12月11日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。今回のこの問題は唐辛子マークが5つついている問題の中でも難しい部類に入るものだ。
問題は上のようなものである。
とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。
これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。
ここで下の図を見てもらいたい。
上の図で2つの赤い線に注目する。「9」がその直線状にあるので、青い四角で示した2つの箱のどれかに「9」が入る。
上の図で2つの赤の線に注目する。「1」と「9」がその直線上にあるので、赤い丸で示した2つの箱に、「1」もしくは「9」が入り、他の数は入らない。
そこでこの情報を使って、真ん中中央の9個の箱の中で「8」が入る箱とがわかる。そしてその結果から「5」が入る箱もわかる。
それ以降、できる人は特に問題なく解いていけるはずである。
しかし、以下の様なところで止まってしまう方がおられるかもしれない。
ここからはいくつか解いていく方法があるのだが、以下のような取り組み方が一番いい方法である。
上の図で2つの赤の線に注目する。「5」と「8」がその直線上にあるので、赤い丸で示した2つの箱に、「5」もしくは「8」が入り、他の数は入らない。
そこでこの情報を使って、左上の9個の箱の中で「2」が入る箱とがわかる。そしてその結果から「3」が入る箱もわかる。
これ以降も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。
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