しかし、コロナウィルス騒動が起こったために、良くなったことも色々と出てきた。
その一つが今回の検察庁法改正を政府が今国会で成立を諦めたことだ。其の大きな原因の一つが、SNSによる反対運動だったことである。
Twitterで「#検察庁法改正法案に講義します」に380万もの投稿があった。これがほかのにもいろいろの理由があると思うが、政府が今国会での成立を諦めた理由の一つと言われている。
今まで、この手のSNSでの抗議で政府が法案の成立をやめたという例はない。法案成立だけでなく、その他の政府の動きに制止をかけたものもなかったと思う。
現在、在宅にいる機会が多いこともあり、TwitterなどのSNSの活動は活発である。それも投稿数が大きくなったことの原因だろうが、今後、SNSでの発言というのが、政治に対して大きな影響を与えるきっかけになったのではないだろうか。
こういうことが一つ発生すると、これからもまた同じような抗議行動が発生して、拡大するきっかけになる。大勢の人が、あの時効果があったのだから、今度も、と考えてしまうだろうから。
以下に「Our World in Data」で作成した、百万人あたりの感染者数の推移、及び百万人あたりの死者数の推移のグラフを示しておく。アジアの数とその他の地域の人数にあまりにも差がありすぎるので、一つは米国、ドイツ、フランス、スエーデン、日本の5カ国のグラフで、一つは日本、中国、韓国のグラフを作成した。
百万人あたりの感染者数の推移(日本、米国、ドイツ、フランス、スエーデン)
百万人あたりの死者数の推移(日本、米国、ドイツ、フランス、スエーデン)
百万人あたりの死者数の推移(日本、中国、韓国)
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