2015年11月11日水曜日

Firefoxバージョン42でプライベートブラウジングが強化された

プライベートブラウジングというのは「ブラウザで表示したページの履歴やその他多くの情報をブラウザに残さずにインターネットを閲覧できる」機能である。これはFirefoxでは高表現されているが、Chromeではシークレットウィンドウと呼んでおり、EdgeではInPirvateウィンドウと呼ばれている。

この機能はどういう場合に役立つか。パソコンを家族や友人と共用している場合に、自分がどんなサイトを訪問したとかどういう操作をしたとかいうのを知られるのが困ることがある。例えば他人に知られたくないような変なサイトを見ていたとか、家族に内緒でプレゼントを購入したのをみられたくないとかいうような場合である。こういう場合にプライベートブラウジング機能を使用してインターネットにアクセスしておけば、そうした情報が他人に伝わらないのだ。

この機能はどのブラウザでも同じような手順で立ち上げることが出来る。
たとえば、Edgeでは画面右上隅の3つの点のアイコンをクリックする。




出てきたリストの中に「新しいInPrivateウィンドウ」というのがあるので、それをクリックすると新しいウィンドウが表示される。



新しいウィンドウの左上隅に「InPrivate」の表示、あるいは画面に斜線の入ったアイコンが表示され、さらにその空いているタブにも「InPrivate」の表示がされる。

Chormeでは画面の右上隅の三本線のアイコンをクリックする。



出てきたリストの中から「シークレットウィンドウを開く」をクリックする。そうすると新しいウィンドウが開かれる。



新しいウィンドウの左上にはシークレットウィンドウを示す探偵の絵のアイコンが表示されている。

Firefoxでは画面右上隅の三本線のアイコンをクリックする。



出てきたリストの中から「新しいプレイベートウィンドウ」のアイコンをクリックする。そうすると新しいウィンドウが開かれる。



新しいウィンドウの右上に紫色のメガネマークのアイコンが表示され、プライベートウィンドウであることを示している。

いずれのブラウザでもほぼ上に述べた様な機能なのだが、今回「Firefox バージョン42」はこのプライベートブラウジングに更に新しい機能を追加したことである。

企業などがユーザがブラウザを使用してインターネットを閲覧している時に、そのユーザのデータを収集していることがある。ブラウザを使用してインターネット閲覧をしていると、閲覧しているサイトの広告などからユーザのデータを入手している場合があるのだ。それをユーザが阻止(制限)できるというものである。これをFirefoxは「トラッキング保護」と呼んでいる。

詳しい説明は実際にFirefoxを立ち上げて、プライベートウィンドウを開いてみると良い。画面の中に「動作の仕組みをみる」というところがあるので、それをクリックすると仕組みの説明が出てくる。

更に詳しい情報がほしい人は、画面左下に表示されている「詳細情報」をクリックすると良い。詳細情報の書かれたページが開かれる。

このページには「プライベートブラウジングのトラッキング保護機能」の記事へのリンクも示されているので、トラッキング機能に関する詳しい説明を知りたい人はそれを読むのが良いだろう。

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