テニスについては言わずと知れた大坂なおみ、錦織圭の二人の選手のテニスである。今は全豪オープンが行われており、この二人のテニスを見るのに相当時間を取られてしまった。
残念ながら錦織圭選手は準々決勝に行く前に敗退してしまったが、それでもこの全豪オープンでは結構力を振り絞って頑張ったと思う。彼がジョコビッチ選手にいつも負けているのが気になる。ジョコビッチに勝てていれば、大きなタイトル戦でもっといい成績を収めていたはずだ。今回はそのジョコビッチ戦で足の太ももを痛めたために、途中棄権してしまった。しかしそれまでの2回戦や3回戦の試合はかなり頑張ったと言えるような試合をした。 歳ももうあまり若くはないが、ここしばらくは世界のテニスの上位クラスで頑張ってくれると思う。
錦織圭選手の試合を見ているといつも負けるのではないかと心配しながら見ているのだが、大坂なおみ選手の試合はそれに対して結構安心して見ることができる。前回の全米オープンで優勝したころからのテニスは圧巻だ。あまり負ける気がしない。
今回の全豪オープンでもほとんどの試合で安心して見ることができている。明日は優勝をかけてチェコのクビトバ選手とファイナルマッチを行うのだが、私は大坂選手が勝つのではないかと期待している。明日の夕方多分 NHK で放送されるので、じっくりと楽しみたいと思う。
もう一つの将棋の方は、藤井聡太七段の将棋を楽しんでいる。まだ高校1年生なのだがそれでも将棋は七段で昨年大変な活躍をした。今年もその活躍が続いているようで、その将棋を見るのは楽しみである。
昨日も竜王戦のランキング戦の試合があり、 村田智弘六段と対戦した。将棋は長いものだと、朝始まって終わるのが深夜になることもあるので、それをずっと見ていることは、時間には余裕のある私でもなかなかできない。私は実況中継で見るのは終盤になってからで、それまではあまり見ないようにしている。時間が取られすぎるのだ。だから大体の試合はその試合を要約したYouTubeのビデオを見ることにしている。棋譜を並べるだけのビデオなら20分もかからない。
藤井聡太七段の試合の面白さは彼の打つ手の意外さにある。将棋の試合はニコニコ動画とか AbemaTV でやっているのだが、その試合の解説をしているプロの将棋指しの解説には出てこない意外な手を指すことがあるのだ。またその意外な手がその将棋の勝負の決め手のなることが多い。
テニスは観戦するのにそのルールは簡単なので問題はないが、将棋はそのルールだけでなく、少しはその手がどんなに良い手なのかどうかということを理解する能力があるほうがいいと思う。私は将棋はあまり指さない方なのだが、一応ルールなどある程度将棋のことを理解している。だから知らない人に比べると、藤井聡太七段の意外な手の面白みがわかるのだ。まあ私の将棋の実力はそれほどでもないので、将棋があまり分かってない方でもしばらく彼の将棋を見ていると、理解できるようになるのではないかと思うが。
もちろん、テニスにしても、実際にやった人ならわかると思うが、その経験から、サービスやショットなどにも、やったことのない人よりは、いろいろと気づいたり感動したりする点があると思う。
テニスにしても将棋にしてもそれらの試合には意外性があるのが実に面白い。これが普通のドラマとは違う点で、誰もが作れないようなドラマを見せてくれる。大坂なおみや錦織圭、そして藤井聡太七段はしばらくの間は結構活躍してくれると思うので、その試合を見るのにこれからも私の時間を結構取られるのではないかと考えている。
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