2016年2月14日日曜日

古いバージョンのInternet Exploreの危険性について

このブログでも1月20日に古いバージョンのInternet Explorerの危険性についての記事を書いた。マイクロソフトは1月12日に古いバージョンのInternet Explorerのサポートを終了したと。

それ以降サポートを継続するのはInternet Explorer 11だけで、後の古いバージョンのものはサポートされない。

先週の火曜日にマイクロソフトはInternet Explorer 11とEdgeに対して、新しいパッチ、つまりアップデートをリリースした。ところが、そのパッチは古いバージョンのInternet Explorerに対しては行われなかった。つまり、そのパッチで対策された問題に関して、古いバージョンのInternet Explorerには適応されないわけである。


マイクロソフトはそのリリースでどういう危険性があるからパッチをリリースしたかというような説明はしていない。しかし、ウィルス作成側にとってはそのうちにパッチの内容がわかってくるはずである。

そうなると古いバージョンのInternet Explorerのどこが問題なのかということが分かるわけで、そこの攻撃を仕掛けてくるようなウィルスを作成するのは簡単だし、ウィルス作成者はそういうの狙って作成する可能性は高い。

以上のような理由で、古いバージョンのInternet Explorerを使っている方は、早急にInternet Explorer11に乗り換えるか、あるいはEdgeを使うか、別のブラウザであるChromeやFirefoxをインストールして使用するかを考えたほうが良いだろう。

とは言っても、乗り換えたブラウザがウィルスに対して全く安全かというとそうではない。新しく発見される危険性というのはどこにでもあるから。

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