最近、コロナウイルスの第二波がくるくると騒がしい。
特に北九州市で感染者が10数人出たときから騒がしくなって、とうとう北九州市は図書館や公園などをまた閉鎖してしまった。
しかし、こういう状況でも政府は二度目の緊急事態宣言は出さないと思う。もともと、緊急事態宣言は出したくなかったのではないだろうか?
それを示しているのが、5月29日にだされている「新型コロナウイルス感染症対策の状況分析・提言」(2020年5月29日)で、「緊急事態宣言前に感染のピークが来ていた」という説明がある。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000635389.pdf(p.15)
私はマスコミが騒ぎすぎたので、やむなく緊急事態宣言を出したということだろうと考えている。
専門家会議内容を示す会議録が撮られていないという話があるが、これだけまとめられて提言として公開されているのであれば問題はないのではないだろうか。会議録で誰がどういうことを喋ったということが明らかになれば、それはそれで問題が出てくる。自由な発言ができる環境を保っているということも、重要なことである。
今後のシナリオとしては、いかにしてパニック状態になっている世論を平常の状態に持っていくかということにつきる。
これに関しては、今までの政府のやり方を見ていると、しっかりと手を打ってくるのではないだろうか?誰がその中心になって指揮を取っているのか?興味深いところである。もちろん、安倍首相では無いことは明らかだた。安倍首相も優秀な官僚をよく使っているということになるのかな。まあ、これもコロナのおかげで気づいたことだが.
以下に、ヨーロッパと日本、台湾などの3日移動平均で示す死者数の推移のグラフと、ヨーロッパの国を除いたアジアの国だけのグラフを示しておく。いずれも、「Our World in Data」のサイトから作成したグラフである。ヨーロッパとアジアの国々の死者数の違いが歴然とわかる。
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