安倍政権のいろいろの施策の中であまり動いていなかった岩盤規制改革だが、その中で、農業協同組合法の改正案がいよいよこの国会に提出されるようだ。
農業や医療の分野は以前から制度改革が叫ばれているが、なかなか進展しない分野だった。その一つが進展しようとしているのは安倍政権の成果として評価できる。
医療分野に比べると農業分野のほうが比較的改革をやりやすい状態になっていることも安倍政権にとっては手をつけやすいということだろう。
これに関してはJA全中側も手をこまねいているわけではなく、対抗措置をとろうとしている。その一つが佐賀県知事選で自民党の分裂選挙となっている。自民党の推す樋渡前武雄市長に対して元総務官僚の山口氏を立てて応援している。情勢はなかなか厳しいようだ。この選挙は農協改革の試金石と言われている。
この結果がどうなるかは別にして、農協改革は粛々と勧められていくだろう。これは前の民主党政権でやってもらいたかったものだが、結局こういう大きな問題解決には自民党の力は大きいということを示している。自民党の自分たちの支持基盤でも改善すべきところは改善するという点は評価できる。
この施策も自民党が農業政策の破綻がどうしょうもない所まで来てしまったので、改革せざるを得なかったのでやったのだと考えることもできないことはない。しかし、今回は岩盤規制ということを目玉にして取り上げ、その一つの施策として実行していっているのは大したものだと思う。
願わくばこの施策を医療分野にも行ってもらいたいものだ。
2015年1月10日土曜日
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