オーストラリアに行く前にネットでメルボルン空港でレンタカーを予約した。ついでにちょっと余計かなと思ったがナビ付きを予約した。
6日間の使用で92.40ドルということで結構な値段である。(豪ドルは約80円)しかし、道に迷うよりはマシだと考えた。
レンタカーを受け取ったら同時にナビの入っている箱を手渡された。てっきりナビは自動車に付いているものと思っていたのだが、違っていた。ナビを車の前方の窓ガラスに取り付ける器具も付いている。
レンタカーを受け取る時にホテルへの行き方を聞いたのだが、あとで考えてみるといい加減な教え方だった。結局その説明だけではメルボルンが初めてのものにはとうていホテルにはつけない。米国なら簡単な街の地図などもくれるのだが、それも貰わなかった。
深夜にメルボルン空港に到着したので、ホテルが見つからなくなって困ってしまった。もちろん、ナビがあるのだが、次の朝にでもゆっくり操作を覚えればいいと考えていたので、最初は使う気はなかった。
しかし、ホテルに行きつけないのでは困ってしまう。そこで、やむなく高速を出て道路脇に車を停めて、ナビを使用する準備をした。
電源はシガーライターから取るようになっている。電源を入れてみると、なんとイタリア語か何かが流れてくるし、表示もそのようになっている。イタリア語バージョンじゃ仕方がないなどと思ったが、設定画面をなんとか見つけて、英語が表示されるように設定をしなおした。ナビは優れもので言語対応はヨーロッパのいろいろの言語に対応しているようだが、残念ながら日本語には対応していない。
ホテルの住所を入力して、ホテルへのナビゲーションを開始した。英語がわからないとちょっと苦労するところもあるが、画面を見ていれば割と簡単にその指示がわかり、スムーズにホテルの到着した。
あとでネットで調べてみるとNAVMANという会社の製品で、結構ナビでは定評のある会社のようだ。
メルボルン市内を運転している時だけでなく、郊外250キロを超えてもよく地図が整備されており、親切に案内をしてくれることがわかった。
ところが2日程過ぎてから、私の息子がいる農場まで案内する時に場所がわからないという表示が出てきてしまった。メルボルン市内からでは検索できないようなのだ。たぶん、メルボルン市内を出てから検索すればひょっとすると検索できたのかもしれない。
この時に役立ったのが、Nexus 6PでのGoogle Mapの使用だ。Google Mapで行き先のアドレスを入力して、ナビを開始するとなんときちんと案内が表示される。まあ、当然といえば当然の話しなのだが、この時にはなんとか行き着くことができそうでホッとした。
Google Mapを使用してのナビも結構正確である。更に良いことには説明が日本語で行われるのだ。これならナビを借りなくてもNexus 6Pを使ってGoogle Mapで道案内を行っても良かったのではと思うほどである。
それ以降は借用したナビを主として使用して、その補助としてGoogle Mapを使って車を運転した。
NAVMANのナビは単に道案内をするだけではない。高速道路や普通の道路でもその制限速度を画面に表示する。そして、車の速度が制限速度をある一定値で超えるとブザーで警告するのだ。最初はその警告ブザーがどういう理由で鳴るのかよくわからなかったのだが、車を走らせているうちにそのことに気がついた。
速度の警告ブザーだけではなく、それ以外にも2種類ほどのブザーが鳴るのだが、それはどういう意味でなるのか最後まで分からなかった。
日本で使用しているナビでもそうだが、道路の混雑状況に応じて経路を変更する機能が借用したナビにもついていた。メルボルンも朝の出勤時と夕方の退社時に道路が混んで車が動かなくなってしまうことが多い。そういう場合に回り道を探してくれる。これが便利であまり時間をかけずにホテルに帰りつけたと思うことが何度かあった。
しかし、逆にこの機能があるから、行き先がちょこちょこ変わってしまい、結局あまりうまく走れていないなと思うこともあった。
いずれにしても、オーストラリアでレンタカーをするならナビを同時に借りるのはおすすめである。そして、Google Mapを使える環境を整えておくこともおすすめだ。こちらは、メルボルン市内を散歩するときなどにも有用である。
2016年1月19日火曜日
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