2015年12月9日水曜日

「吉野家牛丼を長期連続使用したらどうなるか」という研究

12月9日に牛丼で有名な吉野家が「『吉野家の牛丼の具』の長期連続使用に関する研究について」という研究報告を発表している。吉野家のホームページのプレスリリースの欄に書かれており、そこから研究報告を読むことが可能だ。

研究では24名の人に12週間「冷凍牛丼の具」を食べてもらい、摂取前後で健康リスク画像かどうかを確認するものだった。結果は「摂取前と後でなんら健康リスクが増加する兆しは見られなかった」というものである。

研究の目的は、牛丼の不健康イメージを払拭するためのものだったので、まずは成功ということなのだろう。



私は今も「一日一食ダイエット」を行っているので、もしこの一食分を牛丼だけで長期間過ごすとすると、ちょっと問題かなという気はする。このダイエットはもっといろいろの種類のものを食べないと栄養が偏るから。この研究では一日の中の一食だけを牛丼にして、残りの二食は自由にということだから、その二食で他のものを食べれば良いのだから問題なかったのだろう。

実はこの「冷凍牛丼の具」はその名の通り冷凍食品で、一日一食ダイエットを実行する前には、お昼を簡単に済ませるために食べていたことがある。なぜか実際の吉野家で食事するものよりも量が少ないような気がしていた。しかし、さすがにレトルトと違い、冷凍は実際に売られているものに近い。旨さとしてはまずまずだったと思っている。

いずれにせよ、牛丼を一日に一食継続して食べても、問題がないことがわかってよかった。

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