今日の日経新聞によると、
「政府は22日、現行の健康保険証を2024年12月2日に廃止することを盛り込んだ政令を閣議決定した。保険証の新規発行をやめ、マイナンバーカードと健康保険証が一体となった「マイナ保険証」への移行を促す。」
ということのようだ。
マイナンバーカードの紐付けとして、健康保険証はすべての国民が持つものなので、普及としては一番効果がある。
運転免許証なども紐付けが考えられているが、運転免許証は国民全員が持つものでないので、全員にマイナンバーカードを持ってもらうというための牽引役とはならない。
上の閣議決定は、政府のマイナンバーカードに対する並々ならぬ覚悟が示されているようだ。マイナンバーカードを持っていない人に対する対応も一応考えられているが、5年限りのようだ。
一旦、全員がマイナンバーカードを持つことになれば、それを前提として、色々の取り組みが強力に推進できる。
我々にとって便利だと感じるのは、色々の補助金等の受給にも使えて、簡単に手続きができることだ。税金の納入にも使えて、手続きは簡単になった。
これからは、各人がマイナンバーカードを持っているということを前提に、国の施策を考えることが出来る。これは、システムを考える側としては、便利なことで、システムも簡単になるし、システム構築の費用も軽減される。
現在問題になっている、政治資金も、その把握にマイナンバーカードを使うことで、よりクリーンになっていくのではないだろうか?
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