2022年9月25日日曜日

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時発生の可能性は低い

 最近、ワクチン推進派の感染症専門家から新型コロナウイルスとインフルエンザの同時発生の可能性があると言う発言が目立ちます。


しかし、これは本当なんでしょうか。


2020年に新型コロナウイルスが発生してから、インフルエンザの発生は全くと言っていいほどありません。従って、今年の冬にインフルエンザとコロナが同時発生する可能性は低いはずです。可能性がないとは言い切れないのですが。


数ヶ月前から、オーストラリアでインフルエンザが流行しているというニュースが、流れています。例えば以下のところです。

https://www.asahi.com/articles/ASQ6H5609Q6GUTFL00B.html?iref=pc_photo_gallery_bottom


この記事は、6月16日付の記事ですので、そこに示されているグラフも少し古い情報です。


新しい情報はオーストラリアのDepartment of Health and Aged care(日本で言う厚労省のようなところ)のサイトから入手できます。9月11日頃の情報です。

下のグラフは、そのサイトから入手した報告書にあるインフルエンザの発生に関するグラフです。



2つのグラフを比べてみるとわかるのですが、インフルエンザはオーストラリアでは下火になっています。


更にオーストラリアの報告には、今年のインフルエンザがひどかったということは書かれていません。普通の毎年あるインフルエンザ並みということです。


オーストラリアではインフルエンザが発生しているので、それではどこの国でも発生しているかというと、それを探すのが大変なくらい流行っていません。例えば同じ地域にあるニュージーランドを調べてみると、全く見つけることができませんでした。


もちろん、WHOの報告でも、インフルエンザが、今年今まで以上に流行っているところは、南アフリカだけだとあります。全世界で流行っていない。


新型コロナウイルスとインフルエンザが同時発生する可能性は、あることは否定しませんが、可能性は低い。感染症の専門家には、可能性があるというのと同時に可能性は低い、と言ってもらいたいですね。そうでないと、普通の人は可能性は高いと感じてしまうので。


更に言うなら、インフルエンザが大変な状況になるという話は、オーストラリアでも南アフリカでもそれほど騒いでいるわけではない。だから、日本でも同じように騒ぐ必要はないということです。つまり、インフルエンザが流行ったとしても、従来と同じ程度で、それほど問題視するものではないということです。


それに、新型コロナウイルスもだんだん弱毒化しており、インフルエンザ並みになっています。(私は新型コロナウイルスは当初からインフルエンザ並みと考えていますが)つまり、従来のインフルエンザくらいの感覚で過ごせばいいということです。もちろん、感染したら寝込むことになる可能性もあるので、注意する必要はあります。しかし、今まで新型コロナウイルスに対応していたような極端な対応は、必要ないということだと思います。





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