2023年12月6日水曜日

NHKニュースウオッチ9は放送倫理違反

 NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」で、新型コロナウイルスのワクチン接種後に家族が亡くなったと訴える遺族3人を、コロナ感染で亡くなった人の遺族のように取り上げた問題で、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は5日、「放送倫理違反があった」とする意見書を公表した。


上の内容は朝日新聞の記事からの引用だが、各新聞とも同じような内容で、NHKの放送倫理違反を報道している。


詳しい内容は以下のようなものである。(毎日新聞の記事から引用した)


NHKは5月15日、ニュースウオッチ9の終了間際に「新型コロナ5類移行から1週間・戻りつつある日常」と題した約1分間の動画を放送し、遺族3人の声を流した。3人の家族はコロナワクチン接種後に亡くなったが、映像のテロップなどからコロナ感染で亡くなったと誤認される内容になっていた。


これを問題視した、遺族が、「コロナ感染症での死と、コロナワクチン接種死亡との違いもごちゃ混ぜにして報道するなどあり得ないもので、あまりにずさんな番組作りは許せない」などとするコメントを発表した。この問題を巡って、遺族側は7月、BPO放送人権委員会にも審理申立書を送っている。


この問題について、各新聞ともに事実関係を報道しただけで、問題の底にある意図的に問題をすり替えている点について、言及していない。


この報道の問題というのは、新型コロナウイルスのワクチンによって、死亡者が出ているというのを、なぜか隠しているように見えることだ。


ここには、厚労省などがワクチンでなくなった人がたくさん出ているという事実を報道してほしくないといいう意向を持っており、それがわかっているNHKがあえて報道しなかったという点である。


このNHKの報道だけでなく、色々の場面で、コロナウイルスのワクチンを接種してほしい厚労省の意向を重んじた話がある。ワクチンで死亡したという話を、NHKだけでなく、他の放送局も、新聞なども全く報道しない。さらに、医療機関でもワクチンで死亡した人の人数をきちんとデータとして把握しようとする動きが、見えない。極力、ワクチンで死亡した人の数を少なく見せるようにしているようだ。


今回、BPOが倫理違反としたために、各新聞、放送局ともに、それは報道したが、ワクチンで死亡している人が多いのに、報道がきちんと行われていないという話は全く行わなかったことでも、よく分かる。


ワクチンを接種しなければ、死亡しないですんだ人がたくさんいることをきちんと我々は認識しておくべきだ。



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