2022年9月30日金曜日

今年の死亡者数は過去3年を比較して異常に多い

 9月27日に厚労省から人口動態統計速報が出た。


この速報を見ると、以前から指摘しているように、死亡者数が過去の状況と比較して異常に増えている。


実際にその速報からのグラフをいかに列挙してみる。令和元年、令和2年、令和3年、そして令和4年の7月までのグラフだ。


令和元年(平成30年)


令和2年


令和3年

令和4年

これらのグラフを見てみると、令和3年と令和4年は、令和元年と令和2年に比較して、大幅に死亡者が増えているのがわかる。


コロナウイルスを恐れている人は、この原因はコロナウイルスで死亡した人が増えたからだというかもしれない。しかし、実際の数字を見てみるとそうではないことがわかる。


コロナウイルスの死亡者数は、昨日時点で44,678人である。これは2020年からの死亡者数の合計なので、年間では15千人を超えていない。(コロナウイルスの超過死亡数に関しては、データの取り方が異なるので、数値は課題になっている可能性がある)


毎年の死亡者数が、150万人くらいなので、コロナウイルスの(超過)死亡者数はそれに比べると格段に少ない。1%くらいの割合である。


とすると、他の原因での死亡者数が増えていると考えられる。


ただ、私はその原因はコロナウイルスによるものが大きいと考える。つまり、あまりにもコロナウイルスを恐れてしまい、老人の運動が減ってしまうというような影響が出てきて、死亡者数が増えたのではないか。


変な話だが、コロナウイルスの死亡者は少ないのに、それを恐れてしまって、老人の活動が減り、それが原因で、コロナウイルスで死ぬよりも多い人が亡くなっているという事だ。


このままコロナウイルス対策が続けば、あるいは対策は変わっても、人々がコロナウイルスを恐れるあまり、その活動が低下したままだと、この傾向は続くのではないだろうか?





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