日本では緊急事態宣言を延長ということになるようだ。しかし、先日も説明したが、日本の人口百万人あたりの死者数は4人で世界で見て格段に少ない。それでも宣言を延長するのと言いたいところだ。
神戸大学岩田教授のチームの最近の報告では、1000名を調査したところ、既に感染してしまっている人が33人いたという。調査した人は、大学の病院に来た人ということなので、それが一般的なデータとして考えられるかという疑問はある。しかし、日本の中でこの手の調査ができていないことを考えると、貴重なデータである。厚生省でなぜこのようなデータの収集を行わないのか、不思議である。
この3.3%(33/1000)という数字を日本の全人口に適用すると、大きな数字になる。それだけの人が感染しているということになるから。概算だが41百万人である。この規模は大きな被害をコロナウィルスが与えている海外の国と変わらない数字だ。報告では、だから、日本も海外と変わらないパンデミックの状態にあるという結論になっている。
しかし、この調査でもそれなら死者数が極端に少ないのはどうしてかという疑問には答えていない。この報告でも、なぜこんなに死者数が少ないのかわからないと説明されている。海外と同じような割合の感染者数であっても、海外に比べて極端に少ない死者数の割合なら、それは緊急事態宣言を出すほどの事態と言えないのではないだろうか?
以下に5月2日時点のWorld Meterのデータに基づく各国の感染者数、死者数などの表を表示しておく。百万人あたりの死者数に注目して見てもらいたい。
2020年5月2日土曜日
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