2019年1月13日日曜日

スマートウォッチの血圧測定の制度についてもう一言

昨日のこのブログでもスマートウォッチの血圧測定の精度についてコメントした。

実際に血圧測定の設定で血圧の上の値を150にすると、測定結果は150に近い値になり、上の値を130にすると130に近い値が血圧の上の値の測定結果として表示される。この結果はスマートウォッチの血圧測定方法にまだ問題があり、その精度を高めるためにはこういう形の設定をしないといけないということを分かっているからだろうと考える。

血圧測定は普通は腕に巻きつけて、空気圧をかけそれをその圧力をだんだん下げていくことによって測定しするようになっている。私の経験では、こういう医学用の測定器を使用しても血圧の測定値は一定にならない。測定値は何度やっても同じ値にはならず、結構その値は上下する。私の場合には、病院で測定する場合どうしても血圧は高い値に測定されてしまう。こういう現象を白衣高血圧というのだが、それでも少し落ち着いて時間が経てば 家で測定してるのと同じくらいの値に近づいてくる。

この医学用測定器の測定値がまったく正しいかと言うと、上の例に挙げたように周囲の条件やその時の体調によっても測定値は異なってくると考えられる。さらにこの医学用測定器の測定値がどの程度の精度で測定されているのかというのもよくわからない。我々はその測定値が正しいと信じているのだが。そういう測定値とスマートウォッチの血圧測定値とそれほど差がないと考えてもいいのではないだろうか。

医学用の測定器に比較してスマートウォッチの測定は誤差が10%前後と考えられる。だから、その程度であると認識して使用するなら、スマートウォッチの血圧測定も使い物になると言っていいのではないだろうか。

さらにスマートウォッチの測定の方が医学の医学用の測定器に比較して良いという点は、ある時間間隔で血圧が本人の知らないうちに測定されているということだ。血圧の問題の一つはその血圧が大きく振れているということを見つけることも重要なことである。そういうことができるのはスマートウォッチの血圧測定の良い点ではないだろうか。


血圧の測定だけでなく、スマートウォッチの脈拍測定にも文句をつける方がいるようだ。しかし、この脈拍測定も知らないうちに10分おきに測定されており、その測定値に異常な脈拍 が見つかることはままある。私の場合、就寝時にある一瞬だが脈拍が異常に高くなっているのが見つかっている。原因はよくわからないが、無呼吸症候群の症状で息が止まった時に脈拍が高くなっているのではないかという可能性があると思われる。

このように血圧測定にしても脈拍の測定にしても、本人の気づかぬうちに、10分おきに測定してくれているというのは健康管理では大切なことではないだろうか。

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