じっさい、Googleはそのデータセンターで大量の電気を使用している。毎分、400時間分のYouTubeの動画がアップロードされてくる。その処理のために、数多くのプロセッサーが稼働しているし、そのデータを保持するためにメモリも大量に動かしている。
こうした電力量の消費を減らすために、いろいろの工夫をしているそうだ。それでも、大量の電力を消費するので、電気代は馬鹿にできない。この電力には極力再生可能エネルギーを使っている。風力発電や太陽光発電などである。
Googleは世界的な規模の会社なので、単に本社のある米国だけでなく、全世界に事業所は散らばっているが、それらのすべての事業所の電力を再生可能エネルギーで賄うために、世界中でそのための努力をしているそうだ。
その結果として、2017年にすべての電力を再生可能エネルギーで賄うことができるようになる。ただ、それですむというわけではなく、電力使用量はその後もどんどん増え続けるので、それに対する今後の対応も再生可能エネルギーで行うために、継続した努力が必要である。
この再生可能エネルギーの使用量は、他の企業に比較して格段に大きい。
上のグラフで見ても明らかである。このグラフに示すように、大量に電力を消費する会社が率先して再生可能エネルギーを使用するようにすれば、再生可能エネルギーの利用は大きく前進するもの思われる。
日本ではこういう取り組みをしている企業を聞いたことが無い。しかし、日本でも優良な会社はやはり再生可能エネルギーの導入を着々と行っているように思うのだが、どんなものだろう。ちょっとネットで調べてみたが、良いデータが見つからなかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿