4連休の真っ最中である。
ニュースに寄ると、国内線や新幹線は久しぶりに混雑が発生しているようだ。観光地にも人出が繰り出しており、賑やかさを取り戻している。
GoToキャンペーンも東京の除外が10月から解除されるようで、10月からの予約で旅行会社などはWebサイトがパンク状態というのもあるようだ。
これでコロナウイルスの騒ぎが収まってしまうと言うと、そう簡単ではないが、流れは変わったようだ。
今までは遠くに出かけると白い目で見られる心配があったが、GoToキャンペーンが開始されたこともあり、そういう被害が少なくなってきた。
中には、いまだにこの4連休には観光客は来てくれるなと言っている知事もいるようだが、この流れが見えていない発言だ。
興味深いのは東京都の小池知事の動向だ。流れを見るのが得意な知事は、どういうようにコロナウイルス危険という態度を変えていくのか。ドラマとしてみると実に面白いドラマになるのでは?知事はこの4連休は出かけるのを控えてくれと言っているようだが。
今までは、コロナウイルスの死者数、感染者数などのデータを見て、正しくコロナウイルスは恐れるほどの病気ではないと言っていた人たちや、全くそういうことには関心もなく、単にコロナウイルスを恐れなかった人たちだけが、コロナウイルスが危険というアオリに乗らなかった。
ところが、この4連休の人出などを見ていると、コロナウイルスは恐れるほどでもないと考えているが、他の人の目が気になって、外に出るのを控えていた人たちが、一斉に出かけだしたということのようだ。
これから秋の観光シーズンが始まるが、観光地は以前ほどではないにしても、活気を取り戻すのではないか?まだ、海外の観光客を受け入れる状況にないので、元の状況に戻るには時間がかかりそうだ。
感染症の専門家と言われる人たちの中には、まだまだ注意しないといけないと言っている人もいるようだが、この状況が続くと、そのご意見に耳を傾ける人も少なくなってくるだろう。
一部の専門家は、この冬はコロナウイルスとインフルエンザが同時流行するなどと言っているようだ。しかし、マスク、手洗い、うがいなどはコロナウイルス対策でもあり、同時にインフルエンザ対策でもある。それを大半の人がこれからも継続してやるとすると、同時流行するなどありえない話だ。今年の春はインフルエンザの感染者は昨年に比較すると少なかったようだ。来年も今年と同じように、インフルエンザの感染者数は少ないはずである。
GoToキャンペーンなどで人出が増えると、感染者数が増える可能性はある。しかし、死者数はそれほど増えないはずである。今までのデータを見ても、死者数が爆発的に増えてきているという状況にはない。(下のグラフは東洋経済オンラインから入手)
死者数が10人ほど出ているので問題だと感じる人がいるかも知れないが、この数字は非常に少ない数字である。感染者が出ているので、死者が全く居ないという状況になるのはもう少し先のことになる。そういう意味では、全く警戒しなくていいという状況になっていない。しかし、日常生活を取り戻しても良い状況になってきているということだ。
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