園児をバスの中に置き去りにして、園児が死亡した。つい、2,3年前にも同じような事故が発生したのを覚えている。
こういう事件が立て続けに起こるというのは、不思議な気持ちになる。どうして、対策を行っていなかったのかという事で。
何事も問題が発生したら、その対策をいろいろ考えて、実行する必要がある。この幼稚園ではどいういう対策を行ったのか?その点を追求するマスコミの記事が目につかない。目についたとしても、その対策は不完全なものだ。
こういう問題が発生したら、それを防ぐのにどうすればいいのか。
私が目にした記事では、バスに運転手が行う手順を示しておいて、その手順が行われたかどうかシステムでチェックするというものだ。こういうシステムを使うのも良いが、あまりよさそうなシステムに思えない。一人の運転手に確認を頼っている点は変わらない。
こういう時には、ダブルチェックを行うようにすることが大切だ。運転手が確認することと、別の誰かが確認するという手が、すぐに思いつく。運転手が確認したあと、10分から30分経過したときに誰かが確認するというものだ。幼稚園のどこかに確認掲示板を作っておき、運転手が確認したというチェックを入れた後に、別のチェッカーが確認したというチェックを入れる表を作っておく。
このシステムでの問題は、運転手とチェッカーがなれ合いになってしまい、いい加減なチェックを入れてしまうことだが、これは園長などが毎月、それを確認するという方法などで防ぐことができる。チェッカーを毎月変更するとか、毎週変更することでも、システム強化になる。
出欠をきちんと確認できるなら、出席者を数えることで、チェッカーを置く必要はないのだが。出席をきちんと数えるシステムを考えるのは、大変なのではないかと思う。
対策は、簡単に誰でもできるというのが一番いい。
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