マイナポイントは総務省が仕掛けた制度で、カードやQRコードを使用した支払いなどでお金を使用した場合に、その25%をポイントで戻してくれるというものだ。戻してくれるポイントの上限は5000円である。あまり普及していないマイナンバーカードを普及するという目的もあって、推進しているものだ。
9月から開始されていたのだが、私は今まで登録するのを忘れていた。
とりあえず、スマホだけで出来るということなので、登録することにした。私はマイナンバーカードを持っているので、簡単にできると考えていた。
ところが、私のスマホでマイナンバーカードが読み取れないという問題が発生した。私のスマホは安いながらもNFCやおサイフケイタイが出来るスマホなので、マイナンバーカードを読み取るのは全く問題ないと考えていた。
マイナンバーカードをスマホにかざして、(実際にはスマホに貼り付けるようにした)いざ読み取る段になっても全く読み取ってくれない。総務省が作成したアプリが悪いんだろう。うんともすんとも対応しない。読み取る段階で画面が全く反応しなくなってしまう。
スマホで駄目ならということで、パソコンで対応することにした。マイナンバーカードの読み取りは確定申告で毎年やっているので、問題はない。
私が主として使用しているのは楽天カードなので、楽天カードをマイナポイントに紐つけることを考えた。
ところが楽天カードはパソコンだけの処理ではすまず、手続きを進めていくと、スマホに楽天アプリをインストールせよと指示してきた。つまり、パソコンでは手続きができないのだ。仕方がないので、スマホに楽天カードアプリをインストールした。そこで気づいたのだが、楽天カードで改めて、マイナンバーカードの読み取りを行わないといけない。パソコンでのマイナンバーカードの読み取り操作は無駄だった。まあ、ひょっとするとマイナンバーカードの読み取りを楽天カードアプリでは可能ではないかと試してみたが、やはり読み取りはできない。
結局、楽天カードでマイナポイントを使用するのを諦めた。
そこで、他のもので、パソコンだけで処理が可能なものがないか、探してみることにした。探して見つけたのが、PayPayである。私はPayPayは最近使い出したばかりだが、楽天カードに劣らず使用している。これをマイナポイントと関連付けることにした。
この手続きでも戸惑った。マイナンバーカードの読み取りは、マイナンバーカードのパスワードを入力するだけで、問題なく実行できた。この手続きが、「マイナポイントの予約完了(マイキーIDの発行)」ということのようだ。しかし、「マイキーID」というのが何なのか全くわからない。なんの説明もない。
わからないことは無視して、そのまま、マイナポイントの申し込み手続きに進む。まずは、マイナポイントをもらう決済サービスを決定する手続きに進む。
決済サービスで目的のPayPayを選択した。「利用規約を確認」という画面が出てくるので、確認して、申込みに進む。そうすると、「申込情報を入力」という画面が現れる。この画面で、「決済サービスID」と「セキュリティコード」を入力する画面が出てくる。ここではたと困ってしまった。決済サービスとセキュリティコードなどどこで入手できたのか全くわからない。先程のマイキーIDとも異なるようだ。
よくよく調べてみると、この前の画面か、この画面に小さく「決済サービスIDとセキュリティコードの確認」という表示が小さく出ているに気づいた.それをクリックすると「決済サービスID」と「セキュリティコード」が表示された。
これら2つのデータは、それぞれの決済サービスの画面で異なるようだ。すべての決済サービスでこのあたりの処理が統一されていない。
「決済サービスID」と「セキュリティコード」を入力して、「確認」をクリックすると、申込み確認画面が表示される。確認して「OK」をクリックする。
公的個人認証の利用者証明パスワードの入力を依頼されるので、入力し、「OK」をクリックすると、手続きは終了する。
上の画面のように手続きは完了したのだが、そこまで行き着くのに苦労した。まずは、スマホでマイナンバーカードが読めなかったのが問題だった。スマホにはおサイフケイタイの機能があるのに読めなかった。何故か原因はいまもわかっていない。
さらに、パソコンだけでやれると思っていたら、決済サービスによってはパソコンではできず、登録できるのはスマホだけというものがあった。パソコンを使用する場合には、パソコンだけで手続きを済ませるようにしてもらいたいものだ。
さらに、説明不足の「決済サービスID」と「セキュリティコード」の入力を求められた。これも決済サービスにより、入手方法などが異なっているようだ。そして、それ入手するのが肝がんでないものがある。
こんだけいろいろ手続きを踏んで、最高額5000円をもらうというのでは、やる気が失せてしまう人が多いのではないだろうか。
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