2015年11月29日日曜日

Webページの必要な部分だけを選択して印刷できる「PrintWhatYouLike」(その1)

「PrintWhatYouLike」というChromeの拡張機能を私はよく使っている。問題は日本語表示がないことだが、その点を考慮しても、便利な拡張機能だと考えている。

Webページにはいろいろの広告やその他雑多な情報が表示されている。その中で必要なところだけを切り出して、印刷できるという機能だ。

もともとは、「PrintWhatYouLike」のWebサイトで行うWebサービスなのだ。Chromeの拡張機能はそれを簡単に起動できるようにするもので、Firefoxにも同じ機能のアドオンがある。



「PrintWhatYouLike」のホームページにある「Enter a URL」という表示の右側にある箱に処理したいWebページのURLを入力する。そして、「Start」ボタンをクリックする。

そうすると、Webページが表示され、その左隣に「PrintWhatYouLike」のツールボックスが表示される。

Chromeの拡張機能では、処理したいWebページを表示して、右上に表示されている「PrintWhatYouLike」のアイコンをクリックすれば良い。「PrintWhatYouLike」のホームページから行ったのと同じように、Webページの左側に「PrintWhatYouLike」のツールボックスが表示される。



Webページの上にマウスのポインターを持って行くと、赤い線で処理する部分が囲まれる。マウスのポインターの位置により、赤い線で囲まれる部分は変更される。

自分の必要な部分だけが赤い線で囲まれたら、マウスをクリックする。そうすると、「Isolate」、「Remove」、「Widen」、「Resize」、「Save Clip」、「Select More」と書かれたバーが表示される。



その中の「Isolate」をクリックすると、必要な部分だけが残り、その他は消し去られる。単にこの説明を呼んでいるだけでなく、実際に自分でやってみるとよく分かるはずだ。

この結果を印刷するには、画面左側のツールボックスの「Print」をクリックすればよい。あるいは、Evernoteに書き出すことも可能である。

2015年11月28日土曜日

Amazonが容量無制限のオンラインストレージを5ドルで提供

AmazonがこのBlack Fridayのセールで、そのオンラインストレージを初年度5ドルで提供するようだ。



ただし、これは米国でのセールで日本ではそういう安売りは行っていない。しかも米国でも期間限定でのセールのようだ。

かつ、既にAmazonのクラウドサービスを利用している人には摘要されない。

ということで、我々とは関係ないことかもしれないが、今でもAmazonのグラウドサービスで容量無制限のサービスの料金は年60ドルと他と比べても実に安いサービスになっているのに、さらにそれよりも安い価格の提供というのは衝撃的だ。

今回のこのセールは一時的なものと言われているが、それでもこういう安売りがAmazonのような大手で提供されるようになると、今後はそれに続いて同様のサービスを提供するというところが現れても不思議ではない。

日本でも近いうちにこのくらいの価格でオンラインストレージを無制限の容量で使えるということになるような気がする。

2015年11月27日金曜日

100GBを無料でバックアップ出来るサイト 「degoo」

無料で100GBの容量のバックアップをやってくれるサイトを改めて紹介したい。これで2回目か、3回目の紹介である。



まだ運営を開始してから2年か3年位のオンラインストレージサービスである。無料で100GBというのは他のオンラインストレージと比較しても結構な容量である。

もうオンラインストレージは使っているので、これ以上必要ないという人もこの容量で無料なら使うのは手間暇かからないので、補助用に使用しておくというのでも良い。最近は無料のオンラインストレージのサービスが有料になってしまい使えなくなるというようなことも多いので、予備として持っておくのだ。

使用を開始するにはそのサイトからアプリケーションソフトをダウンロードすることから始まる。そして、プログラムの指示に従って保存したいフォルダーを指定すればそれで設定は完了である。いつでも、そのフォルダーはバックアップしてくれており、さらにファイルは高度なレベルで暗号化されており、機密も保たれている。

なお、以下のところから登録して使用を開始してもらうと、私に100GBの容量が追加されるので、もし試しに使用しようという方はこのリンクから使用を開始してください。そうすると使用できる容量が3GB、あなたと私に追加される。
https://degoo.com/g/eErLlXT

私にもメリットがあるが、ご自身も無料で使用できる容量が103GBになるのだ。

今が見頃!京都でのおすすめもみじ散策コース

11月25日、26日と京都のもみじを尋ねてもみじで有名な所をいくつか回ってきました。



その散策に使用したのが「そうだ京都、行こう」というサイトで紹介されている2コースです。そのホームページの中の「季節の散策コース」というのをクリックすると色々なコースが紹介されています。
http://souda-kyoto.jp/index.html

私はその中の「北野天満宮エリア」というコースと「鷹峯エリア」というコースの2つを選択して、それぞれ半日くらいをかけて回ってきました。



あいにく空模様が良くなくて、途中雨に振られることもありましたが、もみじを堪能することが出来ました。

今年の京都の紅葉は期待したほど色づいておらず、未だこれからという状況でしたが、良いコース案内が会ったおかげで、自分の知らないお寺や寺院を尋ねることが出来ました。

2015年11月23日月曜日

Nexus 6Pでマイクが問題になっているようだ

Nexus 6Pが売りだされてまだ間がないが、Android Policeなどのサイトを見るとマイクロフォンの問題があるという報告が行われている。



スピーカーフォンを使用すると、話し相手が聞こえないと文句を言ってくるらしい。
GoogleのNexus Help Forumを見てみると、この問題はハードの問題ではなく、ソフトの問題のようだという。

というのはWhatsappやLineなどを使用している場合には、そういう問題が起きないからと。

どうもGoogle側のソフトの問題で、もしそうならこれはそのうちに解決しそうだ。

この他に問題として報告されているのが、背面のカメラ部分のガラスが突然なんの原因か不明のままクラックが出来てしまうというものだ。これは明らかにハードの問題なので、これが多発すると問題が広がると思われるが、今のところはそれほど多くの機器でこの問題が発生しているとは考えられていない。

わたしもそろそろNexus 6Pを買ってもいいかなと考え始めているのだが、さてどうするか?

2015年11月22日日曜日

明日できることは今日やらない

先日、十数年前に定年退職してそれから悠々自適の生活を送っている知り合いが、「明日できることは今日やらない」を行動のスローガンにして生活しているという話を聞いた。

どうも長い間会社生活をしていると、明日できることまで今日やってしまい、次の日にはその行動の御蔭でまたまたやることが増えてしまっているという生活に慣れてしまっている。

定年退職してゆっくり生活するためにはこの「明日できることは今日やらない」はなかなかスローガンだと思う。



こういう生活をしていると、その生活に余裕が出てくるように思う。

実際、上に挙げた私の知り合いは毎日ゆったりした生活をしているようで、奥さんと二人であちらこちらと散歩がてら歩き回っているようだ。時間的に余裕ができるからそういうことができるので、余裕ができてくると体調も良くなり、体が年を取らないようだ。

現在の日本は相変わらず高度成長期時代に帰りたいようで、やれ金融緩和だ、2%成長だとうるさい。しかし、あの時代が飛び抜けて良かったわけではない。あの頃も、「ゆとり」を取り入れた生活をしないといけないとう話があったが、いまこそ昔の夢を追わず、ゆとりのある生活を求めたほうが良いのではないだろうか?

2015年11月20日金曜日

次のWindow 10のアップデートのコードネームは「Redstone」(その2)

今年の4月にもこの表題でブログを書いたのだがすっかり忘れていた。その補足追加である。

Windows 10のメジャーアップデートThreshold 2が11月に行われたばかりだが、次のアップデートが噂されている。というか、開発は既にスタートしており、当然継続中なのだ。



Microsoftの開発陣もThreshold 2のアップデートが終了したからといって、ゆっくりと休養をとっているはずはない。次のアップデートあるいはその先のアップデートに向けて頑張っているはずだ。

次のアップデートの開発コードは「Redstone」というらしい。Microsoftが公に公表しているわけではないようだが、噂として流れてきている。

2016年には2つの大きなアップデートがあり、その最初のものがRedstoneである。Microsoftは以前には大きなアップデートは4ヶ月おきに行うと言っていたのだが、最近それがトーンダウンして5ヶ月から6ヶ月おきに行うというように訂正している。

Windows Insider Programではすでに「rs1_release」というブランチを使用しているのが見つかっている。このコードを見ると、「rs2_release」というのもあり得るようだ。

と言って、Threshold 2がリリースされてからはまだその後の新しいBuildが流れてきてはいない。12月には新しいBuildがリリースされるのではないかと私は見ている。

巷の噂だが、RedstoneはThreshold 2と違って、最初の大きWindows 10のアップグレードになると考えられている。つまり、新しい機能やオプションなどがふんだんに盛り込まれるものになると。

2015年11月19日木曜日

Chrome Dev Summit 2015のキーノート・スピーチから

Googleの「Chrome Dev Summit 2015」が11月17日、18日に開催された。その中のキーノート・スピーチの中身を簡単に紹介する。

Android用のChromeを開発してこれで3年になるそうだ。もう少し前から使っていたような気になっていたが、まだ3年らしい。

そのAndroid用のChromeは昨年4億のユーザの使用だたが、今年は8億になったという。1年で倍増したわけである。

Googleの調査では、モバイルユーザは毎月平均25個のアプリを使い、100位上のサイトを訪問しているという。1000サイトを訪問している人もいるようだ。

ユーザが使っている25個のアプリのうち、その使用量上位3つのアプリで全使用量の80%の時間を使っている。

アプリケーションでの通信量よりもウェブの通信量の方が多く、2倍である。

モバイルアプリの製作は重要で、Flipboardはモバイル用アプリを提供してから75%の伸びを記録した。

ということで、モバイル戦略にはWeb対応は非常に重要である

GoogleのChromeチームは、モバイルでのWebの使い勝手向上のために、他のブラウザ開発者と協力したり、その他のWeb関係者とも協力している。その一つが標準化の作業である。Web上でのいろいろのことを標準化することで、効率化などのほかいろいろの面で効果が出てくる。

Chromeの開発で重要な事は3つある。それは、信頼性、性能、ユーザとの関係である。



信頼性(Reliability)で大切なのは、常にネットワーク接続は大丈夫であると考えないことだ。不安定を前提にアプリなどの開発を行っていくことで信頼性が向上する。

性能(Performance)では以下の様な数字をターゲットにしている。それぞれのターゲットの頭文字を取ってRAILと呼ぶ。
  反応時間(Reaction Time):100ms以下
  動画の表示速度(Animation time): 16.67ms以下
  システム不稼働時間(Idle Time): 50ms以下
  画面表示所要時間(Load Time): 1s以下
いずれも、ブラウザの反応が、ユーザがブラウジングしていて不快に思わないと考えられる時間に設定している。

こうした目標のもと改善努力を行って、
  メモリの使用量 10%減
  スタートアップ時間 25%減
  Macでの電源使用量 25+%減
を実現している。

さらに性能改善のため、AMP(Accerated Mobile Pages)というWebページを用意しており、RAILの改善に寄与している。
また、POLYMERというWeb標準の一角を占めるWeb Coponentのラッパーライブラリの改良も行っており、従来よりも4%小さく、36%速くなっている。

ユーザとの関係(Engagement)でのトピックは、Home Screenアイコンの採用とPush通知(Push Notification)である。

Home Screenアイコンの採用は、ユーザのアクセスを伸ばすのに役立っており、その採用は今年の5月から11月にかけて79%と伸びている。これはアイコンをホームスクリーンにのせることにより、自分たちのホムページにユーザを呼び寄せるのに役立っている。以下の画面は日本の「SUMO」の例である。



Push通知(Push Notification)の採用はFacebookやeBayなどが採用している。そして最近は毎日3.5億のPush通知が毎日送られている。これは1ヶ月前には250Mだったのでいかに伸びているかが分かる。以下の画面はそのPush通知の例である。



この他、Web関連の開発で標準化を始めとして、いろいろ貢献していることも話をしたが省略する。全体として、モバイルのWeb向けの開発に対して重要性を強調したキーノートスピーチであった。

2015年11月18日水曜日

Googleが新しいiPhoneの3D機能対応Chrome betaの提供開始

International Business Timesによると、GoogleはiOS用のChrome betaを開発中のようだ。この新しいChromeは最近売りだされたiPhoneで採用された3Dタッチの機能に対応しているという。



今までChromeはiOS用としては標準のChromeが提供されているだけだったのだが、その方針を変更してBeta版を提供し始めたということである。WindowやMac向けにはbeta版やdev版やcanary版などが用意されているのだが、iOS向けにも多くのユーザに新しい機能をテストしてもらえるようにした。

3Dタッチ機能では、Chromeのボタンを押した時に、Chromeを正規に開くか、シークレットモードで開くか、音声入力検索窓を開くかを選択できるといった対応が取られている。これはほんの一例でいろいろのところに3Dタッチの機能を使えるようにしている。

Chrome betaはTestFlightからダウンロードが可能だ。このTestFlightは2014年にBurstlyという会社をAppleが買収したもので、App Storeを通すことなくアプリを入手して、ベータ版のいろいろのアプリをテストできるようになっている。

TestFlightを使用するにはApp StoreからTestFligtをダウンロードして、メンバー登録をする必要がある。その後、Google Chrome betaをダウンロードするページに行き、初めてダウンロードができる。

ただ、それぞれのアプリをテストできるメンバーの数は限られており、2000名ということで、誰でもテストできるとは言えないようだ。



Google Chromeのベータ版のサイトを開くとWindows版などの他にOS X版、Linux版そしてiOS版もダウンロードできると書かれているので、TestFlightを通さなくてもダウンロード可能かもしれない。残念ながら私は新しいiPhoneを持っていないので確かめられないが。

2015年11月17日火曜日

Windows 10のシェアがどんどん伸びている

Windows 10がとうとうデスクトップOSのランキングで3位に踊りでた。こうなるのは以前から分かっていたことであるが、実際になってみるとそのシェアの獲得スピードは眼を見張るものがある。



上のグラフはStatCounterのサイトから得たものある。Windows 7が45.58%、Windows 8.1が12.03%、Windows 10が9.07%、OS Xが8.28%、Windows XPが7.83%という結果である。

11月の17日間だけのデータであるが、Windows 10が3位に位置づけられている。相変わらず、Windows 7がシェアの第一位を保持しているが、OS XとWindows XPはWindows 10に抜かれてしまった。10月の時点では2つともWindows 10よりも上位に位置していたのだが。

このデータは11月17日までの結果なので、Windows 10の大きなアップデートであるThreshold 2がリリースされてから未だ日が経っていない。たぶん、Threshold 2のリリースを見ていよいよWindows 10に乗り換えてみようかなという人が増えてくるだろうから、今月のデータでWindows 10のシェアはさらに上がるような気がする。

2015年11月16日月曜日

Google Mapにレビューなどを書いてポイントを獲得し、無料のGDriveの容量を貰おう

Google Mapのブログによると、Google Mapのローカルガイドにレビューを書いたり、写真をアップロードしたり、新しい場所を追加したり、古くなってしまった情報を更新したり、質問に答えるとポイントを貰えるとともに、そのポイントでレベルを獲得することが出来るという。



それぞれ上に挙げたようなことをすると、1ポイントを獲得することが可能で、1ヶ所で最大5ポイントが貰える。

レベルはレベル1からレベル5があり、それぞれのレベルで特典をもらえるのだが、1TBのフリードライブにアップグレードされる特典をもらえるのはレベル4でポイントを200ポイント獲得すればよい。

ちなみに、レベル5は500ポイント以上獲得すれば貰える。このレベル5の特典はGoogleの2016年度就任サミットに招待されるというものだ。このサミットではGoogleのキャンパスの見学なども付いている。

この企画に参加するには、Google Mapのローカルガイドに登録すれば良い。あとは、AndoridかiPhoneのスマホのMapのアプリでポイントなどの情報を見ることが可能だ。

このGoogle Mapのローカルガイドの詳細については、そのホームページを参照すると良い。

2015年11月14日土曜日

Windows 10の11月アップデート(Threshold 2)ができない?

マイクロソフトはWindows 10に対する最初の大きなアップデートを11月12日に開始した。いわゆるThreshold 2とコードネームで呼ばれていたアップデートである。

ところが、このアプデートが出来ないユーザが居るというのだ。確かに、私の手持ちのパソコン1台にもいくらアップグレードのチェックを掛けてもBuild 10240からBuild 10586にしようという気配もない。最新版の状態にあるという表示がされてしまう。


どうもマイクロソフトからの情報では、最近、詳しくは31日以内らしいが、Windows 10にアップグレードしたパソコンではアップグレードのお声が掛からないようである。

しかし、その判定がうまく出来ていないのかもしれないが、31日以前にアップグレードを行ったパソコンでもアップグレードが出来ないパソコンがありそうに思える。

そこですぐに現在の最新のWindows 10にアップグレードしたい人のためにGet Windows 10」というサイトがある。そのページで「Upgrade now」というボタンをクリックすれば良い。

このページはその他にWindows 10インストール用のUSBやDVDを作成する手段も提供している。

2015年11月12日木曜日

Microsoftが最初のメジャーなWindows 10のアップデートを公開

実は既にInsider Program参加者には提供されているものなのだが、一般向けに正式のアップデートとして11月12日付でWindows 10のアップデートが公開された。パソコンとタブレット用でスマホ向けは含まれていない。MicrosoftのWindows Blogで紹介されている。

このアップデートは先日のこのブログでも2度ほど紹介したが、以前からThreshold 2あるいは11月のアップデートと呼ばれていたものである。

ブログによると改善された点は以下のとおり。
立ち上がりの時間がWindows 7に比較すると30%ほど早くなっている。

Cortanaはペンによる手書きにも対応した。電話番号、メールアドレス、住所なども理解し、覚えて置けるようになった。ユーザのイベントや動画の予約なども覚えて置けるし、時間通りにどこに行くかなども覚えておき、それをユーザに知らせることも可能だ。タクシーの手配のシステムであるUberなども使えるオプションも追加されている。

Edgeは性能と安全性が向上している。タブプリビューと言って、現在見ているサイトから離れることなく、マウスのポインターをタブにかざすことで、そのタブの画面を見ることが可能だ。



Edgeは使用しているデバイスどおしで同期を取ることも可能になった。

この他にもメール、カレンダー、フォト、Groove、Xbox、ストア、OneNote、Solitaireなどにも改善が加えられている。

さらに企業用のパソコンとしてもWindows 10は改善されていることがいろいろと説明されている。

これで一般のWindows 10搭載パソコンのアップデートはしばらくはないと想像できる。7月にリリースされた時にはまだ不完全な出来だったものが、やっと胸を張って使えると言えるようになったということではないだろうか。

ということで、さっそく私のノートパソコンにWindows 10アップデートを試みることにした。このノートパソコンは出張などで持ち歩きがメインのパソコンなのでなかなかアップグレードができていない。



更新プログラムのチェックを行うと、上のような情報が表示された。その中の一番上に「Windows 10 Home、バージョン1511,10586にアップグレード」というのが入っている。これがメインのアップグレードというわけである。



さっそく、「今すぐインストール」をクリックしてインストールを開始した。「Windows 10 Home、バージョン1511,10586にアップグレード」が確実に行われていることが分かる。

このアップグレードはこれからが長かった。更新プログラムをダウンロードした後は、あたかも新しくWindows 10をインストールするのと同じような形でアップグレードを開始したのだ。結局、正確に時間は測っていないが、3時間ほどかかったのではないだろうか。



インストール終了後、「winver」でバージョンの確認をしたのが上の画面である。きっちり、Build 10586にアップグレードされている。

2015年11月11日水曜日

Firefoxバージョン42でプライベートブラウジングが強化された

プライベートブラウジングというのは「ブラウザで表示したページの履歴やその他多くの情報をブラウザに残さずにインターネットを閲覧できる」機能である。これはFirefoxでは高表現されているが、Chromeではシークレットウィンドウと呼んでおり、EdgeではInPirvateウィンドウと呼ばれている。

この機能はどういう場合に役立つか。パソコンを家族や友人と共用している場合に、自分がどんなサイトを訪問したとかどういう操作をしたとかいうのを知られるのが困ることがある。例えば他人に知られたくないような変なサイトを見ていたとか、家族に内緒でプレゼントを購入したのをみられたくないとかいうような場合である。こういう場合にプライベートブラウジング機能を使用してインターネットにアクセスしておけば、そうした情報が他人に伝わらないのだ。

この機能はどのブラウザでも同じような手順で立ち上げることが出来る。
たとえば、Edgeでは画面右上隅の3つの点のアイコンをクリックする。




出てきたリストの中に「新しいInPrivateウィンドウ」というのがあるので、それをクリックすると新しいウィンドウが表示される。



新しいウィンドウの左上隅に「InPrivate」の表示、あるいは画面に斜線の入ったアイコンが表示され、さらにその空いているタブにも「InPrivate」の表示がされる。

Chormeでは画面の右上隅の三本線のアイコンをクリックする。



出てきたリストの中から「シークレットウィンドウを開く」をクリックする。そうすると新しいウィンドウが開かれる。



新しいウィンドウの左上にはシークレットウィンドウを示す探偵の絵のアイコンが表示されている。

Firefoxでは画面右上隅の三本線のアイコンをクリックする。



出てきたリストの中から「新しいプレイベートウィンドウ」のアイコンをクリックする。そうすると新しいウィンドウが開かれる。



新しいウィンドウの右上に紫色のメガネマークのアイコンが表示され、プライベートウィンドウであることを示している。

いずれのブラウザでもほぼ上に述べた様な機能なのだが、今回「Firefox バージョン42」はこのプライベートブラウジングに更に新しい機能を追加したことである。

企業などがユーザがブラウザを使用してインターネットを閲覧している時に、そのユーザのデータを収集していることがある。ブラウザを使用してインターネット閲覧をしていると、閲覧しているサイトの広告などからユーザのデータを入手している場合があるのだ。それをユーザが阻止(制限)できるというものである。これをFirefoxは「トラッキング保護」と呼んでいる。

詳しい説明は実際にFirefoxを立ち上げて、プライベートウィンドウを開いてみると良い。画面の中に「動作の仕組みをみる」というところがあるので、それをクリックすると仕組みの説明が出てくる。

更に詳しい情報がほしい人は、画面左下に表示されている「詳細情報」をクリックすると良い。詳細情報の書かれたページが開かれる。

このページには「プライベートブラウジングのトラッキング保護機能」の記事へのリンクも示されているので、トラッキング機能に関する詳しい説明を知りたい人はそれを読むのが良いだろう。

2015年11月10日火曜日

Windows 10:[ファイル名を指定して実行]をスタートメニューに表示する

[ファイル名を指定して実行]というのは、通常の操作ではあまり使わないのだが、ちょっとしたことで必要になることがある。便利なツールである。

Windows 10ではそれがどこに行ってしまったのか、Windows 10をインストールした後で使用しようとして戸惑ってしまった。

[ファイル名を指定して実行]は実は、「スタート」→「すべてのプログラム」とクリックして表示されるプログラムリストの中の「Windowsシステムツール」の中に置かれている。



これをクリックすれば、以前のWindowsと同じようにコマンドを入力する箱が上のように表示される。

しかし、いちいち上のような手順を取るのは面倒である。やはり、クリックしてすぐに表示されるようにしたい。



それには上の画面のように[ファイル名を指定して実行]をドラッグ&ドロップしてスタート画面に引き出せば良い。あるいは[ファイル名を指定して実行]を右クリックして出てきた画面で「スタート画面にピン留めする」をクリックすれば良い。



上の画面のようにスタート画面に[ファイル名を指定して実行]のタイルが追加される。

この手順を使うと、他のアプリケーションでもそのタイルをスタート画面に追加する事ができる。

2015年11月9日月曜日

Firefox:Better ReaderはFirefoxのリーダービューを超える機能を提供

Firefoxにはリーダービューというのがあって、2012年に初めてAndroid上のFirefoxに採用され、今年の2月にはデスクトップ版にも採用された。英語ではReader Modeと呼ばれているようだ。この機能は記事本文と関係ない広告や背景画像などを取り払って、本文だけを表示する機能である。

最初はFirefox Nighty(テストバージョン)だけで使うことが可能だったが、やっとすべてのバージョンで使えるようになった。こういう機能は拡張機能で行えるようになっている場合が多いが、Firefoxのリーダービューはブラウザに組み込まれている点が違っている。

リーダービューを使うユーザは、文字のサイズの設定、3種類の背景色(ライト、ダーク、セピア)の選択、そしてフォントのサンセリフかセリフかを選択できる。

リーダービューの説明は以下のところに詳しい。
https://support.mozilla.org/ja/kb/enjoy-clutter-free-web-pages-reader-view

FirefoxのアドオンのBetter Readerはリーダービューにさらに新しい機能を追加したり、不要な機能を新しいものと入れ替えた形になっている。



Better Readerでもリーダービューと同じようにオプションがWebページの表示の左側に並んでいる。その上のボタンは「リーダービューを閉じる」であり、下のアイコンは「Pocket」ボタンで、リーダービューと変わりない。真ん中の「Aa」ボタンの内容が異なっている。



「Aa」ボタンをクリックすると上の画面のような表示が現れる。その一番上のオプションはリーダービューでデフォルトになっている文字フォントを変更して別のフォントの選択をするためのものだ。これをクリックすると使用できる文字フォントのリストが表示されるので、その中から自分の好みのフォントを選択できる。

2番めのオプションは文字のサイズの変更である。

次のオプションは文章の表示幅を変更するものだ。左側のボタンをクリックすると表示幅が狭まり、右側のボタンをクリックすると表示幅が広がる。

次のオプションは文章の文字色(表面色)、文章の背景色、コントロール部の文字色(表面色)、コントロール部の背景色、を変更するためのボタンである。それぞれのボタンをクリックすると、色を選択する画面が出てくるので、好きな色をクリックして選択すれば良い。



上の画面は上にあげたオプションを使用して、自分の好きな形に設定してWebページをの文章を表示したものである。

こうして変更した設定は保存されているので、次にBetter Readerを使用するときもそのまま使用できる。

2015年11月7日土曜日

MicrosoftのOneDriveのプランの変更はユーザに対する背信行為だ

MicrosoftはOneDriveのストレージプランを変更するという話を11月2日のブログで発表している。(日本語では11月4日に)

詳細はそのブログを見てもらえがいい。
概略は以下のとおりである。まず、Office 365の一部ユーザに提供していた容量無制限のプランは廃止され、他のユーザと同様の1TBの容量になる。また、無料のOneDriveを使用しているユーザは、15GBの無料の容量を5GBに変更する。さらにカメラロール用に無料で提供されていた容量も廃止される。



私のOneDriveは上の画面のように140GBの容量の提供を無料で受けているが、それが5GBに縮小されてしまうことになりそうだ。もともとそのうちの100GBは1年間の一時的な貸し出しの形で提供されているものなので、実際には40GBの容量を5GBに変更されることになる。

こんなことになるとは考えていなかったので、すぐに対策を考えないといけない。とりあえず、5GBなどという容量はまったく魅力がないので、ほとんどOneDriveとは手を切る形になると思う。そして、他のオンラインストレージへの移行を行うことになるだろう。私自身は基本的に2台の外付けHDD(それぞれ3TB)にデータは保存されているので、オンラインストレージの容量が減っても、その中に入っていたファイルやデータをダウンロードして他のストレージに保存するという必要はない。

Microsoftのブログでもそのコメント欄でマイクロソフトに対する厳しい意見が目立っている。このOneDriveの変更はは今まで言っていたことを突然裏切ったことになるので、マイクロソフトの信用を下げることは間違いない。明らかにユーザへの背信行為だ。

OneDriveだけでなく、オンラインストレージのサービスにはいつもこの危険が存在する。サービスをストップするとか、提供する容量を減らすとか、価格のアップだ。ついこの間も、ADriveが無料で50GBも容量を提供するサービスを停止したことが分かった。これからもいくつかのところで、こういうことが起こりそうだ。ひょっとすると今は大丈夫と思っているGoogleのGDriveにもこういうことが発生するかも知れない。

なお、ついでながら、「縮小したOneDriveにどう対処するか」は以下のところに詳しい。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1511/08/news015.html

2015年11月6日金曜日

Windows 10:秋のリリースは11月5日に行われた

11月4日のこのブログで秋のリリースは11月10日頃かと言っていたのだが、実際は現地時間で11月5日に行われた。私はこの二日間外出していたので、気づかなかったのだが、本日改めて私のパソコンのWindows 10のバージョンをチェックしてみて、Build 10586になっているのに気がついた。どうも私の居ないうちに自動的にアップデートが行われていたようだ。



Windows 10のバージョンを確認のため画面の右下にいつも表示されているBuildの番号を見ようとしたのだが、何も表示されていない。ということは、今回のアップグレードはやはり特別なもので、いわゆる開発コードThreshold 2と呼称されていたもののようだ。上のバージョン情報の画面でも、「バージョン1511 (OSビルド 10586.0)」という表示になっており、バージョンが10.0から変わっている。

私はWindows 10 Insider Programに参加しているので、開発途中のバージョンが一版のリリースよりも先回りしてインストールされる。手持ちのノートパソコンはInsider Programに参加していないので、ノートパソコンのバージョンを確認してみたが、以前のままのBuild 10240だった。更新プログラム位で確認しても、「最新の状態になっている」と表示されている。



しかし、このBuild 10586は画面右下にInsider Programの表示がないので、通常のリリースのようだ。そレを確認する質問をTwitterで行った人が居て、その回答として、「RTM」、つまりパソコン生産者用の正式リリースだという返事が返って来ている。



私のノートパソコンのバージョンがいつBuild 10586のレベルになるのか未だ良くわからないが、これから製造されるWindowsパソコンは今回リリースされたBuild 10586版で出荷されるということになる。

このBuild 10586というのは、大きな改良項目などが含まれているわけではなく、幾つかの問題点の解決だけだそうだ。従ってInsider Programを行っている私のような人間にとっては、単に順次リリースされるBuildの中の一つにすぎないということのようだ。

2015年11月3日火曜日

Windows 10の秋のアップデートは11月10日か?

ネットからの情報によると、Windows 10の次のアップデートは11月2日と言われていたのだが、結局11月10日になるようだ。ただし、まだマイクロソフトからは正式な発表はない。

私はいつも使用しているパソコンでは、Windows Insider Programに参加しているため、この通常のアップデートよりも前に色々の機能を使っている。従って、このアップデートにはあまり興味はない。

このアップデートは「Threshold 2」と呼ばれているアップデートで、Skypeを使用したメッセージの交換アプリとか、Edgeの強化などいくつかの機能強化改善が図られているものと考えられる。



最近のWindows 10のマーケットシェアは確実に上がってきているようだ。上に示した円グラフのように、シェアは7.94%となっている。Windows XPが11.7%、Windows 8.1が10.7%である。

また、以前から言われていることであるが、Windows 10のゲーム愛好家の使用が進んでいる。Steamのユーザ調査によると、10月だけでWindows 10の64ビット版は2.64%と使用率が上がって26.62%になっている。一方、Windows 7の64ビット版は36.32%とまだWindows 10よりも高い仕様率を保っているが、10月だけで1.16%使用率を落としている。

奥多摩周遊道路の駐車場で見た雲海が素晴らしかった

昨日、秋川の紅葉を見に行こうとドライブに出掛けた。

結局武蔵五日市駅の前から、十里木を経由した檜原都民の森まで行ってしまった。雨模様の天気で紅葉を見るにはちょっと不満の残るお天気だったが、都民の森などの紅葉は綺麗で、これから11月末くらいまでは楽しめそうだ。都民の森に到着するまでの間にも、いくつかもみじが綺麗なところがあり、ドライブのコースとしては満足の行くコースだ。


都民の森から五日市駅の方に引き返すつもりだったが、せっかく来たのだからというわけで、奥多摩周遊道路を経由して青梅に抜けるコースを更に走ることにした。

コのコースももみじが綺麗だった。高度の高いところを走っているので、五日市からのコースに比べると、紅葉は進んでいる。このコースも紅葉を堪能するには良いコースだ。

その途中で山並みに雲が浮いている雲海に遭遇した。ドライブコースの途中でも綺麗な景色が見える。

どこか、車を止めて写真を取ろうと考え、駐車場に入った。後で確認したのだが、月夜見第一駐車場のようだ。ここからの景色は素晴らしいということはネットでも紹介されているが、こういう雲海が見えるというのは紹介されていない。


たまたま、お天気が小雨から曇りに変わる時だったのが幸運だったようだ。奥多摩の山並みの間に雲が漂っており、実に印象深かった。そこで撮ったいくつかの写真を添付しておく。





スマホの写真をパソコンに保存する方法 - Googleフォト編

 スマホで撮った写真、どんどん増えていきますよね。機種変更のタイミングや、万が一スマホが壊れてしまったときのために、パソコンにバックアップしておくと安心です。 Googleフォトを使えば、スマホの写真を簡単にパソコンにダウンロードできます。今回はその方法をステップごとにご紹介しま...