コロナウイルスに関しては、もうあたりまえの風邪と考えた方が良いと思うようになったので、あまり感染者数とか死亡者数に関してこのブログで紹介してこなかった。
久しぶりにコロナウイルスの世界の状況を、例によってデータサイトの「Our World In Data」から入手してみた。
以下のグラフは今年の6月初めから昨日までの感染者数のデータを使ったものである。表示されている国は、米、英、独、仏、印、加と日の7ヵ国である。このグラフは百万人当たりの感染者数を7日間平均の数字で表している。
このグラフを見ると、日本とフランスが感染者数が増えて第8波が立ち上がっているようにが、ほかの国はそれほど増えていない。
そもそも、感染者数が過去の大きな波に比べると少ない。波が来たとしても小さいものになると思われる。
以下のグラフは今年の初めから昨日までの死亡者数のデータを使ったものである。表示されている国は感染者数のグラフと同じで、死亡者数は百万二当たりの数字の7日間の平均を取ったものである。
このグラフを見ると、カナダが少し増えてきているようだが、その他の国は減ってきており、他国に比べて大きく増えているのは日本だけである。
ただし、これも感染者数と同じで、過去の波と比較すると死亡者数は少ない。
上の二つのグラフを見ると、マスクもきちんとしているし、ワクチンも比較的きちんと接種している日本に比べて、他の国は感染者数も死亡者数も少ないという事になる。これはどういうことなのか?マスクは全く予防に効いていないし、ワクチンも新しいコロナウイルスには効き目がないという事になるのでは?
上の表は大阪府が出している12月1日付のコロナウイルス感染症患者の発生状況の報告からのものである。
この表を見るとわかるように、死亡者のほとんどの方は80歳以上でかつ基礎疾患を持っておられた方という事になる。
上の表は本日付のものだが、過去数カ月の報告を見ても、死亡者は基礎疾患の持った80歳以上の方が大半を占めている。つまり、これらの方々はコロナウイルスで亡くなったのではなく、基礎疾患で亡くなったのであり、その引き金を引いたのがコロナウイルスである可能性があるという事なのだ。
こういうデータがあるのに、感染症の専門家は、ワクチンを接種しろと老人だけでなく、若い人に押し付けている。マスクもしかり。こういう対応でいいのか。専門家の対応は間違っているのではないか。
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