あまり日本では話題にならないのだが、海外ではChromebookの販売が伸びてきている。
IDCの情報によると2015年のChromeパソコンのシェアは2014年の伸びに比べて、更にシェアを伸ばしたようだ。2015年の3四半期のシェアは2.8%で、2014年の年間通じてのシェアの1.9%を超えており、そのシャアの伸び率は2014年を超えている。この傾向は2016年でも続くと考えられるという。
2015年の3四半期のChromeパソコンの出荷数は5.7百万台で、2014年の出荷数の5.86百万台に僅かに少ないが、2015年通年では2014年の出荷台数を遥かに超えることは明らかだ。
2015年のパソコン全体の出荷量は、2014年に比較すると10%ほど少なくなっているので、Chromeパソコンの出荷量が増えているのは注目に値する。
Windowsパソコンは高速のグラフィックスを使用したゲームや、CAD/CAMなどのソフト、あるいはいろいろのChromeパソコンにはないハードウェア対応では優れているが、低価格のパソコン領域ではChromeパソコンにその優位性を脅かされている。
そろそろ日本でもChromeパソコンへのシフトが開始されるのではないだろうか?もちろん、日本ではChrombookよりもスマホへの移行が主流かもしれないが。
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