ところがどうもこのリオパラリンピックでひょっとしたら健常者の記録を抜く可能性があるようだ。朝日デジタルの今年1月14日の記事「義足のジャンパー。五輪なら『金』 『出場したい』でろんそう」というのに、マルクス・レーム選手が走り幅跳びで健常者の出場するオリンピックに出場したいと言っていたそうだ。でれば金の可能性もあるとか。
残念ながらこのオリンピックに出たいという要求は、受け入れられなかった。
議論としては、義足が彼のジャンプに有利に働くということのようだ。
逆に言うと、そういう議論が起こるほどに身障者の補助器具が機能アップしていると考えられる。ただ、レーム選手は2013年以降義足を変えていないと主張しているようだ。
私自身は先日のブログでも書いたとおり、義足などの進歩は今後も考えられ、当然の事ながら身障者が競技によっては健常者の記録を抜くことは可能になってきたと考えている。つまり、走り幅跳びや走り高跳びなどでは義足はジャンプ力の向上に役立つはずなので。
こうなると、パラリンピンクではこの義足などの基準などを設定しないと、そのつける義足に寄って勝ち負けが決まるというようなことになりかねない。そういう問題も発生するわけである。
このリオパラリンピックでレーム選手の記録はどうなるのか。走り幅跳びには日本にも山本篤選手も金メダル候補に上がっており、興味深くなってきた。
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