12月3日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。この問題は従来から示していた解法では単純には解けない問題で、少しレベルが高い問題である。
問題は上のようなものである。
とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。
これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。
ここで下の図を見てもらいたい。
右側上段の9つの箱に注目する。この図で赤い四角で示した箱に注目する。矢印で示した部分には「7」以外がその直線上にあるので、赤い四角に「7」が入ることがわかる。
そうすると、「7」がすべての場所で入るとことがわかるはずである。以下の図である。
ここで、やはり、左端の直線上で、縦横の直線上にある数から、「5」の入る箱がわかる。以下の図である。
その結果を利用して、わかるところを埋めていくと以下の図になる。
ここから先は、なかなか簡単に埋まらない。
以下の図を見てもらいたい。2つの矢印の上には「1」と「3」があるので、赤い四角で示した箱には、「1」と「3」が入り、他の数字は入らない。l
その結果を利用すると、以下の図のように、上段中央の9つの箱のうち、丸印で示した箱に「5」が入ることがわかる。
これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。
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