2024年1月29日月曜日

探査機SLIM運用を再開 太陽光発電が稼働再開

 JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、20日に月面着陸をした探査機「SLIM(スリム)」の運用を28日から再開したと発表した。


JAXAは、SLIMの着陸時の姿勢等が計画通りではなかったことから、太陽電池からの電力発生ができず、同日午前2:57(日本標準時)に地上からのコマンドにより探査機の電源をオフにしていた。


この時点で、JAXAは今回のSLIMの月面着陸について、評価を60点としていた。厳しい味方をする人は、0点に近い評価をしていた。


ただし、着陸直後の記者会見で、「ひょっとすると太陽光が太陽光発電のパネルに当たる可能性があるので、回復するかも知れない」という淡い期待のような発言があった。


私はこれを聞いた時に、かなり確信を持って太陽子発電が稼働すると考えていると感じた。もちろん、太陽光発電のパネルなどが損傷しており、それが原因で稼働しないケースも考えられたのだが。


今回の太陽光発電の稼働再開というニュースを聞いて、私のSLIMの評価は100点と言えないかも知れないが、90点くらいに上がった。実に素晴らしいことだ。


詳しい情報は持ち合わせていないが、太陽光発電の再稼働で、もし、それが充電できるものなら、更に良い話になる。稼働時間も十分あるので、当初計画していたいろいろのデータの入手などのほとんどのことが出来るようになったのではないか。


再稼働に伴い、さっそくJAXAはSLIMが撮影したという観察対象の岩「トイプードル」の画像を公開している。



              (トイプードルの写真:JAXAホームページより)





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