2022年9月30日金曜日

今年の死亡者数は過去3年を比較して異常に多い

 9月27日に厚労省から人口動態統計速報が出た。


この速報を見ると、以前から指摘しているように、死亡者数が過去の状況と比較して異常に増えている。


実際にその速報からのグラフをいかに列挙してみる。令和元年、令和2年、令和3年、そして令和4年の7月までのグラフだ。


令和元年(平成30年)


令和2年


令和3年

令和4年

これらのグラフを見てみると、令和3年と令和4年は、令和元年と令和2年に比較して、大幅に死亡者が増えているのがわかる。


コロナウイルスを恐れている人は、この原因はコロナウイルスで死亡した人が増えたからだというかもしれない。しかし、実際の数字を見てみるとそうではないことがわかる。


コロナウイルスの死亡者数は、昨日時点で44,678人である。これは2020年からの死亡者数の合計なので、年間では15千人を超えていない。(コロナウイルスの超過死亡数に関しては、データの取り方が異なるので、数値は課題になっている可能性がある)


毎年の死亡者数が、150万人くらいなので、コロナウイルスの(超過)死亡者数はそれに比べると格段に少ない。1%くらいの割合である。


とすると、他の原因での死亡者数が増えていると考えられる。


ただ、私はその原因はコロナウイルスによるものが大きいと考える。つまり、あまりにもコロナウイルスを恐れてしまい、老人の運動が減ってしまうというような影響が出てきて、死亡者数が増えたのではないか。


変な話だが、コロナウイルスの死亡者は少ないのに、それを恐れてしまって、老人の活動が減り、それが原因で、コロナウイルスで死ぬよりも多い人が亡くなっているという事だ。


このままコロナウイルス対策が続けば、あるいは対策は変わっても、人々がコロナウイルスを恐れるあまり、その活動が低下したままだと、この傾向は続くのではないだろうか?





2022年9月27日火曜日

ホリエモンチャンネルの菅前首相の対談は興味深い

 今日始めて見たのだが、ホリエモンチャンネルの菅前首相との対談は、菅さんの功績がよく分かる動画だ。3月に流されていたので、もっと前に紹介したら良かったのだが、気づかなかった。


動画は以下のところから見ることができる。動画を継続してみることができるので、対談のほとんどすべてを見ることができるようになっている。

https://www.youtube.com/watch?v=QO3JMN2tsvQ


ホリエモンは菅前首相の功績を高く評価していて、ホリエモンチャンネルに菅前首相の出演を要請していたようなのだが、なかなか実現しなかったようだ。


私も菅前首相の功績はたくさんあると思っていて、高く評価している。この動画では国内の政策に関するものが中心だったが、私は海外向けのものも評価するものはたくさんあったと思う。


安倍元首相の官房長官として務めていたので、安倍元首相の政策の継続という点でもぴったりだったと思う。政策の継続というのも重要なことだ。


残念ながら、国民からの評価は得られないで、退陣することになった。ホリエモンも言っていたが、もう少し継続して務めてもらえば、もっと日本は良くなっていたのではないかと思う。


この動画で興味を持ったのは、縦割り行政を問題視しており、その解決に向けて努力している点だ。動画の中で出てくるダムの放流の問題も、本来なら官僚組織がきちんと対応しておくべきものだが、できていなかった。


今後も縦割り行政の改革に取り組むということなので、期待したい。



2022年9月25日日曜日

新型コロナウイルスとインフルエンザの同時発生の可能性は低い

 最近、ワクチン推進派の感染症専門家から新型コロナウイルスとインフルエンザの同時発生の可能性があると言う発言が目立ちます。


しかし、これは本当なんでしょうか。


2020年に新型コロナウイルスが発生してから、インフルエンザの発生は全くと言っていいほどありません。従って、今年の冬にインフルエンザとコロナが同時発生する可能性は低いはずです。可能性がないとは言い切れないのですが。


数ヶ月前から、オーストラリアでインフルエンザが流行しているというニュースが、流れています。例えば以下のところです。

https://www.asahi.com/articles/ASQ6H5609Q6GUTFL00B.html?iref=pc_photo_gallery_bottom


この記事は、6月16日付の記事ですので、そこに示されているグラフも少し古い情報です。


新しい情報はオーストラリアのDepartment of Health and Aged care(日本で言う厚労省のようなところ)のサイトから入手できます。9月11日頃の情報です。

下のグラフは、そのサイトから入手した報告書にあるインフルエンザの発生に関するグラフです。



2つのグラフを比べてみるとわかるのですが、インフルエンザはオーストラリアでは下火になっています。


更にオーストラリアの報告には、今年のインフルエンザがひどかったということは書かれていません。普通の毎年あるインフルエンザ並みということです。


オーストラリアではインフルエンザが発生しているので、それではどこの国でも発生しているかというと、それを探すのが大変なくらい流行っていません。例えば同じ地域にあるニュージーランドを調べてみると、全く見つけることができませんでした。


もちろん、WHOの報告でも、インフルエンザが、今年今まで以上に流行っているところは、南アフリカだけだとあります。全世界で流行っていない。


新型コロナウイルスとインフルエンザが同時発生する可能性は、あることは否定しませんが、可能性は低い。感染症の専門家には、可能性があるというのと同時に可能性は低い、と言ってもらいたいですね。そうでないと、普通の人は可能性は高いと感じてしまうので。


更に言うなら、インフルエンザが大変な状況になるという話は、オーストラリアでも南アフリカでもそれほど騒いでいるわけではない。だから、日本でも同じように騒ぐ必要はないということです。つまり、インフルエンザが流行ったとしても、従来と同じ程度で、それほど問題視するものではないということです。


それに、新型コロナウイルスもだんだん弱毒化しており、インフルエンザ並みになっています。(私は新型コロナウイルスは当初からインフルエンザ並みと考えていますが)つまり、従来のインフルエンザくらいの感覚で過ごせばいいということです。もちろん、感染したら寝込むことになる可能性もあるので、注意する必要はあります。しかし、今まで新型コロナウイルスに対応していたような極端な対応は、必要ないということだと思います。





このところの円安について

 円安が進行中だ。1ドル145円を超えて進んでいる。


マスコミではこの円安の問題点だけを書いて、不安を煽っている。


しかし、マスコミの中にもそれとは違った面で見る記事も時々見かける。その一つが東洋経済オンラインに出ている以下の記事だ。表題は{ついに「日本が独り勝ちする時代」がやってきた}というものである。

https://toyokeizai.net/articles/-/619077


私も円安は問題もあるが、メリットもあると見ている。上の記事にもいろいろの良い点が書かれている。


今回の円安はドルやユーロに対して円が安くなっているだけではなく、世界中で円だけが安値に振れていると言っても良いかもしれない。


そもそも、日本が戦後好景気を継続できたのは、円安のおかげだ。もともと円はドルに対して360円という定額であった。この円安のおかげで、日本はいろいろのものを安く外国に売り捌くことができて、それによって大きな利益を得てきた。


この円安では日本の輸出品に対して対抗できないということで、円ドルの交換レートが固定でなく、変動に移行した。


それでもその後も長い間日本は交換レートが次々と変わって行っても、輸出を大きく伸ばす事ができ、利益を享受できた。これぞ円安のおかげだ。


だから、今回も円安に触れてくれているということは、デメリットよりもメリットの方が大きい。


原油の価格が円安で高くなったので、ガソリン代も高くなっている。しかし、米国の状況を見てみると、日本のガソリンが上がっているという状況よりもひどい状況で高くなっている。以下のグラフを見てみるとわかる。


1月ごろは1リットル、0.87ドルだったのが、6月には1.3ドルに上昇した。実に1.5倍の価格になっている。

実はガソリン代は世界的に最近下落してきている。それでも米国では8月は1.05ドルなので、20%も高くなっている。日本のガソリン価格も結構上昇しているが、その比ではない。


これはガソリン価格だけでなく、その他の物価も高騰している。だから、米国のFRB(米国連邦準備理事会)は、どんどん利上げを継続している。それによって、景気の引き締めを行い、物価の上昇を止めようとしているのだ。


これは米国だけでなくヨーロッパなども同じような状況で、世界の殆どの国が物価高に苦しんでいる。物価上昇が止まらない。その上昇も非常に大きい率で進んでいる。


それに引き換え、日本では今頃になっていろいろのものが値上げされるようになってきて、問題になっている。しかし、よくよく見てみると上に例としてあげたガソリン価格のように、価格の上昇率が全く異なる。日本は上昇率が低いのだ。


世界中の中で、日本だけがほとんど物価高の問題が出てこないで、安穏としている。


今まで日銀が2%の物価上昇を目標にしてきて、今、この円安でその目標を達成しようとしているのだが、変な話だ。2%の物価高が達成しないときには、それを問題視していたマスコミが、いざ円安で物価高の目標が達成しようとすると、それを問題視する。


日本は世界に比較して、物価が比較的安定している。米国などの場合に、物価上昇が大きくても、それを上回る給与の上昇があればいという話があるが、今の状況はそうではない。給与の上昇が物価高に追いついていない。


明らかにこの円安が日本にとって状況を改善できるチャンスである。




インターネットの通信回線の状況を見る「LAG WATCH」

 最近、通信回線がしょっちゅう切れる。Zoomを主催しているのに、数秒切れるので、相手の言っていることが聞こえなくなる時がある。


通信回線の状況を見てみたいなと思って、なにかいいアプリケーションがないか探してみた。


それで見つけたのが「LAG WATCH」というアプリケーションだ。以下のところからダウンロードできる。

https://lagwatch.com/


現在使用可能なモニタープランは、Ping測定データの収集を行うことができる。収集されるデータは、インターネット回線の品質調査のために、個人を特定できない形での統計的な情報として利用される。 

機能としては以下のものがある。


IPv4・IPv6接続のPing測定

平均Ping値のグラフ推移

パケットロス率のグラフ推移

平均ジッター値のグラフ推移

履歴機能


表示されるグラフは以下の様なものだ。



Ping測定を継続的に行うことで、パケットのロスなどの発生を検出し、グラフに表示することができる。このグラフを見ると、通信状況がひと目で分かる。


上のグラフで、赤い棒が通信がうまくいかなかったときのもので、緑の棒が通信がうまく行ったときのものだ。


上のグラフではIPv4だけが表示されているが、IPv6の通信が行われている場合には、それも同時に表示される。私が確認したところでは、時々IPv6も表示されることがわかった。時々、IPv6も使用していることがわかる。


私は今のところ常時使用することにしている。しかし、通信状態が悪いなと感じる時だけ使用するということもあるのではないかと思う。




2022年9月20日火曜日

青梅市の塩船観音寺と吹上しょうぶ公園の彼岸花が見頃

 一昨日、19日に塩船観音寺と吹上しょうぶ公園の彼岸花を撮影しに行ってきた。塩船観音寺はツツジ、吹上しょうぶ公園は菖蒲が有名だが、彼岸花も結構咲いている。


台風が来ているということだったが、お日様が顔を出しているので出かけてみた。行ってしばらくは晴れていたのだが、1時間ほど経つと、曇ってきてしまった。


その時の写真を数枚。






ついでに、動画を撮影してきた。編集をして塩船観音寺と吹上しょうぶ公園、それぞれの彼岸花の様子を紹介する動画を作成した。以下のところで公開した。


塩船観音寺

https://www.youtube.com/watch?v=cdsm5ExY-Ss


吹上しょうぶ公園

https://www.youtube.com/watch?v=Er-kequWVK8


それぞれ、6分から7分程度の長さの動画になっている。


塩船観音寺の彼岸花はまだこれから花の数が増えてくるのではないか。1週間ほど前に行ったときには全く咲いていなかったので。


吹上しょうぶ公園も同じような状況だが、こちらはすこし花の咲くのが進んでいるような気がする。


どちらも赤と白の彼岸花が中心だが、黄色のものも所々で見かける。


吹上しょうぶ公園ではピンクのものが見つかることがある。


塩船観音寺と吹上しょうぶ公園は比較的近いところにあるので、時間のある人は両方訪問すると良い。アクセスはJR青梅線河辺駅からバスで、塩船観音寺まで行くことができる。





2022年9月17日土曜日

2022年9月18日(日)付毎日新聞の辛口数独の解き方

 9月18日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。ただし、この問題は一つのヒントがあれば、簡単に解決できる問題だ。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



上の図で2つの赤の線に注目する。「2」と「3」がその直線上にあるので、赤い四角で示した2つの箱に、「2」もしくは「3」が入り、他の数は入らない。


そこでこの情報を使って、赤い丸で示した箱に「7」が入ることがわかる。




これ以降は、「7」が判明した同じ上段中央の個所で「5」の入る箱が特定できる。その後も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。



2022年9月13日火曜日

バッファロー社の「nasne」は超便利そう

 まだ購入していないので、具体的な紹介はできないが、バッファロー社のnasneが面白そうだ。以下のバッファロー社のサイトに紹介が出ている。

https://www.buffalo.jp/nasne/


我が家でも一台購入しようと考えている。



従来から使用しているビデオレコーダーよりも便利で、色々の使い方ができるのが魅力と思う。


「地上デジタル/BS/110度CS放送番組対応で、好きな番組を大容量のハードディスクにどんどん録画できる」というのは、ビデオレコーダーと同じである。


録画できるためには、地上デジタル/BS/110度CS放送用のアンテナを繋いでおかないといけない。これも、ビデオレコーダーと同じだ。


異なるのは、ビデオレコーダーと接続しているテレビだけでしか見れなかった番組が、スマホやタブレットを使って、寝室や書斎はもちろん、通勤時などの外出先でも見ることができる点だ。


外出先でも、テレビ番組を見るだけでなく。スマホやタブレット、PCから自宅にあるnasneにアクセスし、テレビ番組の録画予約ができる。外出中に、録画予約を忘れていたことを思い出すことはよくあることなので、これがあると便利だ。


内臓のHDDの容量も2TBというもので、これもビデオレコーダーに引けを取らない。しかも、価格もビデオレコーダー以下で購入できそうだ。


さらに、nasneのHDDはパソコンの外部記憶装置としても使えて、動画や写真なども保存できる。


また、nasneに外付けHDDをつけることが可能で、その容量は8TBまで拡張できる。


二つのnasneを接続しておいて、同じ番組を両方のnasneに録画しておくことも可能だ。そして、その二つのnasneでそれぞれ録画した動画を移動でき、整理することもできるらしい。


私は、ともかく外出先で、録画したテレビ番組を見ることができるというのが、一番の魅力だ。というのは、実家によく帰るのだが、実家にはテレビがない。パソコンは置いてあるので、そのパソコンで録画した番組を見ることができるというのは、実にありがたい。




安倍元総理の国葬に10代~20代の6割が賛成

 もう10日ほど前の記事になるのだが、安倍元総理の国葬に20代から20代の6割が賛成という記事があった。それに対して70代の人たちは3割が賛成なのだそうだ。


その理由として、若い人たちは自分たちが生まれてから大半の時期を、安倍元首相が在任していたので、そう思うのだろうということだった。


もう一つの理由として、若者がモーニングショーなどのテレビを見なくなったというのをあげている。


テレビを昼間からずっと見ているのは、60代以上の暇な老人だけである。老人はインターネットの情報を見ることはないが、若い人はその情報を見ることのほうが多い。


実際に安倍元首相の功績に関して、マスコミは在任中もそれ以降もあまり報道をしたことがない。そういう報道だけを見たり聞いたりしていると、安倍元首相は評価に値しないと考えてしまうのも、納得がいく。


私も「安倍元首相の功績をあげてくれ」と聞かれたら、少し考えてしまう。しかし、よくよく考えてみると国内の政策にしても、色々功績があったのは確かだ。例えば、若い人にとっては、安倍元首相在任中、就職難という言葉を聞かなかったのではないだろうか。首相在任中の失業率を見ると、ずっと低い状態が続いており、若い人たちが恩恵を受けたのは確かだ。


安倍元首相は海外にもよく出かけ多数の国と交流を行った。これついても、マスコミは全く意味のないものだったとして、評価していない。けれども、私は単にいろいろの国を回ったというだけでも評価に値すると考えている。それ以前の首相を見てみればよくわかるが、アメリカ以外の国に行ったことはないというような首相も多いのではないだろうか。


日本の国際的な地位を高める意味で、多くの国との付き合いを首相のレベルで行うのは、重要なことである。マスコミは何の効果もなかった、お金の無駄遣い、と言う。しかし、よく考えてみればわかるが、単に一度訪問しただけで、すぐに効果が出てくるなどということは普通はありえない。国際交流はそんな単純なものではなく、継続的に首相レベルの人たちが、他国を訪問することが大切だ。


インターネット上では、いろいろの意見が出ており、それを簡単に見ることができる。さらに、意見だけではなく、改善案などのようなものも提示されている。そういうものを見ている人達と、単にマスコミの煽りだけを見聞きしている人達では考え方が変わってしまうのは明らかだ。


老人はテレビにしがみつくことなく、ネットの情報を見るようにした方が良いのではないだろうか。ひょっとすると、インターネットの情報を見ることができないのかもしれないが。




2022年9月12日月曜日

幼稚園児バス内置き去り事件について(簡単に事故を防ぐ方法)

 先日、幼稚園児バス内置き去り事件で、このブログでその防止策を考えて提案した。


運転手が確認するだけでなく、もう一人別の人が別に確認するというものだ。


その後、幼稚園児バス内の置き去りをした具体的な内容がはっきりしてきた。それがわかると、そもそも対策が全くできていなかったことにびっくりしてしまった。こういう事件は、他の幼稚園で発生したら、幼稚園や保育園の関係者なら、自分のところはどうなっているか確認するはずだと思っていたから。


ところで、私の提案した対策だが、これもやっておくべきだが、それに勝る対策がネットで紹介されていた。


それは、幼稚園児に「バス内に閉じ込められたら、運転席に行って、クラクションを鳴らせ」と教えておくというものだ。クラクションの鳴らせ方を教えておけば、運転手が確認を怠っても、二人目の確認者が確認を怠っても、大丈夫だ。閉じ込められた幼稚園児がクラクションを鳴らせば、園内からも聞こえるだろう。


バスが車庫内に入っていて、クラクションの音が聞こえないという事もあるが、普通は聞こえるはずだ。ただ、幼稚園児はひょっとするとクラクションの鳴らし方を忘れてしまう事があるかも知れないから、半年に一度くらいは練習の機会を設けた方が良いかも知れない。事故を忘れないというのも、事故防止の一つの手段で、こういう機会を作るのは良いことだ。


バス内園児置き去りを発生させないためには、上にあげたような対策を打つことは大事だ。


それよりも大事なのは、幼稚園児などの関係者が、こういう事故があった場合に、自分自身で幼稚園にチェック体制ができているかを確認することが大切だ。今回の幼稚園のように、園長などが以前の事故を参考にせず、まったく対策を取っていなかったという事は、どこにでもありうる話だ。


それを防ぐためには、幼稚園の関係者は、チェック体制がきちんとできているのか、いつも注意深く確認しておくことが大切だ。関係者というのは園長だけではない。いろいろの人が関係している。例えば、父兄はその関係者で、子供が入園したときには、父兄はこのチェック体制ができているか、幼稚園に確認することだ。それにより、事故は未然に防ぐことができる。


ちょっと残酷なようだが、この幼稚園の父兄がこういうチェックを子供の入園時に行っておれば、防げたかもしれない。父兄がクラクションの鳴らし方を子供に教えておけば防げたのかも知れない。



2022年9月11日日曜日

ソーラーパネルを家に設置してみたら

 WIREDのサイトの記事に、「After Going Solar, I Felt the Bliss of Sudden Abundance」(ソーラーパネルを導入したら、急に豊かさを感じるようになった)というのがある。


日本語版では、「実録:ソーラーパネルを家に設置してみたら、電力消費に対する意識が激変した」という表題で紹介されている。

https://wired.jp/article/after-going-solar-i-felt-the-bliss-of-sudden-abundance/


最近、小池都知事が新しく建てる家には、太陽光発電を義務付けるということを言い出して、色々意見が出ている。私はこの案には賛成だ。


上に紹介した記事を読むと、太陽光発電を自宅に取り付けるというのを考えてみようかという気になるのではないか。


太陽光発電を設置すると、電気代を気にすることがないので、気持ちが違ってくるという。上の話は米国の話なので、蓄電池を設置していない。それでも、十分余裕が出てくるようだ。


日本では蓄電池も用意できるので、太陽が輝いていない夜間でも自宅の太陽光発電で賄うことが可能だ。


太陽光発電のメリットに関しては、色々あるのだが、精神面の充実と言うか豊かさを得るという点を指摘したものを見かけたことはなかったので、面白い記事だと思った。


経済学者の高橋洋一先生は、10年以上前に、国が補助金を出したときに、これは経済的にメリットがあると考えて、導入したそうだ。今では、導入した資金以上のお金が返ってきている状況のようだ。導入資金などはすでに回収しているという。国が補助金を出してやるというのに乗らない手はないと言われていた。


電力使用量が太陽光発電で賄えるなら、洗濯機を長時間回そうと、冷蔵庫を大きいものに変えても、夜間の明かりを長時間つけておいても、あまり気にならない。


こうなると、次は自動車をEVにするとか、ハイブリッドにするとかいう考えも出てくる。


日本で実際にどのくらいの費用が、太陽光発電を設置するのに必要か、詳しく調べたことはない。ただ、10年前に比べると、その費用は半分以下になっているのではないか。特に太陽光パネルの価格は、大きく下がってきていると思う。


2022年9月8日木曜日

上半期出生数38万人が初の40万人割れ

 8月30日に発表された厚労省の人口動態統計速報で、今年上半期の出生者数が、384,942人だという発表があった。以下の表はその速報からのもの。



出生者数が減少しているのは、過去何度も聞かされてきたが、とうとう40万人を切ってしまった。


ここ何十年も政治は、この少子化に対する対策を全くやっていないわけではないが、効果的な対応は全くやってこなかったことがわかる。


日本の人口が減ったからと言って、特に困ることはないという話があるが、そうではない。人口があまり増えるのもよくないのだが、減りすぎるのも問題だ。


結局、若い人が子供をたくさん持ちたいと思っても、経済的な環境とか周囲の支援の問題、その他の問題で、持つことができないのだ。


こういう社会はやはりおかしい。適度な人口を保つことは、必要なことなのだが。


政治家は国民の意向を反映して活動する。人口問題はその以降の中では順位が格段に低く設定されているという事だ。


しかし、政治家は国民の意向だけを考えるのではなく、もっと別の視点で政策を考えていく必要がある。その一つがこの少子化対策だと思う。


作家でジャーナリストの門田隆将氏は、「少子化対策として“第1子100万、第2子300万、第3子1000万円”の子育て支援金を一括現金で出して欲しい」と言っていた。


お金だけが問題を解決するとは思わないが、こういうお金の面の支援があっても良いと思う。


ただ、それだけではなく、保育園や幼稚園の充実、小中学校や高校の支援、共働きの家庭の支援策など、いろいろ考えないといけない。


いずれにせよ、国民が少子化はだめで、その対策を何とかしろという方向に向かわない限り、だめなものはだめかもしれない。



2022年9月7日水曜日

幼稚園児バス内置き去り事件について(未然に防ぐにはどうすればいいのか)

 幼稚園児をバスの中に置き去りにして、園児が死亡した。つい、2,3年前にも同じような事故が発生したのを覚えている。


こういう事件が立て続けに起こるというのは、不思議な気持ちになる。どうして、対策を行っていなかったのかという事で。


何事も問題が発生したら、その対策をいろいろ考えて、実行する必要がある。この幼稚園ではどいういう対策を行ったのか?その点を追求するマスコミの記事が目につかない。目についたとしても、その対策は不完全なものだ。


こういう問題が発生したら、それを防ぐのにどうすればいいのか。


私が目にした記事では、バスに運転手が行う手順を示しておいて、その手順が行われたかどうかシステムでチェックするというものだ。こういうシステムを使うのも良いが、あまりよさそうなシステムに思えない。一人の運転手に確認を頼っている点は変わらない。


こういう時には、ダブルチェックを行うようにすることが大切だ。運転手が確認することと、別の誰かが確認するという手が、すぐに思いつく。運転手が確認したあと、10分から30分経過したときに誰かが確認するというものだ。幼稚園のどこかに確認掲示板を作っておき、運転手が確認したというチェックを入れた後に、別のチェッカーが確認したというチェックを入れる表を作っておく。


このシステムでの問題は、運転手とチェッカーがなれ合いになってしまい、いい加減なチェックを入れてしまうことだが、これは園長などが毎月、それを確認するという方法などで防ぐことができる。チェッカーを毎月変更するとか、毎週変更することでも、システム強化になる。


出欠をきちんと確認できるなら、出席者を数えることで、チェッカーを置く必要はないのだが。出席をきちんと数えるシステムを考えるのは、大変なのではないかと思う。


対策は、簡単に誰でもできるというのが一番いい。




2022年9月6日火曜日

運転免許のある若者、650万人も減少

 先日、Yahooのサイトで見つけたのだが、若者が免許を取らなくなっているとか。

以下のところの記事である。


https://news.yahoo.co.jp/articles/fff54974450bd13b9474b3a8d5f1b40d3f7c2fe3?page=3


老人の私にとっては、不思議な現象だが、実際に免許は不要な地域が多くなってきているのが原因かもしれない。


上にあげて記事では、物流ドライバーのなり手がなくなるという話だったが、それは危惧することではないと思う。


ドライバーはいなくなっても、自動運転などの技術の発達で、それは対応できるのではないだろうか。


危惧したいのは、そもそも若者が運転免許を取ろうとしない動機である。この記事にはきちんと書かれていなかった。どうしてなんだろう。


運転をしなくても良いという話もあるだろうが、運転など興味がないという若い人が増えたのではないだろうか。本当は若い人は車の運転には大変興味があるはずなのだが。それがうせてしまうというのは、もっと大きな問題なのではないだろうか。


当然の成り行きだというにしては、もう少し注意すべき現象なのではないかと考える。






2022年9月4日日曜日

子供のための「12歳以下限定のSNS」を子供に使わせてみよう

 先日、東洋経済オンラインに、「東大・ハーバード大卒の5児の父親が「12歳以下限定SNS」を開発した訳」という表題の記事が出ていた。大変興味深い内容だったので紹介する。

https://toyokeizai.net/articles/-/605251?utm_campaign=ADict-edu&utm_source=adTKmail&utm_medium=email&utm_content=20220903&mkt_tok=OTA3LUpLVC0yNTEAAAGGoZ-Y8uZxPfJjppf7gLtRNib0qe0EeD_G3Isp2a8SKE4N4W_qPuIApUCl7-BXoOT5qicsVAfxcSoGC0__KJp2esnebJXcREdfumJsX7BvJrlC9GY


最近、というか以前から、10代の間でのSNSを通じた問題が増えている。FacebookやTwitterは規約上は13歳以上でないと使えない。しかし、その規約違反をして、利用している若い人がたくさんいるようだ。


そして、そういう人は大人たちからいろいろの被害を受けたり、問題のある影響を受けているようだ。


そこで、上の記事で紹介されている本山さんが考えたのが、12歳以下の子供たちに限定したSNSのサービスを提供しようという試みだ。


私は、12歳以下に限定しないで、もう少し年齢を引き上げても問題ないように思う。例えば15歳くらいまでかな。日本でいうと中学生までという事になる。


インターネットの世界では、老人よりも若い人たちの方が興味を示し、実際に参加の意欲が高い。


こういう若い人たちの意欲を汲み取って、インターネットの世界に踏み込んでいくことを後押しする試みは、意義があると考える。


特にこれからの世界は、インターネットなしでは生きていけない世界になってきており、さらに、インターネットを理解することで、若い人たちの将来も有意義になってくるはずだ。


私は、今すぐには思いつかないが、SNSだけではなく、若い人たちがインターネットに参加し、それを理解し、有効に利用する環境を作っていくという事は、大切なことではないかと思う。



2022年9月3日土曜日

2022年9月4日付毎日新聞の辛口数独の解き方

 9月4日(日)付の毎日新聞に掲載されている辛口数独の解き方を説明する。唐辛子のマークが5つついており、たいへん難しい問題という表示になっている。



問題は上のようなものである。




とりあえず、簡単にわかるところだけを埋めてみる。以下のようになる。



これ以上は単純な考え方だけでは数字が埋められない。少し工夫してみる必要がある。




ここで下の図を見てもらいたい。



上の図で2つの赤の線に注目する。「3」と「9」がその直線上にあるので、赤い丸で示した2つの箱に、「3」もしくは「9」が入り、他の数は入らない。


そこでこの情報を使って、赤い四角で示した箱に「2」が入ることがわかる。



ここまでくれば、ほとんどの方は少し苦労するかもしれないが、解いていけるのではないか。


しかし、この次の段階が少し苦労すると思うので、解説しておく。


以下の図を見てもらいたい。先ほどの説明で、「2」の入る場所が判明したところだ。

ここで、青い線上にある「5」を見てみる。そうすると、右側中央の9つの箱の中で青い丸を付けた箱に「5」が入ることがわかる。



これ以降は、他の個所で「5」の入る箱が特定できる。その後も、難しいところもあると思うが、じっくり考えれば解くことができるはずである。





2022年9月2日金曜日

ワクチン接種歴別の新規陽性者数で恐ろしいことが起こっている

 このブログで、ワクチン未接種者とワクチン接種者の新規陽性者数について、説明したことがあった。その時には60歳代、70歳代でワクチン未接種者のほうが新規陽性者数が少ないという話をした。


最近、{感染者の6割がワクチン未接種…久住英二医師「彼らは打てなかったのか打たなかったのか?」と私見}という記事を中日スポーツのサイトで見つけた。9月1日の記事になっている。以下のところだ。

https://www.chunichi.co.jp/article/537136


私のブログと全く違う意見だなと思った。不思議に思い、最近の状況はどうなっているかなと、最近の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの資料を見てみた。以下のところにある。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00348.html


その中の「資料2-5 全国の新規陽性者数等および高齢者のワクチン接種率等」をクリックすると、以下のような表がその表示の中に現れる。




この表を見てみると不思議なことが起こっている。12歳から79歳までの年齢では、大半の年齢層で、ワクチン未接種の人が新規陽性者になる可能性が低いことが示されrている。


例えば、40-49歳代では、百万人あたりの新規陽性者数が

        未接種       669.0

        2回め接種済み  1067.1

        3回目接種済み   861.3

となっている。未接種の人のほうが新規陽性者になる数が少ない!!!


これを見ると、明らかにワクチン接種した人のほうが、感染する確率が高いことを示している。上にあげた中日スポーツの記事の久住英二医師の話と全く違った結果が示されている。


これでは、ワクチンを接種しないほうが良いという話にならないのか?不思議な話だ。こういうことがはっきりしてきたので、その逃げとして、ワクチン接種推進派の医師は、ワクチン接種すると重症化しないと言い出している。この話にはデータがあるのかな?同じような嘘を言ってるんじゃないでしょうね。


2022年9月1日木曜日

フロッピーディスク(FD)やCD―ROMなどでの提出を求める規定

 最近、河野デジタル大臣が、フロッピーディスクやCD-ROM等による提出を求める規定を撤廃するという方針を示したことが話題になっている。


FDやCD-ROMなどだけでなく、それ以前からFAXの仕様なども問題になっていた。


他にも探せば、まだ色々出てくるのではないだろうか。デジタル化については、世間から比べて遅れに遅れている。多分、クラウドの利用なども殆どできていないのだろう。


一般的には業務をデジタル化すると、作業量が減り、効率化も行われるので、仕事も早くなる。


ところが、これは役所からすると困ったことになるのだ。デジタル化で仕事量が減るということは、その仕事をやっていた人も減らすことができるということだ。それはつまり、自分たちの居場所がなくなるということで、退職者を出さざるを得なくなる。


一般の会社だと、そういう人件費削減は良いこととされて、たとえ今までやっていた仕事がなくなる人が出てきても、実行していく。そうしないと、会社全体が他の会社に負けてしまうからだ。


役人の世界はここが普通の会社と異なる。競争する相手がいないので、無理をして効率化する必要がない。以前と同じように、仕事をして、何事もなければいいという世界なのだ。


更に、組織というのは人数が多いほど格上に見られる。大きいことは良いことだ。したがって、組織の人数を減らすというのにも抵抗がある。


この役所の問題点を解決しない限り、デジタル化はできないのではないだろうか?




完全自動運転の配車サービス「ウェイモ」

 朝日新聞の記者が、完全自動運転の配車サービスを利用した時の動画が公開されている。以下のところだ。

https://www.youtube.com/watch?v=sCP2on2Hb-Q


8月27日の日付が入っているので、つい最近のものだ。


このサービスは実験的に行われており、Googleを傘下に持つAlphabetが、同じく傘下に持つ自動運転車開発企業ウェイモが行っているものだ。実験場所は米国アリゾナ州のフェニックスである。


実際にこういう動画を見ると、ここまで自動運転は進歩してきたのかと感慨深いものがある。この動画は見る価値がある。意外とスムーズに動いている。乗って入記者の方は、不安げに乗っているのだが。


アメリカではこの実験走行が、アリゾナ州、ネバダ州、カリフォルニア州で行われている。


あまり記事にはならないが、中国でも広大な土地を使用して、自動運転の技術の開発を進めているようだ。広大な土地には、模擬の都市が作られているようだ。


ただ、この自動運転技術はまだまだ難しい部分がたくさんあり、本当の実用化になるのは相当先のことではないかと思う。


こういう自動化の技術は、それ以前に、運転の補助技術として実用化されていくと思う。安全な運転を人間が行うのをサポートする技術として。


日本の自動車メーカーも、自動運転とは行かないまでも、安全運転のための補助として、技術開発を進めていっているはずで、実際にいくつかすでに実用化されているものもある。これからは、高速道路での自動運転などは、取り掛かりやすい、実用化しやすいテーマではないかと思う。


年寄りになったので、運転ができなくなり、運転免許を返すという話もあるが、こういう自動化の技術の進歩で、年寄りになっても、安全な運転のできる車が出てくることを期待したい。




「抗がん剤はやめなさい」の近藤医師が亡くなられた

 「抗がん剤だけはやめなさい」の著者の近藤誠医師が亡くなられた。がんを取り扱う放射線専門の医師だった。


私は90歳を超えた父親ががんの手術をするかしないかで、どうするか検討したことがある。私はどういうアドバイスをするのか迷ってのだが、結局、父親の意向もあり、手術をした。


ただ、その結果は父親をベッドに寝かしてしまうことになり、それが原因となって、歩行もできなくなり、亡くなってしまった。


父親をあの時、手術を受けさせないで、そのままの状態にしたまま放おっておいたらどうなったのか?それの方が結果として良くなったのではないかという気がすることがある。一方しか選択できないので、どちらが良かったのか、分からないことだが。


「抗がん剤だけはやめなさい」という本を書かれた近藤先生が、抗がん剤の話をされている記事を読んで、抗がん剤に頼るという方法もあるが、そうでなく、抗がん剤を取らないで、抗がん剤が原因で苦しむということを避ける方法もあるなと思ったものだ。


苦しんでもいいから生き延びるほうが良いのか、苦しまずに気楽に死ぬほうが良いのか?まあ、何れにせよ簡単に気楽に死ぬ方法はないのかもしれないが。


先日、私の友人から彼のお母さんが生きておられて、100歳を超えられたという話を聞いた。そして、「君のおかげだ」と言うのだ。


私は全く忘れていたのだが、彼に彼の母親が癌だという話を聞いたときに、抗がん剤を取らないで、そのままにしておく手もあるということを話したのを思い出した。


その会話をしたのは10年ほど前のことなので、その後も彼のお母さんは生き続けておられるのだ。歳を取るとがん細胞の増殖も活発でなくなることもあるようだ。


私は今でも年齢がある程度過ぎたら、抗がん剤を取るのか、それとも、抗がん剤で苦しまずにそのままにしておくのか、判断したほうが良いと思っている。抗がん剤を試すのは良いと思うのだが、それで苦しむのならその抗がん剤はやめる方が良い。


「80歳の壁」の著者、和田秀樹先生も同じようなことを言われているようだ。


70歳代、80歳代になって、それ以降をどう言うように過ごしていくのか。苦しんでばかりの生活では、何のために生きているのかわからない。と言って、長生きできないのでは仕方がないが。



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