2020年7月28日火曜日

東海道新幹線は豪雨に弱いのでは?

一昨日、東海道新幹線で新大阪から東京に向かった。

昼頃に出かけるはずだったのだが、テレビを見ていると、テロップで東海道新幹線の静岡あたりで雨の影響で、列車が動かなくなっているという情報が流れた。

当日までのチケットを持っていたので、チケットを次の日に変更できない。まあ、しばらく経てば状況も良くなるだろうと、列車が動き出すのを待つことにした。

こういう状況だと、開通したとしても、しばらくの間は混雑するだろうなと予想していた。

結局、昼過ぎになって列車が動き出すのを確認した。1時間ほど余裕を見れば、混雑も緩和しているのではないかと考えて、出かけた。

新大阪駅まではまったく問題なく、いつもどおり電車は空いていた。

しかし、新大阪駅に到着すると、改札口が混雑している。分かったのは、のぞみの指定席を購入している人たちが、列車の変更を行おうとして、それで混雑しているのが分かった。これが、コロナ騒動がない場合だと、非常に混雑しているはずである。コロナのおかげで、のぞみの席もそれほど混んでいなかったのか、指定席の変更も普段の場合に比較して、割と簡単に行えているようだった。

私は大人の休日倶楽部を利用しているので、のぞみに乗らずに、ひかりの自由席を購入している。指定席ではないので、切り替えの必要もなく、すんなりと入場した。



列車内の様子は、上の写真のように、それほど混んでいない。二人がけの席には一人、三人がけの席には、一人か二人が座っているという状況で、全く空いているというところもある。

私の乗ったひかりは静岡駅辺りまでは、全く問題なく進んでいった。むしろ、そこまでは新大阪駅では40分ほどあった遅れを20分ほどに短縮していた。

ところが、それ以降列車の進みが遅くなってきた。降っている雨の勢いが増し、窓の外を流れる雨が滝のようで、窓の外がよく見えないという状況になってしまった。車内放送でも雨の勢いが激しいので徐行運転をしていると言う。近くの川の水位が上がってきているので、用心して運転しているようだ。



その後、外を見てみると、雨は少し小ぶりになったようだが、川は濁流が流れており、橋などが流されると大変なことになるなと思った。実際には川の水位はそれほど心配するほどではなかった。しかし、それぞれの川で状況は異なるだろうから、安心していられないなという気持ちになる。

それが熱海駅あたりで、川ではなく、山の方の心配をするようになった。窓から覗いてみると、列車は急な崖の下を走っている。がけ崩れの心配が出てきた。今まで、何度も新幹線を使っているが、こういう心配をしたのは、初めてのことだ。残念ながら、その崖を写真に撮るチャンスがなかったが、至るところで、急な崖に出会った。

がけ崩れにしても、川の氾濫にしても、JRでは注意怠りなく、警戒していると思うし、対策もしていると思うが、それでもひょっとすると危ないかもしれない。

特にがけ崩れなど、急に発生するものなので、発生したら大変な事故になるだろうなと感じた。

地球温暖化の影響か、豪雨による災害が日本中いたる所で見受けられるようになった。それも、今までになかった規模の、とか、100年に一度のもの、などという修飾語がつくものが多くなっている。台風や豪雨のときには旅行をしないほうが身のためかもしれない。

静岡あたりの豪雨のところを過ぎたら、状況は改善されるかと思っていた。ところが、小田原を過ぎたあたりから、列車がピタッと止まってしまった。車内アナウンスによると、東京駅で駅に入れない列車が列をなしているというのだ。

列車が東京駅から出ていくごとに、少しずつ前に進むという状況がしばらくの間続いた。

こういう時には、のぞみとひかり、こだまはどういう順序で東京駅に入って行くのかなというのに興味が湧いた。のぞみの方があとから追いついてくるわけで、そののぞみとひかりとかこだまが東京駅に入っている順序をどう決めているのか。

どうも、時刻表通りに運行しているので、その順序を守って、東京駅に入っていっているというのが正しそうだ。

結局、列車は50分ほど遅れて東京駅に到着したようだ。時刻表での列車の東京駅到着時刻がよく分かっていないので、これはいい加減な時間である。所要時間としてはそれほど違っていないのではないだろうか。


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