2022年12月11日日曜日

ナステントでいびき対策、効果あり

ナステントという医療機器がある。製造元のホームページでは、「緊急救命時の気道確保の手法を応用し、鼻に柔らかいチューブを挿入することで、睡眠時の気道を確保するという発想で作られた一般医療機器です。」という説明がある。



上の画像はそのホームページのナステント説明用のものだ。


画面でも分かる通り、鼻からチューブを入れて、口蓋まで到達させて、息の通りを確保するものだ。


このナステントを今年の5月頃から使いはじめた。使い出したのは、友人たちと数日間の旅行に出かけるので、いびきがひどい私としては、それを防止する必要があったからだ。


旅行の1ヶ月ほど前から、使いはじめた。こんなのでいびきをしなくなるものか?ちょっと信じられなかった。しかし、試しに使ってみると、いびきの音が小さくなっているようだ。


いびきのチェックにはスマホのアプリ「いびきラボ」を使った。いびきを録音してくれるアプリである。寝ている間中録音しているのだが、データとして残すのは、相当縮小した形で残しているようだ。


このいびきラボの結果を見てみると、ナステントを使っていると、いびきの音が小さくなっているのが判明した。


ただ、装着してみると、そのチューブの先が口蓋にあたってしまうので、気持ちが悪くなる。毎日使うのは大変だなというのがその時の感想である。


実際に旅行中、ナステントを使用していたので、友達にはいびきで迷惑をかけずにすんだ。友人にはどうしてうるさいいびきをかかなかったかは説明していない。内密にしておくほうがオモシロイと思ったからだが。


その旅行の後は、ナステントを使わなくなった。一人で寝ているので、いびきで誰にも迷惑をかけないからである。


最近、いびきが酷いので、睡眠が深くないのではないかと感じるようになっていた。そこで、再びナステントを使ってみることにした。いびきがひどくなくなれば、睡眠もいい状態になるのではと考えたのだ。


ナステントは使った経験があるので、数日するといびきが収まっているのがわかった。この時もいびきラボを使用して確認している。


今までの使用経験から言うと、私の場合、チューブの長さが少し長過ぎるように感じる。少し短くすれば、口蓋に当たらなくなり、装着時の不快感が減るように思う。これは、次に注文するときに少し短いものを購入して確認してみたい。あまり短いと、チューブが口蓋まで届かず、いびきを防止する効果が落ちる可能性があるので、長さの調整は微妙だ。


もう一つ、私は鼻の左側に入れるものと、右側から入れるものを同時に購入して比較している。メーカーの指針では、息の通りやすい方の側に装着するようにというように書かれている。しかし、私の経験では通りの悪い方に装着したほうが良いように感じている。これも、人それぞれなので、両方とも購入して、良い方を選択するのが良いのではないかと思う。


ナステントをつかっていると、なんとなく鼻から口蓋までの空気の通りが良くなってきているように感じる。チューブをとった状態の話だが。もしかすると、長期間装着していると、鼻の空気の通りが良くなるのではないか?そして、ひどいいびきもかかなくなるのでは?そういう期待を抱かせてくれる機器だ。


私だけの経験なので、すべての人がナステントでいびき対策ができるかどうか、よくわからないが、試して見るだけの価値はあると思う。




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