武田邦彦氏と小名木善行氏の対談のYoutubeを見た。表題は「日本が資源に乏しいは嘘!?日本は世界の中でも資源大国〜日本の技術〜」である。
日本は資源が乏しい国だ国だと言われている。「日本には資源がたくさんある」という話を聞いたことがない。もちろん書かれているものを読んだこともない。
しかし、この YouTubeで武田邦彦氏が、「日本は大変資源の豊富な国である」と言っている。資源のあるものはありすぎて、当たり前にあるものだから、それに気づかない。
その一つの例が、水である。確かに、日本ほど水が豊かにある国はない。いたるところにあると言っても、過言ではない。雨の降らない時期もあるので、水不足と言われるときもあるが、水は容易に手に入る。そして、日本の周囲は海で囲まれているので、必要とあれば、海から水を取ることもできる。
世界の国を見てみる、陸地ばかりという国は、少なくない。ほとんどの国で、水を確保するのに大変な努力を必要としている。 海外に旅行をした人はわかると思うのだが、海外では、国内がほとんど陸地だけで、水がなかなか入手できないという国がたくさんある。そういう国では、水の値段が大変高い。酒などのアルコール類よりも、水の方が高いところもある。
水だけでなく、日本は周りが海であるので、塩は海から簡単に入手することができる。今はあまり行われていないが、昔は海岸には塩田があって、塩を採るようにしていた。
つまり、日本では人間が生きていくのに必要な水と塩が豊富にあるということだ。この他にも、日本で潤沢にあるものとして、石灰石、砂利等がある。江戸時代以前を考えると、日本は生きるのに必要なものは、輸入せずに居れたのだから、生きていくのに必要なものは、手元にあるという事である。
では、不足している石油や、石炭はどうか?武田先生に言わせると、石炭や石油は地球上で有り余っているそうだ。
例えば、石炭などはオーストラリアの炭鉱に行くと土地の表面に、石炭が出ているところがあって、いわゆる露天堀というもので、その面積たるや考えられないほどの広い面積を占めている。こういうところが、面積はこれほど大きくなくても、世界中で至るところにあるのだ。
石油なども大陸の下には大量の石油があるという。従って、1000年以上経過してもなくならない。現在の石油採掘は、地表近くにあるものを採っているだけ。もっと深い所には、多量の石油があり、その採掘はまだ始まったばかりである。それが、シェールガスと呼ばれているものだ。
石炭や石油は日本には、採掘技術がある。石炭や石油がある国は、採掘技術がない。日本は、採掘する機械などを売ることで、その代わりに石油や石炭を入手すればよい。こうした技術を持っているのは、日本、アメリカ、そしてドイツの3カ国だけである。
こういうことから考えると日本は資源が乏しい 乏しいと言って、嘆いているのはおかしな話ではないかというのが 武田先生の説明だ。
この YouTubeはPart1とPart2の2つの動画になっている。以下のところにある。
Part1
https://www.youtube.com/watch?v=iRW5MDhVl7A
Part2
https://www.youtube.com/watch?v=ogaB0wm3Wdw
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