ディスクの容量は128GB、メモリは4GBという仕様だ。
ディスク容量の方は本来なら少し容量アップしたいところだが、それはSDカードスロットに64GBのSDカードを入れてその容量不足をカバーしている。
今回手を付けたのはメモリの方だ。Windows 10にアップグレードしてしばらくは使用してが、最近パソコンの動きが遅いように感じてきていた。その原因がメモリ容量不足ではないかと考えて、メモリの増設を行うことにした。メモリに常駐しているアプリが増えてきているのだ。
ノートPCの取扱説明書を見ると、ハードディスクの増設やメモリの増設などは出来ないように書かれている。パソコンはメモリやディスクの交換はできるようになっているのが普通と思っていたので、変だなと思った。しかし、このウルトラブックは、東芝の都合で筐体を開けるなということのようだ。Apple社やGoogleの製品などはユーザには商品を開けて触らせるということをさせないようにしているので、それと同じ考えなのだろう。
そこで諦めてしまってはどうしようもないので、ネットで何か情報がないかパソコンの名前「dynabook R631/W1TD」で検索してみた。
そうすると、ありました。dynabook R631/W1TDの筐体を開けて、ディスクやメモリの増設をしている記事が。さらに、ご丁寧にYouTubeでメモリの交換の手順を説明しているものも見つけた。
その記事やビデオを参考に、必要な物を用意する。Amazonで該当する増設用メモリ8GBを検索して、その中から、必要な増設メモリ(Transcend ノートPC用メモリ PC3-12800 DDR3 1600 8GB)を購入した。さらに、特殊なネジを開けるために必要なアネックス(ANEX) ヘクスローブドライバーT型 T7×50 No.6300も同時に購入した。
1日後にAmazonから注文したメモリとドライバーが到着した。
プラスのドライバーで、筐体の裏側の周囲にある12個のネジを回してとる。そして、真ん中にあるT7星形(いじり止め付)ネジをアネックス(ANEX) ヘクスローブドライバーT型 T7×50 No.6300を使用してとった。このT7星形(いじり止め付)ネジはこのドライバーがないと開けるのに手こずる。
必要なネジをとってしまうと、裏蓋は簡単に開けることが出来た。
2GBの増設メモリを8GBの増設メモリと交換する。
あとは、裏蓋を注意深く元に戻し、ドライバーを使用して12個のネジをしめ、へクロスローブドライバーでT7星形ネジをしめる。
以上で、メモリの増設は完了した。
実際にメモリ増設をしたパソコンを使用した感想だが、パソコンの処理速度が改善したという実感がある。やはり、メモリを10GBにした効果は大きいようで、ブラウザの動作などがスムーズになったように感じた。数値では示せないが、実感できるほどというのは確かである。
最近どうもパソコンの処理速度が遅くなったように感じると思っている方は、上のようにメモリの増設をするのが良いと思う。できれば16GBにするのが良い。特に、同時にブラウザやメールソフト、更には画像ソフトなど、幾つかのアプリを同時に使用いている場合や、メモリに常駐しているソフトが多い場合にはメモリの増設はたいへん効果がある。
数年前の古いパソコンでそのメモリの増設の仕方がわからないという人は、ネットでパソコンの型名などを入力して、検索してみると、意外とそのやり方が見つかるものだ。メモリの増設は古いパソコンを生き返らせてくれる。
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