2015年6月24日水曜日

米国Amazonが音声を聞いてそれに応えるAmazon Echoを販売する

米国Amazonから面白いものが発売される。
英語でいろいろのものを尋ねたり、頼んだりすることが出来るロボットである。以下のところから実際使っている様子を紹介したビデオを2つ見ることが出来る。残念ながら英語であるが、見ればどういうことなのかわかると思う。
http://goo.gl/jH3bnl



昨年末から試験的に販売されていたようで、既に米国amazonのサイトではカスタマーレビューが2万件ほどでている。そのうち5つ星評価が66%、4つ星評価が24%ということで概ね高評価を得ている。

質問やリクエストはまず「Alexa」とこのロボットに問いかけることから始まる。その質問やリクエストの内容だが、本の音声読み上げ、スケジュールの設定や予定の確認、よく買うものの買い物リストの作成、オプション機器を取り付けて電灯などのOn/Off、交通案内、スポーツのスコアやスケジュール、好きな音楽の再生、ニュースや天気予報、目覚まし時計、ジョークを行ってくれる、その他いろいろの質問に答える、などなどいろいろのことが出来る。

これで価格は179.99ドル。Amazonプライム会員には99.99ドルで販売される。

使い勝手の良さを知るということで、カスタマーレビューの内容を少し紹介する。
アルツハイマー病にかかった人が、このEchoを使いこなしているようだ。オプションの機器を取り付けることによって、部屋の明かりなどのオン・オフをおこなったり、買い物リストを作成して、買い物に出かけている奥さんに知らせることも行っている。もちろん、音楽なども聞いているし、ジョークなども周りの人を喜ばせるためにリクエストしている。興味深いのは、アルツハイマー病なので言葉がはっきりしないと使えないと思っていたのが、実際には使用できて、さらにその話し方が良くなってきたように思えるということだ。

昨年末にEchoを購入依頼して、今年2月に入手した人は、Echo(Alexa)の能力はテーマによって異なり、IQとしては25から160くらいでばらつきがあると言っている。Alexaも改善されるようだが、使用する人の方もAlexaに徐々に対応していくようで、時間とともにその使用感は改善されるようだ。買い物リストはやはり便利で、Alexaが作成した買い物リストは、スマホで見ることが出来て、買い物に出かけてしまった後でも、家にいてAlexaに買い物を頼むだけで、リストに追加される。「Alexa、私を愛してる?」とか「Alexa、私は魅力的?」などと質問すると色々面白い答えが返ってくるそうだ。

音声認識という技術では、日本語は英語などに比べると非常に難しいので、日本語バージョンはもう少し先かなと思う。しかし、最近のスマホで使用している音声認識のレベルを考えると、意外と早くこの手の商品で日本語対応というのが出てきそうな気がする。

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