2020年5月7日木曜日

ZOOMによる講演会に初めて参加してみた

昨日、デイサービスや看護師向けの講演会が内々で開かれたのに参加してみた。私は特に介護関係の仕事をしているわけではないのだが、関係者ではあるので参加の資格はある。

受講したのは介護にも関係している医療関係者で、約20名ほどが参加した。ただし、映像を大きなテレビ画面に映し出して講演を聞いている方もたくさんいたようで、全体の人数はわからない。

講演はその指定時刻の15分前から参加できるようになっているが、実際に会場に入れたのは数分前のことだった。大きな会場を使って、講演をこういう形で受講するというもの有りだ。

講演された方は、その資料を使っての講演は既に何度もやられていたようで、手慣れている。

定刻になると、すぐに受講者の声が入らないように、講演者以外は音声はミュートになり、画像は共有画面が表示される状態になった。共有画面には説明資料の1ページが表示された。この状態なので、途中での質問はできない状態で講演は続けられた。途中でも質問を受ける形もありうるが、どちらが良いかはその講演内容によるのではないかと感じた。

説明はマウスのポインターを使用して行われるが、通暁のマウスのポンターではなく、ZOOMが用意している星印の形をしたポインターを使っていた。これの方がポインターが目立つので、その指している先を追いやすい。

講演は1時間の予定で、ほぼその時間を費やして説明が行われた。その後、質問がないかという問いかけがあったが、誰も質問せず、講演は終了した。質問するには音声を強制的にミュートしているのを解除しないといけないのだが、されていなかった。私がミュートを解除したので、講師は気づかれたようで、全員の音声のミュートを解除されていた。

後で聞いたのだが、聴講された方々はみんなZOOM初体験で、質問の仕方などもわからなかったようである。2,3度こういう公園を体験すると質問などもやれるようになるはずで、今回はいい体験をされたということだ。講演する側も、その点は考慮して、聴講者が質問できるように案内する必要があるだろう。

このZOOMによる講演は講師側としても、便利なことが多い。公演会場への往復の時間が節約できるし、その交通費も節約できる。服装なども適当でいいこともある。会場費用なども気にする必要がない。ただ、実際に会場で講演しているとその場で聴衆の反応がわかるのだが、ZOOMではなかなかそこまでは追えない。聴衆の顔はある程度の数は映し出せるのだが、実際に見るのとでは勝手が違うだろう。

講演が開始された時に、パソコン画面の動画をキャプチャーするアプリを使って、この講演をすべて録画してみるかと思った。しかし、事前に用意していなかったこともあり、動画撮影はやらなかった。受講者が勝手に講演を録画できるというのはどうなんだろう?ひょっとすると、ZOOM側で講演内容を動画撮影するのを禁じているかも知れないが。


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