2015年8月5日水曜日

Windows 10になかなかアップグレードされない

先日Windows 10に手持ちのパソコン1台をアップグレードしたことは報告した。

本日、もう一台のパソコンをアップグレードすることを試みた。前と同じくWindows 8.1からのアップグレードである。

ところが先日報告したようなやり方ではアップグレードが行えないのだ。つまり、すべてのWindows Updateの項目をインストールして、何もインストールするものがなくなった状態にしても、Windows UpdateではWindows 10のアップグレードが開始されない。Windows 10へのアップグレードというメッセージが出てこないのだ。



そこでWindows Updateの履歴をみてみると、なんと上の画面のように何度もWindows 10へのアップグレードに失敗している。Windows 10へのアップグレードを依頼してから何度もこのパソコンでWindows 10へのアップグレードを試みているのだ。

そこでリストの中の「Windows 10 Proにアップグレード」というのの一つをクリックしてみると、そのエラーの内容が表示された。「Windows Update 80240020」のエラーだという。

仕方がないので、「80240020」で検索して(ググって)みた。そうするとこのエラーを経験している人がたくさんいることがわかった。検索結果のいくつかを読んでみるといくつか解決方法が書かれている。その中で以下のところの説明がマイクロソフトの回答もあり分かりやすい。
http://goo.gl/tTpO7P

ここではマイクロソフトの解答だけでなく、いくつかの解決方法が他の人からも投稿されている。このエラーは「インストールの最初の段階が完了できない(していない)」ことを示すものだそうだ。後から考えてみると、準備が完了するまでは、何度でもエラーが発生するのは当たり前のことのようだ。

解決方法としては、その説明の最初に表示されている、マイクロソフトのフォーラムモデレーターが回答している「レジストリーキーの変更」を行うことにした。レジストリーキーの変更は慣れていないといろいろトラブルの原因になるので、あまりやりたくはなかったが、説明で示されているレジストリーキーがすぐに見つかり、そのレジストリーキーにDWORDを一つ作成して追加するだけだったので、難しくはなかった。

ここで示された手順をその通り実行していくとWindows 10へのアップグレードが問題いなく開始できた。実は時間的にはこれ以降実際のアップグレードの時間のほうが長いのだが。

ただ、この説明にも書かれているが、「アップグレード通知を受信するまで待機し、その後提供された指示に従う」というのが、Windows 10をすぐさまアップグレードすることをそれほど積極的に望まないなら、一番良い選択のようだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

膨らみ続ける核燃料サイクル費用:22兆円超えの現実と課題

 3月3日の毎日新聞一面に、「核燃サイクル、22兆円超 06年以降 事業費膨張続く」という記事が掲載されました。この記事では、以前から問題視されていた原発の使用済み核燃料を再利用する「核燃料サイクル」のコストが、さらに増加している現状が報告されています。 核燃料サイクルの費用は、...