今週号の週プレで、西村博之氏とホリエモンが話をしている、「なんかへんだよね」という記事を見た。これはなかなかおもしろいことを取り上げていて、いつも読んでいる。
そのなかで、今週はコロナウイルスの話がまた話題になっていて、その中でひろゆき氏が「ヨーロッパの人たちは一日に百人くらい死ぬことに慣れちゃっている」と言っているのがあった。
それで本当にそのくらい今でも死んでいるのかなと、いつものOur World in Dataで調べてみた。それで入手したのが以下のグラフである。
これを見ると、100人というのは大げさで、イタリア、スウェーデン、フランスも10人から20人程度に収まってきているようだ。
これに比べて、日本や韓国はこのところずっとゼロに近いところで数値がへばりついている。
このグラフは単純に死者数をグラフにしたものだが、これを百万人あたりの死者数に舌グラフにしてみると、さらに欧米各国と日本の差がはっきりしてくる。以下のグラフだ。
いずれのグラフも線形のグラフでなく、対数グラフになっているのに注意してほしい。
ひろゆき氏のいうように一日に100人という数字ではないが、日本に比較すると多数の死者がいまだに出ている。しかし、もう緊急事態は解かれて、人々は自由に行動しているようだ。
それを現在の日本でGoToキャンペーンをやめようとか、いまだにコロナウイルス恐怖症に罹っているのは、おかしいと思わないのか?変な状況がまだまだ続くようである。
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