マイクロソフトがオンラインストレージのプランを変更したのは11月4日のことだ。このブログでも紹介した。
そのプランの概略は以下のとおりである。まず、Office 365の一部ユーザに提供していた容量無制限のプランは廃止され、他のユーザと同様の1TBの容量になる。また、無料のOneDriveを使用しているユーザは、15GBの無料の容量を5GBに変更する。さらにカメラロール用に無料で提供されていた容量も廃止される
この突然の変更にクレームが殺到したのは当然のことである。
そこでマイクロソフトはやむなく、プランの変更を行うことにしたようだ。無料の容量の15GBにすることと、カメラロールでの容量も15GB使用できることにした。ただし、有料の容量無制限というプランの提供はやはり行わない。
詳細は以下のOneDriveのフォラムで「Give us back our storage」というタイトルのコメントに、マイクロソフトのDouglas Pearceの書いたメッセージを見ることが出来る。
https://onedrive.uservoice.com/forums/262982-onedrive/suggestions/10524099-give-us-back-our-storage
この事件でマイクロソフトがユーザからの信頼を失ったことは間違いない。いくら後で対策を施しても、結局言い出したことはユーザの頭のなかに残ってしまうからだ。つまり、今後もこういうユーザに不親切な対応を取る会社だと思われてしまう。
なお、現在の無料プランを継続するためには、来年の1月末までに以下のサイトから「Keep your free storage」とうラベルをクリックして、継続手続きをする必要がある。
https://preview.onedrive.com/bonus
相変わらず、OneDriveを使い続けようと言う方は、さっそく手続きを行っておくのが良いだろう。私は既に手続きを済ませた。15GBあれば必要なドキュメントは結構保存できるし、何台か持っているパソコンの間でデータの同期を取れるのも助かるからだ。あえて捨ててしまう必要はない。
なお、無料のユーザでもOneDriveの使用容量の大きい人には、来年1月末頃にマイクロソフトの招待状メールが届く。それには無料で1年間1TBの使用を提供するというオファーが付いているようだ。そういう人たちはマイクロソフトからのメールを安易に捨てないで気をつけてみておく必要がありそうだ。
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